ARUHI「単身女性の住宅ローン利用状況調査」発表将来への不安から?堅実な単身女性の住宅購入事情

アルヒ株式会社

2017年7月27日 16時30分

アルヒ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長 CEO兼COO:浜田 宏、以下:ARUHI)は、ARUHIの【フラット35】を利用した女性単身者の成約データより「単身女性の住宅ローン利用状況調査」を実施いたしました。
近年、女性の社会進出の増加や男性及び女性の生涯未婚率の増加※によって単身女性が増えるなかで、年金不安による単身でいる将来への不安、そして低金利による資産運用への意識が高まっています。女性を主債務者とする場合の単身者の割合も、2014年の11%から2016年の17%へと、2年間で6ポイント増加(ARUHI調べ)しており、単身女性の住宅ローン利用者は年々増加しています。そこで、今回ARUHIは、2016年にARUHIが融資を実行した単身女性495名を対象に調査を行い、どのような単身女性が住宅ローンを利用しているのか、傾向を分析しました。

※国立社会保障・人口問題研究所によると、2015年の生涯未婚率は男性が23.37%で5年前より3.23ポイント増、女性は14.06%で同3.45ポイント増。


【調査結果のサマリ】
■購入時の年齢は平均42歳、7割以上の女性が30~40代のうちに購入

■購入金額は平均2,596万円、借入金額は2,186万円!年収に比例して金額がアップ
年収にあう身の丈にあった購入をしている人が多く単身女性の堅実性が現れている

■住宅購入が身近に、幅広い年収層で住宅購入が進む
またパートタイマーや派遣社員、短期社員の方など幅広い層が住宅を購入している


<調査概要(ARUHI調べ)>
●調査地域 :全国
●調査対象 :2016年に融資を実行した女性495名
●調査データ:ARUHIの【フラット35】を利用した女性単身者の成約データより
●調査期間 :2016年1月1日~2016年12月31日
※金額は1万円未満を切り捨てで記載


■購入時の年齢は平均42歳、7割以上の女性が30~40代のうちに購入

単身女性の購入時の年齢を調査したところ、平均年齢は42歳で、中央値もほぼ変わらず41歳でした。年代ごとの割合を見ると、40代での購入が最も多く41.5%、次いで30代が32.6%、50代が13.4%で、以下20代が7.9%、60代が4.5%、70代が0.2%という結果(図1)で、30~40代の単身女性による購入の多さが際立つ結果となりました。

図1:単身女性の購入時の年齢



■購入金額は平均2,596万円、借入金額は2,186万円!年収に比例して金額がアップ
年収にあう身の丈にあった購入をしている人が多く単身女性の堅実性が現れている

単身女性の住宅購入金額を見ると、平均は2,596万円、中央値は約2,500万円という結果になりました。また全対象者の借り入れ金額の平均は2,186万円で、中央値は約2,000万円でした。一方、単身男性の場合は購入金額が約2,750万円、借り入れ金額は約2,460万円で、男性と比べて女性の方が抑えた金額の物件を購入・借り入れしており、堅実性が伺えます。年収別の平均購入金額をみると、年収が上がるごとに高額な物件を購入する傾向があります(表1)。また、年収別の平均借入金額をみると、ほぼ年収に比例して借入金額も増加しており(表2)、年収に応じた身の丈にあう家探しをしている様子が伺えます。

表1:単身女性の年収別の平均購入金額 表2:単身女性の年収別の平均借入金額



■住宅購入が身近に、幅広い年収層で住宅購入が進む
またパートタイマーや派遣社員、短期社員の方など幅広い層が住宅を購入している

今回の調査によると、住宅を購入している単身女性の約5人に1人が年収200万円台でした(図2)。全体でみても、年収200万円台~400万円台に多く分布しています。この結果が示す通り、単身女性の住宅購入は、ごく一部のキャリアウーマンを対象とした話ではなく、働く女性にとって現実的な選択肢となっていることが分かります。

図2:単身女性の購入時の年収


また、一般的に審査が通りやすいとされている、医療従事者や公務員の女性単身者が目立ちましたが、一方で、パートタイマーや派遣社員方も多数、住宅購入を叶えるなど(図3)、幅広い年収層、職種の単身女性が住宅を購入し、単身女性にとって住宅購入が身近なものとなっていることが分かりました。

図3:単身女性の購入時の職業



■調査結果のまとめ
以上の結果より、女性単身者の住宅購入は、ごく一部のキャリアウーマンを対象とした話ではなく、働く女性にとって現実的な選択肢となっており、30代や40代を中心に幅広い職業の方が住宅購入をし、そして住宅ローンをご利用頂いていることが分かりました。近年では、このような女性による住宅ローン利用者の増加を受けて、各社女性向けのサービスや商品を展開しております。ARUHIでも、保険に関する特典や、女性専用のコンシェルジュデスクなどを用意した女性のための住宅ローン「ARUHI With Woman」( https://www.aruhi-corp.co.jp/cp/withwoman/ )を2015年にスタートして、女性の住宅ローン購入からその後の生活もサポートをしております。

尚、調査結果の詳細は、購入者の事例や見落としがちなポイントなど、住宅の購入を検討している方に役立つ情報を発信するARUHIマガジン(以下参照)に掲載しております。こちらも是非ご一読ください。

・住宅ローン【フラット35】の女性単身者の利用状況を分析!年収や購入金額は?
https://magazine.aruhi-corp.co.jp/0000-1132/
・住宅ローン【フラット35】の女性単身者の利用状況を分析!職種ごとの借入額は?
https://magazine.aruhi-corp.co.jp/0000-1137/

ARUHIでは、今後もお客さまや不動産事業者の利便性向上につながるサービスを検討・実施してまいります。


◆ARUHI会社概要
会社名 : アルヒ株式会社(ARUHI Corporation)
代表者 : 代表取締役会長兼社長 CEO兼COO 浜田 宏
本社所在地 : 東京都港区六本木一丁目6番1号 泉ガーデンタワー22階
創業日 : 2000年6月9日
資本金 : 60億円
業務内容 : 住宅ローンの貸し出し・取次業務、保険代理店業務、銀行代理業務
登録番号 : 関東財務局長(1)第01512 号
融資実行残高: 約2.7兆円(2017年3月現在)
URL : http://www.aruhi-group.co.jp/

■「ARUHI住宅ローン」 : https://www.aruhi-corp.co.jp/
■「ARUHI家の検索」: https://home-search.aruhi-corp.co.jp/
■「ARUHI暮らしのサービス」: https://living-service.aruhi-corp.co.jp/


※お客さまからのお問い合わせ先
アルヒ株式会社 カスタマーサポートセンター
Tel:0120-021-711


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

2017年7月27日 16時30分

NEW

TOKYO RESIDENCE 「メインステージ南砂町」が誕生、販売開...



株式会社青山メインランド(本社:東京都千代田区代表取締役社長西原良三)は自社ブランドマ...

  • Daily
  • Weekly

アーカイブarchive

もっと見る

タグtag

もっと見る

いえらぶニュースは不動産・住宅関連の最新情報を毎日お伝えするニュースサイトです。

いえらぶニュースは不動産・住宅に関する企業や団体などのプレスリリース(報道機関向けに発表される資料)を原文のまま掲載するサイトです。住まいや暮らしに関する最新情報から不動産業界を取り巻く社会・経済動向を可視化することで、住宅産業のトレンドを捉えていきます。住まい探しをしているユーザーだけでなく不動産管理会社や仲介会社、オーナー、デベロッパー、不動産ファンド、不動産投資顧問、ゼネコン、建築会社など不動産に関わる全ての方にご欄いただける内容になっています。一人でも多くのユーザーが満足する住まいを見つけられるよう、不動産業界の“いま”を配信し続けます。
※プレスリリースに関するお問い合わせは各掲載元の会社に直接お問い合わせください。
※出典先などの外部サイトへのリンクについては、閲覧時期によってリンク先が存在しない場合がありますので、予めご了承ください。

いえらぶで物件を探してみませんか?

あなたの理想に合った家選びを、いえらぶは応援します。いえらぶで、いい家選んでみてください。

トップへGO!