パナホーム株式会社(本社:大阪府豊中市、社長:藤井 康照)は、このたび、感性価値を高めたワンランク上のくらしの提案で、都市部の新たな市場開拓を図る3階建賃貸住宅『Le‐stagemaison(レステージメゾン) FICASA3(フィカーサスリー)』を2016年4月15日より発売いたしました。
▼『Le‐stagemaison FICASA3』ホームページ
http://www.panahome-neos.com/products/lineup/lestagemaison/index.html『Le‐stagemaison FICASA3』は、パナホームが2012年から全国展開を進めてきた、女性の視点や感性に応える賃貸住宅コンセプト『ラシーネ』の概念を導入。ワンランク上のくらしを求める入居者のニーズに、高級感あふれるエントランスや屋内共用廊下、高遮音床、制震構造、住戸の設え等で応える、アパートでもマンションでもない新しい感性価値が特長の3階建の賃貸住宅です。オーナーにとっては、入居者人気を集める付加価値と敷地の活用効率の高い3階建により、競争力と収益性が見込める賃貸住宅経営が可能となります。
近年、都市部における賃貸入居希望者には、“くらしにこだわり、住む街にもこだわりたい”等のニーズがあります。しかし、これらのニーズに応える物件は、分譲マンションか高級賃貸マンション以外にはほとんど供給されていません。パナホームの「ラシーネ研究所」(※1)では、女性入居希望者のニーズと賃貸住戸の供給実態について独自に調査・分析を行い、アパートでもなく高級マンションでもない新たな賃貸住宅市場の存在に着目。マンションに近い“ラグジュアリー感(Luxury)”に“トキメキ感(Exciting) ”をプラスした、賃貸住宅の新しいステージ(Stage)にフィットする新商品として『Le‐stagemaison』とネーミングし、ターゲットエリアとなる都市部で展開してまいります。
■背景
近年、女性の社会進出や非婚・晩婚の増加に伴い、家賃の負担能力が高い女性入居者が増えています。女性のニーズに応える賃貸住宅は、安全・安心にくらせることはもちろん、外観・間取り・設備仕様・インテリアで、女性らしい嗜好や感性にマッチすることが重要となります。しかし、男女を問わず、都会的で洗練されたくらしへの関心が高い入居希望者にとって、ニーズを満たす物件は分譲マンションか高級賃貸マンション以外には供給数が少なく、家賃に見合う物件は希少性が高いといえます。
一方で、2015年1月の相続税改正に伴い、都市部および都市近郊部において影響を受ける土地所有者にとっては節税対策が急務となったことで、効果が見込める賃貸住宅経営の人気が高まっています。
こうした背景から、これからの賃貸住宅には、上質なくらしをイメージできる感性価値の高い建物や内装が求められるほか、耐震性能やセキュリティ機能、省エネ性能の高さも基本的な事項としてレベルアップが求められています。また、オーナーにとっても、入居希望者から選ばれ続ける競争力があり、資産価値の高い建物が長期安定経営にとって重要な要素となります。
■『Le‐stagemaison FICASA3』の特長
『Le‐stagemaison FICASA3』は、くらしへのこだわりが強い入居者に、『ラシーネ』の概念を導入し、これまでにパナホームが資産活用事業で培った総合力で提案する3階建賃貸住宅。入居者には、イキイキとしたトキメキ(Exciting)あふれるくらしを、高い感性価値と上質な空間で提供し、オーナーには、数ある物件の中から入居者に選ばれ続ける競争力と、3階建による高い敷地活用効率で、収益性が見込める賃貸住宅経営を提案します。
構造は制震鉄骨軸組構造を採用し、繰り返し発生する地震に対する強さはもちろん、縦横に柔軟な15cmピッチでの設計対応が可能です。また、準耐火仕様にすることで、準防火地域においても建築ができます。建物の階数は、一般的に課せられるケースが多い10mの高さ制限内に収まる3階建とし、設計対応力と併せて、各種の法的規制をクリアしながら建築することができます。
1. 都会的で高品位なくらしを創出する屋内共用部
『Le‐stagemaison FICASA3』の共用部は全て屋内に設け、高級感・快適性の創出とセキュリティ機能の向上を図っています。分譲マンションをイメージさせるエントランス(セキュリティ機能付)の横には、入居者同士や友人と会話を楽しめるラウンジを備えています。また、屋内廊下は、ホテルのような雰囲気を創ることができます。
屋内廊下の利点として、廊下の距離が短くなり、レンタブル比(共用スペースと専有スペースの比率)を大きくできます。また、住戸の配置が自由にでき、敷地を有効に使え、屋外廊下に比べて建設費を節約できることや、メンテナンスが容易になること等が挙げられます。
2. 女性の視点や感性に応える賃貸住宅コンセプト『ラシーネ』を導入
住戸や共用部には、『ラシーネ』によるトキメキが生まれるくらしのシーン(「美しい」・「楽しい」・「優しい」くらし)を具現化します。「美しい」くらしの提案例としては、足を伸ばしてリラックスできる広めのバスルームや、調湿・脱臭機能のあるエコカラットを採用したベッドルーム等があります。また「楽しい」くらしの提案例としては、ふたりで一緒に調理を楽しめる対面式キッチン等があります。さらに、「優しい」くらしの提案例として、忙しい毎日をサポートする豊富な収納スペースや家事効率を高めるレイアウト等があります。
3. 建物内外のアイテムのデザイン価値を向上
『Le‐stagemaison FICASA3』は、トキメキ感あふれるくらしを創出するため、建物内外のアイテムのデザイン価値を向上。外観イメージの重要なアイテムとなるバルコニーは、デザインノイズを無くしてシンプルさを追求したほか、日常的に使う住戸の玄関ドアは、入居者がステイタスを感じる重厚感あふれるデザインを採用しています。
4. 高遮音床「QON(キューオン)-50III」を標準採用
入居者の困り事として常に上位に挙がる項目が、上階や隣室からの生活音、階段・廊下の歩行音等の騒音です。『Le‐stagemaison FICASA3』の床には、優れた遮音性能を備えた「QON-50III」を標準採用しています。また、住戸間には遮音性の高い界壁を、屋内共用部の床にはカーペットを採用する等、静かで快適なくらしに配慮しています。
【QON-50IIIの遮音性能】
重量床衝撃音 LHr-55等級
軽量床衝撃音 LLr-50等級
パナホームの従来仕様に比べ、上階からの軽量床衝撃音を約3分の1(LLr-50等級)に低減(※2)。重量床衝撃音はLHr-55等級(※3)を実現し、上階からの衝撃音を約2分の1に低減します(※2)。
■『Le‐stagemaison FICASA3』の概要
商品名:『Le‐stagemaison FICASA3』
発売日:2016年4月15日
構造:制震鉄骨軸組構造
プラン:フリープラン
参考価格:モデルプラン 3.3平方メートルあたり69万円台(消費税込)
※延床面積600.57平方メートル(181.67坪)・3階建
※単身向け1LDK・15戸
※価格は、地域、延床面積および設備・仕様等により異なります
販売地域: 北海道、沖縄および多雪地域を除く全国
販売目標: 初年度120棟(1,000戸)
◎「つくば集合住宅技術館」について
今回新発売の『Le‐stagemaison FICASA3』が提案する空間・設備・仕様のほか、パナホームの賃貸住宅のさまざまな情報をご紹介している「つくば集合住宅技術館」を、パナホームの筑波工場内に設置しています。
所在地:茨城県つくばみらい市台1000番地
パナホーム株式会社 筑波工場内
営業時間: 10:00~17:30(水曜日定休)
完全予約制
※1:パナホームは2012年7月、『ラシーネ』の全国展開にあたり、社内研究組織として、同社やパナホーム不動産株式会社、パナソニック株式会社、女性プロデューサー、女性建築家等で構成する「ラシーネ研究所」を設立。「ラシーネ研究所」の基本理念は、松下幸之助創業者の住まいへの想い“住まいは人間形成の道場である”に加え、パナホームの企業メッセージ“くらし価値を生み出す会社”を融合し、良い住まいを提供することにあります。あらゆる世代の女性の声に耳を傾け、女性視点で価値観やライフスタイル、ニーズなどを研究し、女性ならではのこだわりや理想に応える“くらしの価値”を追求していきます。
※2:上階からの軽量・重量衝撃音の感じ方には個人差があり、体感が異なる場合があります。
※3:LHr-55とは、RC造スラブ厚200mm相当の遮音性能に該当します。
▼[パナホーム プレスリリース] 『Le‐stagemaison FICASA3』新発売(2016年4月14日)
http://www.panahome.jp/company/news/release/2016/0414.html■お問い合わせ先
パナホーム株式会社 広報・宣伝部
〒560-8543 大阪府豊中市新千里西町1丁目1番4号
TEL 06-6834-1955
井筒 克彦・古矢 直美
http://www.panahome.jp/<関連情報>
・『ラシーネ』スペシャルサイト
http://www.lacine.jp/※標準仕様とされている内容はパナホーム推奨のものであり、お客様のご要望・建築地域・販売会社その他の要因により、採用・搭載されない場合があります。
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