デザイン住宅設計事務所フリーダムアーキテクツ手掛けた2つのデザイン住宅「熊取の住宅」「ひかり」が、2017年度グッドデザイン賞を2つ同時受賞

フリーダムアーキテクツデザイン株式会社

2017年10月17日 13時01分

 年間約400棟の注文住宅を手掛けるフリーダムアーキテクツデザイン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:鐘撞正也、以下「フリーダム」)は、2017年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を2つのデザイン住宅「熊取の住宅」と「ひかり」で受賞いたしました。

 これまで、フリーダムでは年間約400棟のデザイン住宅を手がけて参りました。その中で、土地や予算などに課題を抱えながらも妥協のない家づくりを叶えたいというお客様からの要望に応えられるよう、土地選びから資金計画、住宅設計まで一気通貫でお客様に向き合い、提案を行って参りました。

 今回、フリーダムが手掛けた2つのデザイン住宅「熊取の住宅」と「ひかり」が、「誰かの生活を真に豊かにすること、またはその可能性があること」を重視するグッドデザイン賞にて受賞することができました。

 フリーダムは今後も、時代の価値観を先取りした住宅提案を行い、より多くのお客様に “世界でたったひとつの住まい”をご提案しながら、デザイン住宅をもっと身近に感じられる社会を目指して参ります。

【受賞作品】

1. 『熊取の住宅』 [5m×20mに建つ住宅]





◆概要
 プライベート性の強い部屋を5つの箱に納め、国道に面する外部から最低限のプライバシーを確保。5つの箱の内3つは1階に配置、残る2つの箱は2階に配置し、長手方向の壁を繋ぐ構造梁の役割を兼ねて宙に浮かしている。これら箱の操作により、箱と箱の隙間から建物を端まで見通すことが出来る非住宅的なスケールの内部空間を創り出すと共に、建物のどこに居ても向かいの旧家を感じ取ることが出来る。建物の長手方向一列にはトップライトを設置し、外部を屋内のスケールに引き寄せることで周辺環境との関係を強めている。天井は登り梁によるシンプルな架構とし、立体的に造られた現代の町屋空間となった。

◆背景
 敷地は交通量の多い国道に面した間口約5m×奥行き約20mの細長い形状である。その国道を挟んで敷地の対側には重要文化財にも指定されている緑豊かな旧家が建っている。建物は敷地形状に沿って細長の2階建てボリュームを形成、国道との適度な距離を図りつつ、いかに旧家の持つ自然や魅力を建物内に取り込むかを考えた。

◆グッドデザイン賞 審査委員からの評価コメント
 5m×20mという細長い敷地形状が十分に生かされた計画である。シンプルな切妻の架構の中に5つの箱を内包したボックス・イン・ボックス形式により多様な空間を生み出し、断面の工夫により立体感がうまく表現されている。シンプルな外観からは想像し得ない、多様な内部空間が魅力的な住宅である。直線状に設けられたトップライトにより、あたかも住宅内部に路地のような環境が生まれている点も秀逸である。

◆グッドデザイン賞ウェブサイトでの紹介ページ
http://www.g-mark.org/award/describe/45644?token=N72Df7d70u


2. 『ひかり』 [アーケードに建つ住宅]





◆概要
 採光が確保しにくい敷地条件。建物中心にトップライトと吹き抜けのある玄関を配置することで、アプローチとは対照的な開放的で明るい内部空間を目指した。 ファサードはアーケードに面していることもあり、内部空間とは対照的な閉鎖的で極力シンプルなデザインとすることで空間を際立たせる効果を期待した。結果的にシンプルな白いファサードが、商店街の中で新たなシンボルとなっている。2階については空間が単一にならないよう段差で区切ることで空間に広がりを持たせた。この段差はベンチと収納を兼ねたデザインにしている。ベンチ周りに吹き抜け・テラスを配置することで、1階や外部への繋がりも感じられる空間となった。

◆背景
 アーケードをもつ商店街の中の店舗兼住宅の建替計画で、間口が狭く、奥行きが長い敷地形状で、また南面にアーケードがあるため「光」の取り入れ方が難しい立地条件であった。元の建物を良く知る建て主から、陰気な建物にはしたくないので出来るだけ明るく開放的な住居にして欲しいとの依頼があった。 そこで、建物の中心にトップライトと吹き抜けのある玄関を配置し、そこから生まれる光の拡散と明るい内部空間に期待した。また、ファサードがアーケード面となるため極力シンプルなデザインとすることで内部空間との対比効果を狙った。 居住のメインとなる二階部分は、細長い敷地形状であるため、出来るだけ広がりを持つ空間とした。空間が単一にならないよう段差を用いて空間を区切り、その段差部分に収納を兼ねることで実用的でまとまりのあるデザインとした。

◆グッドデザイン賞 審査委員からの評価コメント
 アーケード商店街の中の店舗兼住宅を改修し、商店街の活性化を狙った住宅である。内部においては、限られた敷地条件の中で、トップライトを通じた光が快適な住空間をつくり出し、一方、ギャラリーの壁面のような大きく白い壁のファサードが、商店街の新しいシンボルにもなりそうな際立つ風景を生み出している。その印象深い佇まいは、商店街の活気にも大きく貢献することだろう。

◆グッドデザイン賞ウェブサイトでの紹介ページ
http://www.g-mark.org/award/describe/45645?token=kY2Z1ktmuJ


【グッドデザイン賞とは】
 グッドデザイン賞は、1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を発端とする、日本唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。今日では国内外の多くの企業や団体などが参加する世界的なデザイン賞で、グッドデザイン賞受賞のシンボルである「Gマーク」は、すぐれたデザインを示すシンボルとして広く親しまれています。
http://www.g-mark.org/


【フリーダム会社概要】
会社名:フリーダムアーキテクツデザイン株式会社
設立:1995年4月(個人建築事務所フリーダム設計として)2001年7月法人化
代表者:鐘撞正也
払込資本:9,300万円(うち資本準備金4,150万円)
本社:東京都中央区日本橋久松町10-6 FT日本橋久松町ビル5F
スタッフ数:210名(2017年10月現在)
事業内容:建築設計監理、不動産仲介
所在地 :本社、新宿、渋谷、日本橋、自由が丘、池袋、立川、横浜、湘南藤沢、千葉、大宮、梅田、難波、神戸、京都、名古屋、岡崎、福岡、日本橋設計Lab、新宿設計Lab、横浜設計Lab
URL:http://www.freedom.co.jp/

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