ダイヤモンドメディア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:武井 浩三、以下「当社」)は、不動産業界初となるリーシングマネジメントシステム『Centrl LMS』(読み:セントラル・エルエムエス)を一般向けに正式公開しました。
2015年11月より一部の取引先様限定でご提供してきた同サービスのご提供範囲を拡大し、全ての不動産管理会社様がご利用可能となります。
『Centrl LMS』:
https://centrl.cc/■『Centrl LMS』サービス概要
『Centrl LMS』は、管理会社の募集業務を可視化し、簡単に分析・効率化できるリーシングマネジメントシステムです。
今まで可視化することが難しかった不動産管理会社の「募集業務」を可視化しプロセス改善を可能にするサービスです。不動産賃貸業界が従来抱えてきた、「不動産オーナー・管理会社・募集会社の三者間で募集状況を横断的に把握することができない」という構造的な問題にアプローチし、募集業務で発生する様々な情報を収集します。それらの情報を元に、空室日数の削減や賃料の最適化を行っていくことで、管理会社は不動産資産価値を引き上げるためのオーナーへの提案や募集活動を行うことも可能になります。
詳細:
https://centrl.cc/■『Centrl LMS』開発の背景
当社は、不動産ソリューションカンパニーとして不動産業界にITソリューションを提案すべく、2007年より様々なサービスを開発・提供してまいりました。その中で見えてきた一つの課題が、「リーシング業務(募集業務)」を、全体を通して可視化することが難しかったということです。具体的には、募集条件決定から新規入居者の申し込みに至るまでのプロセスが不動産オーナーから見えないばかりか、管理会社自身もその期間の様々なデータや情報を活かすことができていませんでした。人口減少・デフレ経済社会において、不動産資産価値は近年頭打ちを迎えると考えられており、不動産オーナーにとってインカムゲインの重要性は増すばかりです。本来、管理会社はオーナーの代理人として、不動産資産価値の最大化をゴールにおき、そこから逆算した募集条件の設定や、数値に基づいた分析、満室を維持するための施策検討を行うことが求められます。しかし実態として、このような取り組みを行うための情報やデータを得ることは難しいのが現状でした。
■『Centrl LMS』機能詳細
このような課題を解決するために当社が開発したのが『Centrl LMS』です。物件データなどの賃料履歴、反響データなどの営業履歴、そして競合物件などの市場データを自動で収集し、管理会社ごとに集約・分析したデータをダッシュボードから閲覧できるようにします。多彩なレポーティング機能を携えており、オーナー向けのレポートが難しい操作なしですぐにダウンロードできたり、5分以内でその日の営業記録などを確認できたりと、管理会社の担当者様の負担を削減する機能が盛り込まれています。
『Centrl LMS』を募集業務に活用することで、今まで担当者の「感覚」のみによって決められていた賃料設定や仲介業者評価に数値化された「根拠」が追加されます。また、募集成果が全社単位・物件単位で可視化できるようになるため、データを元にPDCAサイクルを実現することも可能になります。
■4つの特徴
1) 自動で物件データを収集。管理会社は毎日インターネット上の情報を見にいく必要がなくなります。
今まで担当者が手入力していた物件データや、仲介業者がインターネット上に掲載している情報を自動で収集します。毎日物件ごとに行う必要があったインターネット上の情報収集の手間から解放されます。
2) 難しい操作は一切なし。1クリックで日報や募集状況レポートを作成可能。
色々なところに分散した資料やデータをExcelに入力したり、提出用のレポートに成形したりする必要がなくなります。
3) 申込み後、最短3日目から利用可能。現場研修が無料でついてくるから、パソコン操作が苦手でも使えます。
お申込み後、最短3日ほどでデータが自動で集まります。現場スタッフの方向けに、実際の画面を用いた最大6回(月1回)の導入研修を実施します。
4) 第三者機関による脆弱性診断を定期的に実施。安心してご利用いただけます。
『Centrl LMS』は全ての通信を暗号化しており、第三者機関による脆弱性診断を定期的に実施し、クリアしています。
■料金体系
費用は、募集空室数・利用人数に応じた従量課金制です。初期費用50万円(税別)、1物件あたり100円(月額※)からのご利用が可能となります。詳細はお問い合わせください。
※ 空室数500以上の場合
■ダイヤモンドメディア株式会社について
ダイヤモンドメディア株式会社は「不動産業界における健全なマーケットの育成」をコンセプトに仲介業者・管理会社・不動産オーナー向けサービスを開発・提供するテクノロジーベンチャー。取引実績は東急住宅リース、三井不動産レジデンシャルリース、ミサワMRD、アンビションなど、200社以上。
2007年の会社設立時より経営の透明性をシステム化。「給与・経費・財務諸表を全て公開」「役職・肩書を廃止」「働く時間・場所・休みは自分で決める」「起業・副業を推奨」「社長・役員は選挙と話し合いで決める」といった独自の企業文化は、「管理しない」マネジメント手法を用いた日本初のホラクラシー企業(※)としても注目されている。
(※ホラクラシー企業とは:ホラクラシー経営という経営スタイルを採択する企業のこと。ホラクラシーとは、「全体性」を意味する単語「ホロン」から生まれた組織思想。従来の階層型とは対局的に、個人に役職ではなく役割が与えられ、意思決定と実行をチームが主体的に行う。チーム間に上下の関係はなく、上層からの統率ではなく自走的に組織が動く。アメリカの靴EC大手ザッポスが導入したことで、世界的に注目され始めた経営手法。)
会社名 : ダイヤモンドメディア株式会社
所在地 : 東京都港区南青山4-9-1 シンプル青山ビル1F
設立 : 2007年9月
代表者 : 代表取締役 武井 浩三
資本金 : 2,000万円
URL :
http://www.diamondmedia.co.jp/事業内容: Centrl事業
不動産ソリューション事業
【参考資料】稼働率改善の影響力
1.空室日数について
平均空室日数を2日短縮すると、0.1%稼働率が改善します。
※計算例
100 - 55/365×20=96.986%
100 - 54/365×20=97.041%
100 - 53/365×20=97.096% (0.1%UP)
→管理戸数1万戸・年間賃料収益が100億円の場合、純粋賃料収入が1,000万円増加。
2.賃料について
平均賃料を1%増加させると、年間賃料収入が1%増加します。
※計算例
平均賃料10万円→10万1000円(1%UP)
平均賃料8万円→8万800円(1%UP)
→年間賃料収益が100億円の場合、純粋賃料収益は1億円増加。
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