コミュニケーションロボットベンチャーと宅配ボックスの最大手が展開する業務提携第一弾として“世界初!?ロボットが荷物到着を知らせてくれるサービス”がスタートします。 2017年7月1日サービス開始予定
「ロボティクスで世の中をユカイにする」をテーマに、ネットとリアルを繋ぐプロダクトをつくるユカイ工学株式会社(代表:青木俊介、本社:東京都新宿区 以下、ユカイ工学)と宅配ロッカーの最大手である株式会社フルタイムシステム(代表: 原 幸一郎、本社: 東京都千代田区岩本町 以下、フルタイムシステム)が、生活の更なる豊かさ、楽しみを追及すべく業務提携という形で双方の強みを生かした相乗効果を図ることになりました。
このことにより未来につながるIoTを活用した家の中と外をつなぐ新しいコミュニケーションツールとして、サービスコンテンツをさらに拡大することが可能になりました。
<世界初!?宅配ロッカーとロボットのコラボレーション>
フルタイムシステムの宅配ボックスからの荷物の情報を「BOCCO」を介して通知できるサービスを開始いたします。これまでは無機質になりがちなEメールやインターホンからの通知でしたが、これからはロボットから発せられる“言葉”での通知が実現することで、日常のシーンにも新たなコミュニケーションが加わります。将来的には宅内のセンサと連動し、在宅状況の把握などといった新たなサービスを提案してまいります。
■“ロボットが荷物到着を知らせてくれるサービス”の概要イメージ
新サービスは、フルタイムシステムの宅配ボックスに荷物が届くと、宅内のBOCCOが「荷物が届いたよ」と発話すると同時に、外出中の場合でも家族のスマホへ通知が届く仕組みです。
着荷情報をロボットが声でお知らせしてくれ、且つ外出先でもその状況が把握できるという世界に先駆けた新サービスとなっております。BOCCOは共働き家庭での活用が多いコミュニケーションロボットのため、宅配ボックスの利用者との親和性も高いものであると考えております。
1.BOCCOアプリ内の外部サービス連携機能である『BOCCOチャンネル』(2017年5月下旬公開予定)で「フルタイムシステム」との連携を設定します。(※事前にBOCCOアプリでの設定が必要になります。)
2.フルタイムロッカーに荷物が入ると、
3.宅内のBOCCOに着荷情報が通知され、BOCCOが発話します。
4.外出先のユーザーのスマホにも着荷情報のメッセージが通知されます。
【BOOCOデモ展示会のお知らせ】
ショールーム(千代田区岩本町)にて実物を触って動かしていただき、新サービスを体感していただくことができるデモ展示会を行います。会場の都合上、事前予約制とさせていただきます。FAX返信用紙にてご希望の日程、時間をご連絡いただきますようお願い申し上げます。
<フルタイムロッカーとは>
フルタイムロッカーとは、コンピュータ式のロッカーで遠隔操作により扉が開錠できたり、宅配ロッカー運用でのポイントである、滞留荷物(3日以上ロッカーに保管される)の取り出しを促進する通知をしたり、クリーニングの受け取りや預け入れ、書留郵便の受け取り、決済機能や冷蔵機能付き、レンタサイクル、カーシェアリングなどのシェアリングなど、お客様の利便性や住生活の向上を目指して発明された宅配ボックスです。分譲マンションを中心に約26,000件に設置されています。
<フルタイムロッカーの開発経緯>
フルタイムロッカーの開発者であり、フルタイムシステムの創業者である社長の原は、宅配ロッカーがなかった時代から、物流や小売りの現場でオムニチャネルが一般化する事を見越し、開発に尽力してきました。常に時代を一歩リードする商品開発ができているのは、他メーカーとの圧倒的差別化にもなっているコントロールセンターの存在が挙げられます。
原は、創業と同年の1986年、当時本社のあった大阪に、365日24時間、ロッカーを遠隔管理するコントロールセンターを開設しました。宅配ロッカーはそれまでなかった製品ですから、慣れないご利用者様が、「もし荷物が取り出せなかったらどうしよう」と心配することがないよう、夜間、休日を問わずいつでも繋がるセンターを作ったのです。オープンから32年、今日に至るまで、自社社員による自社運営を貫き、利用者様からいただく声と真摯に向き合い次の商品開発に活かしてきました。
結果、クリーニングの受け取りや預け入れ、書留郵便の受け取り、決済機能や冷蔵機能付きなど様々なサービス、機能を追加し、宅配ロッカーの発展に貢献してきました。
創業時にはなかったインターネットが登場し、お客様は、いつでもどこからでも欲しいものを注文できるようになった現在、その環境変化のスピードに遅れることなく、フルタイムロッカーはその機能を進化させています。
ユカイ工学が企画・開発する「BOCCO」は、シンプルな操作性ながら、家族間での音声やメッセージのやり取りのほか、スマホで外出先からドアや鍵の開閉が分かるセンサとの連動、天気予報などの知りたい情報をアプリ(※)を介してしゃべってくれるなど様々な機能を持つコミュニケーションロボットです。(※YAHOO!JAPANの組み合わせサービスアプリ「myThings」)
BOCCOは、インターネット経由でスマホと音声メッセージをやりとりできるほか、BOCCO側から送った声を文字化したり(こえ文字メール)、スマホから送ったメッセージを読み上げたり、家庭内のセンサの情報をスマホに通知することができます。
これにより、家族の様子を外出中でも知ることができ、忙しい毎日の中でも家族との何気ないメッセージのやりとりを楽しむことができます。
BOCCOの名前は、東北・秋田の方言で子供のことを「ボッコ」ということに由来します。“座敷わらし”のようにそこにあると幸せを呼ぶような存在になればとの願いが込められています。インターネットに接続するためのWiFiと、センサと通信するためのBluetoothの機能を搭載しています。
インテリアにマッチする違和感のないデザインをテーマに、“ロボットだと一目で伝わる”こと、ペットのように溶け込む柔らかい印象で“一家に一台、ロボットのある暮らし”を提案したかったため、近未来的なイメージのロボットではなく、素朴なデザインを心かげました。
BOCCOの開発者であり、自身も父親でもある代表の青木は、「アプリで知り合いが昼に何を食べたかを見るよりも、子供と会話することを重視したい」と、SNSなどのコミュニケーションのあり方に違和感を抱き、家族をつなぐロボット「BOCCO」の開発に着手しました。
実際に忙しい仕事の合間にBOCCOを通じて家族とコミュニケーションをとり、やりとりが増えたことでより家族を身近に感じることができるようになりました。
また自身が使うことによって次なる開発のヒントを得ながら、さらなる機能向上のための開発をおこなっています。
<BOCCO製品情報>
製品名:BOCCO(ボッコ)
価 格:29,000円(税込31,320円)
付属品:ACアダプター/振動センサ/両面シール/センサーストラップ/単4電池 x2(振動センサ用)/取り扱い説明書
※使用にはWiFi環境が必要です。
2015年度グッドデザイン賞受賞
2016年度キッズデザイン賞受賞
公式サイト:http://www.bocco.me/
振動センサ(単体販売)
価格:3,980円(税込4,280円)
玄関ドアや振動するものに取り付けると振動を検知した際に通知がスマホに届きます。
子どもが学校から帰宅したタイミングも分かるので安心です。
鍵センサ(単体販売)
価格:3,980円(税込4,280円)
玄関ドアの鍵の開け閉めをスマホに通知します。
「あ、鍵かけたっけ?」と鍵の閉め忘れを外出先からも確認できます。
<無料アプリ情報>
アプリ名:BOCCO
対応OS:iOS 8.0以降 Android 4.4 , 5.0 , 5.1 , 6.0
https://itunes.apple.com/jp/app/bocco/id961851448
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.uxxu.bocco.android
<BOCCO取り扱い先>
ネット販売に加え、実店舗での取り扱いも着々と増えています。
『DMM.make ROBOTS 』: http://robots.dmm.com/robot/bocco
『Amazon』: http://www.amazon.co.jp/gp/product/B015SQSYCQ
『セレクトショップAQUA』: http://www.importshopaqua.com/goods.cgi?sg1=bocco
『二子玉川 蔦屋家電』、『渋谷ロフト』、『イオンスタイル幕張新都心』、『エディオン蔦屋家電』、『フルタイムシステム ECサイト』(6月中旬より販売開始)
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