1,000万円以上儲かった会員10万人、総額1兆円の個人資産を増やしたサイト競合なしの“ブルーアイランド戦略”が成功のカギ
不動産に関するコンサルティングを行う、スタイルアクト株式会社【東京都中央区・代表取締役:沖有人(おきゆうじん)】は、会社設立から蓄積してきた不動産ビッグデータをもとに2004年から運営する不動産価格情報サイト『住まいサーフィン』の会員数が2017年3月末日で20万人を超えました。
『住まいサーフィン』は、マンションの売買をする時に知りたい情報である「評価・時価・資産性」を“見える化”し、会員制で公開している不動産情報サイトです。
情報格差を温存しすぎる不動産業界に疑問
不動産の適正価格はわかりにくく、情報社会の現代でもが公開されていない内容が多くあります。
当社の代表である沖は、コンサルティング業界出身であり、情報格差のある顧客視点ではない不動産業界に違和感を持ち、不動産業界全体を翻訳して消費者に伝える“不動産コンサルティング”という職種が必要だと考えるようになりました。19年前の起業当初は「不動産でコンサルティングに費用を払う人はいない」という理由から「食べていけない」と周囲からの反対もありました。しかし「納得できる不動産情報を知りたい」と思う消費者が多いと確信していた沖は、前例のない“不動産データ”“統計”“IT”を組み合わせて情報を提供するサイト『住まいサーフィン』という、ニッチ市場を作りました。このようなニッチ市場でトップになる戦略を“ブルーアイランド戦略”と名付け、起業家へアドバイスもしています。
現在では『住まいサーフィン』の会員数が20万人を超え、その内1,000万円以上の含み益を出した会員が10万人程度いると考えられ、総額1兆円の個人資産の形成に影響を与える結果が出ています。会員の中で購入者が8割、中古価格査定時の含み益が出ている人が8割であり、会員の半分が含み益を出しています。
現在、会員数は年間28,000人のペースで増加しています。今後は購入だけでなく売却も支援できるシステムを導入し、2020年には35万人の会員数になることを目指しています。
事業撤退を決め、本を執筆したことで成功の法則に気付く
『住まいサーフィン』を考案する以前のITバブルが終った時期に「これ以上の成長はないかもしれない」と事業撤退を考えたことがありました。その時に、集大成として「本を書かないか」という提案があり『マンションは10年で買い替えなさい』を1年かけて執筆しました。本に経験をまとめる中で「儲かる仕組みを形にできる」と気付き『住まいサーフィン』内でも、マンションごとに資産性の高さを公表している“沖式儲かる確率(沖式推奨物件)”や“沖式利回り”の算出方法を確立しました。この本は、儲かる確率を上げるための「7つの法則(※)」をまとめ、ベストセラーになりました。
※7つの法則:いつ(1.安い時に)、どこに(2.都心寄りに、3.駅近に)、どんな物件を(4.総戸数が多く、5.低層よりタワー、6.ワンルームではなく、ファミリータイプに)、いくらで(7.沖式時価より安く)
ニッチトップ市場を築いた不動産情報サイト『住まいサーフィン』
『住まいサーフィン』は、マンションの売買をする時に知りたい情報を“見える化”している不動産の情報サイトであり、レストランの口コミサイトのように、マンションの評価・時価・資産性を無料会員制で公開しています。
『住まいサーフィン』のマンション評価は、住戸設計・住戸環境・使い勝手・共用部分・コストパフォーマンスの5項目をサイトの会員が評価して共有しており、現在の件数は、1.5万件、6,000棟(※)になります。時価については、新築は周辺中古成約事例から適正価格を算出し、中古は日本最大のビッグデータを独自の算法で成約ベースの時価を号室単位で査定できるようにしています。資産性に関しては、新築に対して含み益が出る確率を開示し、物件立地と物件属性の「7つの法則」から過去の周辺物件が含み益を出した確率から算出しています。
『住まいサーフィン』の会員は、沖の著書で理論を学び、実践の際には個別のマンションを『住まいサーフィン』でサイトにある情報を参照しながらマンションの売り買いを行っていますが、これまでに1,000万円以上の含み益を出した会員が10万人程度いると考えられ、総額1兆円の個人資産の形成に役立ったと考えられます。
『住まいサーフィン』
https://www.sumai-surfin.com※2017年3月時点
競合ゼロの“ブルーアイランド戦略”
ブルーオーシャン戦略は誰もいない大きな市場を独占する事業戦略とことを言いますが“ブルーアイランド戦略”はニッチ市場でトップになる戦略であり、沖が名付けました。組み合わせで“ニッチ市場”は出来ますが“不動産データ”“統計”“IT”を組み合わせ作ったものが、当社の『住まいサーフィン』です。
「経験と勘と度胸」で事業を行うと言われてきた不動産業界に「データ×統計×IT」を持ち込み、数値化したことで、誰もがマンション購入の判断情報を得られるようにしました。
ニッチトップとして確立をした後は、革新を繰り返し、昨日の自分たちを上回るサービスレベルに挑戦し続けることになりますが、結果的に、競合となるものが無くなるので、トップ企業として集客力で圧倒することになり、価格競争力を持つに到ると考えています。
スタイルアクト株式会社
代表取締役 沖 有人(おき ゆうじん)
1988年、慶應義塾大学経済学部卒業。監査法人トーマツ系列のコンサルティング会社、不動産コンサルティング会社を経て、1998年にアトラクターズ・ラボ株式会社(現在のスタイルアクト株式会社)設立。住宅分野において、マーケテイング・統計・ITの3分野を統合し、日本最大級の不動産ビッグデータを駆使した調査・コンサルティングを行っている。また講演依頼も多く、講演では「不動産を最もわかりやすく解説する人」と紹介されている。
自らの経験をもとに考案した“ブルーアイアンド戦略”は、起業しニッチ市場でトップを目指す若い世代にノウハウを伝え、日本の経済をリードする若者の育成も視野に入れた事業展開を行っている。
【会社概要】
社名 :スタイルアクト株式会社
代表 :代表取締役 沖 有人(おき・ゆうじん)
本社所在地 :東京都中央区銀座6-2-1 Daiwa銀座ビル7階
電話番号 :03-5537-6333(代表)
ホームページ :
http://www.styleact.co.jp/設立 :1998年11月
資本金 :5,000万円
社員数 :50名
売上高 :9.5億円(グループ合計 2016年度)
事業内容 :コンサルティングおよび調査、IT関連業務、不動産仲介業、不動産賃貸管理業
主なサービス :「タワーマンション節税」を始めとする、タックスマネジメントを組み合わせた、
不動産投資手法のコンサルティング
マンション情報サイト「住まいサーフィン」
賃料査定サービス「スタイルレント」
住宅系不動産に関する法人・個人向けのコンサルティング・調査サービス
◆ 住まいサーフィン 『クレヴィアタワー池田山』物件評価ページ
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