イタンジ株式会社 (本社:東京都港区、代表取締役CEO:伊藤 嘉盛、以下 イタンジ)は、10月2日、物件の検索から内見、申込、審査受付まで一連の賃貸不動産取引のコミュニケーションをAIによって自動化し、お部屋探しをするお客様にリアルタイムな情報を伝達する、賃貸不動産事業者用 の新システム「Cloud ChintAI(クラウドチンタイ)」の提供を開始しました。
賃貸不動産を借りるためには、物件を検索するところから始まり、空室確認、内見、申し込み、審査というステップが必要です。従来、このやり取りはエンドユーザーから問い合わせを受けた後、不動産仲介会社と不動産管理会社の間で、電話やFAX、メールを中心に行われ、申し込みや審査に関しては手書きの紙書類を使用していたため、時間や手間がかなりかかるものでした。
これら一連のリーシング業務を一元管理し、仲介会社と管理会社間のやり取りの自動化を実現したのが「Cloud ChintAI」です。具体的な「Cloud ChintAI」の機能は以下の5点になります。
【Cloud ChintAI機能一覧】
1.AIチャット:管理会社と仲介会社間のAIチャット機能(無料機能)
2.オートマーケティング:管理会社の登録物件情報を自動で仲介会社へ配信(無料機能)
3.ぶっかくん:仲介会社からの物件確認電話への自動応答システム
4.内見予約くん:仲介会社からの内見予約自動化システム
5.申込受付くん:電子申し込み受付の自動化システム
※3、4、5は、有料のオプション機能です。(3、4:既存システム)
※Cloud ChintAI URL:
https://bukkakun.com/cloud_chintai/home/lp AIチャット機能(1)については、仲介会社と管理会社間のコミュニケーションをチャット化し、また簡易な質問に関してはAIに自動応答させることで双方の情報伝達コストを削減できるシステムです。オートマーケティング機能(2)については、管理会社が簡単な設定をするだけで仲介会社のリストを自動作成し、仲介会社の所属エリア等を判定して自動で新着物件や条件の変更した物件を提案できるため、効率よく正確な最新物件情報を伝達することが可能です。新しく誕生した上記2つの機能に関しては、無料で利用可能です。
ぶっかくん(3)は、仲介会社からの物件確認電話を自動応答するシステムです。管理会社にとって、受電の5~6割を占める仲介会社からの物件の空室確認電話に対して最新情報を自動応答し、自動で図面をFAX送信。また、受電データを可視化・分析できるため業務効率化が可能。現在、70万件/月の物件確認に利用されています。内見予約くん(4)は、仲介会社の内見予約受付作業や鍵情報の照会作業を、WEB上で自動化したシステムです。内見予約一連のやりとりが完全自動化できるため予約重複等のトラブルもなくなり、管理会社、仲介会社双方が生産性を上げ、入居希望者は素早く効率的に見たい部屋を内見することが可能になります。
今回新しく登場した、申込受付くん(5)は、株式会社インサイト(東京都新宿区、代表取締役:福地泰)との提携により、同社が決済事業にて既に情報連動している保証会社のうち25社と順次連携。今後、連携社数のさらなる拡大を目指します。今まで手書きであった入居申込書と同様の項目をWebフォーム化。エンドユーザーが申込情報をスマートフォンで入力すると、仲介会社、管理会社、保証会社にその情報が自動で同時送信されます。入力不備を自動チェックでき、手書きによる誤読・難読も防げるため、未入力・誤記入に伴う確認・差し戻し作業が削減。申込書提出から審査受付までの時短と効率化が実現します。
提携保証会社が審査ステータスを更新すると、その情報が仲介会社、管理会社にも自動通知されるため、審査の最新状況を迅速に共有可能です。
「テクノロジーで不動産の在り方を変える」というスローガンのもとイタンジは、このCloud ChintAIによって、物件検索から申込・審査までの一連の不動産取引をなめらかにし、賃貸物件の正確な最新情報が共有され、借りたい物件がすぐに借りることのできる世界を目指します。
◆会社概要
会社名: イタンジ株式会社
代表者: 代表取締役CEO 伊藤 嘉盛
設立 : 2012年6月14日
資本金:5億円(資本準備金含む)
免許番号:東京都知事(1)第97017号
所在地: 東京都港区麻布永坂町1番地 麻布パークサイドビル3F
企業URL:
http://itandi.co.jp/詳細はこちらプレスリリース提供元:@Press