不動産投資アパート 利回りランキング:東武東上線編都心から1時間前後の駅でも利回り低下

健美家株式会社

2017年8月23日 11時15分

不動産投資と収益物件の情報サイト「健美家(けんびや)」を運営する健美家株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:倉内敬一)では、同サイトに登録された新規物件を集計し、「東武東上線沿線駅別アパート投資利回りの平均」の調査結果をまとめましたのでお知らせいたします。



■2年連続1位の「高坂駅」、前年比で利回り1.53ポイント低下

東武東上線は埼玉県大里郡の寄居駅から東京都の池袋駅を結ぶ路線だ。途中駅の和光市駅から副都心線・東急東横線と直通運転しており、渋谷駅、自由が丘駅、横浜駅、元町・中華街駅等の主要駅へ乗り換えなしで移動できる利便性もある。沿線の物件登録のあった32駅を利回りの高い順にランキングした結果、最も利回りが高いのは「高坂駅」で12.95%だった。2年連続の1位だが、昨年と比べると1.53ポイント低下している。高坂駅や2位の「東松山駅」は、池袋まで急行で1時間程度かかり、通勤を考えると近い距離とは言えず、高利回りの要因になっていると思われる。

ランキング内で最も都心から離れているのが3位の「男衾駅」(昨年ランク外)。埼玉県の郡部に位置し、池袋までの所要時間は1時間から1時間半になる。一方、郡部で最も利回りが低いのが16位の「武蔵嵐山駅」で8.14%。前年比で1.70ポイント低下した。築年が9.9年、徒歩6分と郊外でも築浅・駅近であれば、利回りに大きく影響を与える結果となった。

埼玉県内で最も利回りが低いのが30位の「和光市駅」6.34%、次いで27位の「川越駅」7.05%。和光市駅は東京都に隣接する和光市に位置し、都心へ近いことから利回りは都内並み。川越駅は昨対比で2.55ポイント低下した。小江戸として有名だが、観光だけではなく、駅周辺の開発も進み、商業施設も充実。都心まで40分程度と住む観点からも注目されている。

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