■インドネシアにて当社初となる大規模複合都市開発事業
大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:大野直竹)は、株式会社海外交通・都市開発事業支援機構(本社:東京都千代田区、社長:波多野琢磨 以下、JOIN)とともに、TRIVO社(※1)が進める、インドネシア共和国(以下、インドネシア)ジャカルタ南東部における複合都市開発事業「サウスイーストキャピタルプロジェクト(仮称)」に参画することを2017年7月7日に決定し、本日(2017年8月9日)調印式を行いました。
当プロジェクトは、ジャカルタ中心部から南東へ約24km(車で約1時間)に位置し、約12万m2 (予定)(※2)の敷地に、高層分譲マンション12棟(総住戸数約5,000戸)やショッピングモール、ホテル等を開発する計画で、インドネシアで当社初となる複合都市開発事業です。
当社はJOINとともに、「サウスイーストキャピタルプロジェクト(仮称)」の事業会社であるSAYANA社の株式60%をTRIVO社より取得し、2017年秋より事業に参画します。あわせて、プロジェクト名を「SAKURA GARDEN CITY(サクラ ガーデン シティ)」に変更し、分譲マンションの販売を開始します。
当社が日本で永年培ってきた分譲マンションや商業施設開発等のノウハウや技術を活かし、多くの日本製品・設備等を採用する予定です。また、インドネシア国内で豊富な商業開発の実績を有するTRIVO社とともに当プロジェクトを推進し、インドネシアにおいて高付加価値の不動産開発を実施していきます。
※1. 商業開発に強みを持つインドネシアの中堅ディベロッパー。
※2. 東京ドーム約2.5個分。
1.経済発展が著しいインドネシアジャカルタ南東部での大規模複合都市開発
ジャカルタでは、堅調な経済成長と人口増加によって中心市街地の地価高騰や交通渋滞が深刻化しており、近年都心から郊外へと都市・住宅開発が広がっています。そのような中、ジャカルタ中心部から南東へ約24kmにある当プロジェクトのシパユン地区も近年開発が進んでおり、高速道路インターチェンジの設置や2018年中にLRT(※3)(ライトレール)が開通予定。当プロジェクトに隣接してLRTの新駅「シラカス駅」の設置も予定される、インドネシアの中でも注目されているエリアです。
※3.北ジャカルタ~南ジャカルタを結ぶ次世代交通システム。
2. 高層分譲マンション12棟、総住戸数約5,000戸の大規模プロジェクト
当プロジェクトは、約12万m2 の敷地内に第1フェーズから第4フェーズで構成されるプロジェクトで、高層分譲マンション12棟のほか、ショッピングモールやホテル等を開発する計画です。第1フェーズは2017年11月に着工し、第4フェーズの竣工は2024年6月を予定しています。
第1フェーズは、24階建ての分譲マンション4棟(総住戸数2,185戸・店舗付住宅79戸)の開発を予定しており、2017年秋に順次販売を開始します。住戸プランは、幅広いお客さまにご満足いただけるよう、スタジオタイプ(※4)~3ベッドルームタイプ(23m2 ~155m2 )を計画。また、入居者専用のプールやフィットネスルームなどの共用施設を設置し、快適な空間を提供します。
※4.ワンルームタイプのこと。
◆位置図
◆事業スキーム
■事業概要
名称:「サウスイーストキャピタルプロジェクト(仮称)」
2017年秋より「SAKURA GARDEN CITY(サクラ ガーデン シティ)」に名称変更
所在地:ジャカルタ特別州東ジャカルタ市シパユンビナマルガ通88番地
交通:ジャカルタ中心部より約24km(車で約1時間、LRTで約30分)
LRT 新駅「シラカス」駅(2018年開通予定)に隣接
用途:分譲マンション(約5,000戸)、ショッピングモール、ホテル等
敷地面積:約12万m2 (予定)
延床面積:約64万m2 (予定)
構造:鉄筋コンクリート構造
着工予定:2017年11月
竣工予定:2024年6月
販売開始予定:2017年秋
当社出資額:約40億円
◆TRIVO Group概要
名称:Trivo Group(トリボグループ)
設立:2005年4月28日
資本金:8,000億インドネシアルピア(約70億円)
代表者:ロバート・ヤパリ
売上高:6,500億インドネシアルピア(約56億円)(2016年グループ全体)
社員数:1,000名(グループ全体)
◆SAYANA社概要
名称:PT.Sayana Integra Properti(サヤナ・インテグラ・プロパティ社)
設立:2013年10月25日
資本金:3,900億インドネシアルピア(約34億円)
代表者:ロバート・ヤパリ
※. 1インドネシアルピア(IDR)=0.0087円として換算
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