謹んで地震による災害のお見舞いを申し上げます。
この度の熊本エリアの地震におきまして、亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆様と被害を受けられたすべての方々に、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。
一日も早く復旧されますことをお祈り申し上げます。
株式会社東洋ハウジング(本社:千葉県鎌ヶ谷市、代表取締役社長:西峰 秀一)は、2016年4月14日に発生した熊本地震を受け、本震(震度7)・大余震(震度6強)・中余震(震度6弱)などの繰り返す揺れを制する「制震装置」がセットになった「熊本地震・復興支援付き住宅・ゆとろぎの家」を発売いたします。本住宅は、注文住宅事業部の新鎌ヶ谷モデルハウス「nagomino」「ソトナカ」、当社分譲地の「子育てナンバーワンの街・千葉ニュータウン」「エコタウン流山おおたかの森」にて発売、購入額から1棟30万円が熊本県への義援金となります。
注文住宅「nagomino」「ソトナカ」
http://toyo-lab.com/「子育てナンバーワンの街・千葉ニュータウン」
http://toyo-housing.jp/eco-town/chiba-NT/「エコタウン流山おおたかの森」
http://toyo-housing.jp/eco-town/ootakano-mori/■「平成28年熊本地震」の被害傾向
2016年4月14日夜、熊本県で最大震度7の地震を観測した「平成28年熊本地震」。本地震は、大きな余震が多い、揺れが局地的、窒息死・圧死が多い、この3つの特徴が見受けられました。
特に今回の地震の死者は窒息死・圧死が多いことが報告されています。熊本県内でこれまでに亡くなったことがわかっている9人のうち、益城町では倒壊した家屋の下などから発見された男女8人が死亡、このうち4人が窒息死、3人が圧死でした。原因は震源が浅く、非常に強い揺れが発生したことで家屋の倒壊が起き、結果的に窒息死や圧死が多くなったと考えられています。
■日本の木造住宅における地震対策「耐震・免震・制振」
日本の木造住宅の地震対策は、大きく分けて耐震・免震・制振があります。通常はどれか一つの構造を基本とした設計となりますが、耐震構造に免震構造や制振構造の工法をバランス良く組み合わせることで、より良い地震対策が可能となります。
<耐震構造>
耐震構造とは筋交い(すじかい)や面材耐力壁、耐震金物などで建物を補強し、揺れに対抗させることで倒壊を防ぐ構造です。揺れに対抗させるため、地震の揺れが建物にそのまま伝わりやすく、2階以上の階では1階に比べ揺れが大きくなります。
<免震構造>
免震構造は、建物と地面の間に免震層を設置して、地震による揺れを建物に伝えない構造です。この方法は最大約90%程度まで地震の揺れを低減することが可能となり、地震の揺れ対策としては最善と考えられています。ただ設置費用が高いため、アパートや高層マンションに多い構造です。
<制振構造>
制振構造は、壁の中に制振装置などを取り付け、地震や風により建物が揺れる時の振動エネルギーを熱エネルギーに変換し吸収することで、建物の揺れを抑え損傷を小さくする構造です。
制振構造は、耐震構造と免震構造の中間的な位置付けとなり、設置費用や効果などを考慮した場合、現在の住宅建築では最も有効な地震対策といえます。
■「熊本地震・復興支援付き住宅・ゆとろぎの家」とは
「ゆとろぎの家」は建物を補強する耐震構造のうえさらに、本震(震度7)・大余震(震度6強)・中余震(震度6弱)などの繰り返す揺れを吸収して、建物の損傷を抑える「制震装置」を合わせて標準搭載しています。東洋ハウジング40年の注文住宅で培った「ナレッジ・デポ」を活用し、建物の全半壊、倒壊を防ぐと共に、建物に起因する圧死や窒息死の大幅軽減が期待できる、地震に強い、安心・安全の住まいづくり「耐震工法+制震装置住宅」を可能としました。
マグニチュード(M)7クラスの首都直下地震は、今後30年以内に発生する確率が70%程度と予測されています。当社は、地震対策を施した住まいを手に入れることで、安心・安全をも皆様に手に入れてほしいと考えます。
また義援金につきましては、当社が住宅購入者に代わり「ふるさと納税制度」を活用して寄付いたします。寄付を通じて熊本の人を応援、お礼品を通じてあらたな地域の魅力を知る。寄付金を有効活用した地域づくりに貢献でき、地域の生産者も喜び、寄付した人もお得になる、みんなが幸せになれるようにという想いから生まれたのが「熊本地震・復興支援付き住宅・ゆとろぎの家」なのです。
■「ナレッジ・デポ」とは
ちゃんとした性能+自分に合った家+最適な価格。
多彩なバリエーションの中からあらかじめ図面~組立てを構築する新しい住まいづくりの方法です。まず経験則に照らし合わせ、図面を作成、その図面に合わせた部材流通や加工・組み立てのしくみをあらかじめミニマムで構築しておきます。
お施主様は、すでにある多くのライブラリーから建てる家を決めることになるため、最適・最短のプロセスで家をつくることができ、同じ品質であれば初めからオリジナルで設計するよりも、ぐっとコストが下がり、瑕疵の確率もかなり少なくなります。
■会社概要
商号 : 株式会社東洋ハウジング
代表者 : 代表取締役社長 西峰 秀一
所在地 : 千葉県鎌ケ谷市新鎌ヶ谷3-2-9
設立 : 1977年2月
事業内容: 注文住宅の設計施工、建築条件付土地の販売
URL :
http://www.toyo-housing.jp/詳細はこちらプレスリリース提供元:@Press