大和ハウスグループ3社では、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2016年度グッドデザイン賞」に応募し、「住宅・住空間部門」、「地域・コミュニティづくり/社会貢献活動」の2部門において、4商品・1プロジェクトが受賞しました。
■ 2016年度グッドデザイン賞受賞商品
※1.当商品は、当社を主体とする3社の共同開発事業になります。
※2.当プロジェクトは、一般社団法人まちにわ ひばりが丘を主体とする7社の共同プロジェクトになります。
参考資料
■住宅・住空間部門受賞
●分譲マンション「ひばりが丘フィールズ」(1番街・2番街・けやき通り)
大和ハウス工業株式会社・株式会社コスモスイニシア・オリックス不動産株式会社
■地域・コミュニティづくり/社会貢献活動部門受賞
●エリアマネジメント「まちにわ ひばりが丘」
一般社団法人まちにわ ひばりが丘・大和ハウス工業株式会社・住友不動産株式会社・株式会社コスモスイニシア・オリックス不動産株式会社・独立行政法人都市再生機構・HITOTOWA INC.
「ひばりが丘フィールズ」は、1959年に建設された首都圏初の大規模団地「ひばりが丘団地」の団地再生事業の一環として建てられた分譲マンションで、日本初の「事業パートナー方式によるPPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)手法」を取り入れました。
当再生事業では、コミュニティスペースやカフェ、共同菜園、カーシェアリングを備えたエリアマネジメントセンター「ひばりテラス118」や保育施設、公園などを設けました。これらの施設利用者のコミュニティがつながる配置計画の策定や、継続的に地域のエリアマネジメントに関与することで、ハードとソフトが一体となった開発を行いました。
また、「ひばりテラス118」には、一般社団法人「まちにわ ひばりが丘」(※3)の専門スタッフが常駐し、施設の運営やイベントの開催など、さまざまな活動をサポートしています。
「まちにわ ひばりが丘」は、2020年にはエリアマネジメント全体を住民主導へ移管し、住民のみなさまが住民同士でまちをつくる未来を目指します。
※3.デベロッパー4社と独立行政法人都市再生機構の連携のもとに誕生した一般社団法人
「ひばりが丘フィールズ」URL:
https://www.daiwahouse.co.jp/mansion/kanto/tokyo/hibarigaoka/「まちにわ ひばりが丘」URL:
http://machiniwa-hibari.org/■住宅・住空間部門受賞
●分譲マンション「イニシア練馬豊玉」 株式会社コスモスイニシア
「イニシア練馬豊玉」(東京都練馬区)は、地上7階建て、総戸数38戸の分譲マンションです。
当物件では、DIYによる空間コーディネートを提案するサービス「セルフデコレーションサービス」を実施しました。本サービスでは、マンション内の一住戸を「セルフデコファクトリー(DIY工房)」として竣工後約4ヶ月間開放し、DIYイベントやワークショップなどを行ったほか、専門のスタッフが工房に駐在し、DIYのサポートを無償にて実施しました。
本工房で色やデザインを試したり、専門のスタッフに相談をすることで、よりDIYに取り組みやすい環境を提供しました。
●リノベーション住宅「編集する家」 株式会社コスモスイニシア
「編集する家」は、地上6階建て、総戸数57戸の分譲マンション「パレ二子玉川」(1983年竣工・東京都世田谷区)の一住戸をリノベーションしたものです。
当物件は、ご入居者が住みながらいつでも自由に部屋数を変更できるリノベーション住宅です。水回りを中央に配置することで動線を多様化するとともに、可動間仕切りによって空間を仕切れるため、様々な間取りやレイアウトを実現する、新しい住まい方を提案しました。
●蔵リノベーション「綾瀬O邸リノベーションプロジェクト」 株式会社コスモスモア
蔵リノベーション「綾瀬O邸リノベーションプロジェクト」(東京都足立区)は、明治時代に建てられた蔵を、コミュニティスペース・書斎としたものです。
当物件は、低い天井を撤去し、梁や小屋裏をあらわにすることで、吹抜けのような空間の広がりを確保。ペンダントライト(※4)や、梁裏に設置した空調により、開放的なコミュニティスペースを実現しました。また、建具やテーブルには、蔵にあった素材を加工・再利用することで、建物の歴史を次世代に受け継ぐ計画としています。
あわせて、庭園を一望できるピクチャーウィンドウ(※5)を採用した書斎を設けました。
※4. コードやチェーンで天井から吊り下げる照明器具。
※5. 眺望のため、居間などに設ける大きな窓。
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