放置空き家を0にするための新しい仕組みをみんなで考えませんか?
民泊! リノベーション! 空き家の活用には夢があるけど、実は、空き家をシンプルに利活用できるのはごく一部。 そこで今注目されているのが“空き家管理”なのです。
【イベントのコンセプトや意義】
空き家問題はその重大性のわりには、あまり社会問題として認知されていませんでした。その理由の一つとして、売買や利活用つまり「ビジネス」と捉える向きが多かったからとも言えます。しかし、活用に至る空き家というのはそもそも立地がよく資産価値があったり、オーナーが前向きであったりで、ビジネス利用はそれほど難しくないのです。
でも実際は「オーナーがわからない」「売買に結びつかない」「補助金頼み」となかなかうまくまわりません。大切なご実家を空き家呼ばわりされることに反発を覚える方も少なくないでしょう。生まれ育った家を手放したくないという気持ちは当然のものですし、また帰ってくるからという気持ちがあるのも理解できます。
家を「資産」である前に「人が住む場所」と考えた時に、その場所を住んでいた人を「どれだけ大切にするか」という視点がとても大切なのです。「空き家管理」はそのように大切な家を「見守り・清掃し・保全に務める」住んでいた人の心に寄り添う新しい「空き家問題」の解決の方法です。
【空き家管理 × ◯◯ にピンとくる方はぜひ!】
例えば、「空き家管理」×「民泊」、や「空き家管理」×「子育て支援」、単に管理だけするのもいいですが、何か別なアイデアと組み合わせるともっといろんな可能性があるとは思いませんか?
本イベントは空き家管理をもっと広く世の中の方達に知っていただき、参加者それぞれの思いやビジネスと結びつけ、新たな価値を創造していただくきっかけになることを目指します。
【概要】
第1部として、空き家が専門の学識者やNPO法人や空き家管理事業者の皆様をお招きしたセミナーと空き家問題についてのディスカッションを実施いたします。第2部では、ネットワーキング(異業種交流会)にご参加いただけます。また、空き家でお困りの方のために、ご相談ブースをご用意させていただきます。
【スピーカー紹介】
「講演」
「空き家管理業者アンケートから考える空き家管理ビジネスの今後と方向性」
「空き家管理業者アンケートから考える空き家管理ビジネスの今後と方向性」
学生とともに地域まちづくり活動にも積極的に参加され、GISなどを用いた都市分析,地方都市における空き家問題,空き家管理ビジネスなどを研究されている西山先生をお招きし、空き家管理のリアルな実情を中心にお話いただきます。全国規模で、空き家管理事業者の調査も行なっており、その動向も業界内で注目されています。
「自治体との連携実績」「空き家管理の実例」
空き家管理をソーシャル型ビジネスとしてとらえた場合、どのような活動が考えられるでしょうか。自治体との連携にも実績のあるNPO法人空き家サポートおおいたの 松尾 修二氏をお招きし、その活動コンセプトや、どのようにして社会に利するのかの仕組みについてお話しいただきます。
「パネルディスカッション」
1972年滋賀県生まれ。 1995年上智大学新聞学科卒業。株式会社リクルートに入社。住宅情報誌の編集、広告に携わる。
2007年都心に住む編集長、2008年住宅情報タウンズ編集長、2011年SUUMO編集長(現職)。
メディアを通じて、住まい領域のトレンド発信を行う。 リクルート住まい研究所 主任研究員、不動産情報サイト事業者連絡協議会 監事、内閣官房 日本版CCRC構想有識者会議委員、国土交通省 既存住宅市場活性化ラウンドテーブル委員、国土交通省 良質住宅ストック形成のための市場環境整備促進事業 評価委員、環境省 賃貸住宅における省CO2促進モデル事業 評価委 COOL CHOICE推進チーム 委員
「留守宅の管理は出来ますか?」とのお問合せを頂いてから、全ては始まりました。
私は、集合住宅の共用部清掃業を営んでおり、その取引先様より上記のお問合せを頂きました。この些細なお問合せから「空き家」の問題を知る事になり、空き家管理事業をスタートする事になりました。しかし、空き家問題を知るに伴い、その問題の大きさに一企業で対応できる問題ではない事に気付き、行政との連携や他府県の事業者との連携が必須であるという結論に至り、一般社団法人日本空き家管理協会を設立致しました。誰もが安心安全に暮らせる街づくりの為に、皆様のご支援、御協力を頂きます様、何卒宜しくお願い申し上げます。
「ファシリテーター」
参議院議員公設第1秘書、国土交通大臣秘書官を経て2012年より政治、行政に関わる民間事業者の支援事業を開始。国交省「空き家管理等基盤強化推進事業」を2年間4事業受託するなどして空き家問題に取り組んだ。
【開催情報】
空き家管理サミット in 京都
第1部:シンポジウム
日時/ 2017年12月10日(日) 15:00開場 15:30スタート
会場/ 〒604-0862 京都市中京区烏丸通夷川上ル 京都商工会議所 3階 講堂
アクセス/ 地下鉄丸太町駅南6番出口直結(※公共交通機関をできるだけご利用ください。)
定員/ 200名
第2部:交流会
日時/ 2017年12月10日(日) 18:30開場 18:45スタート
会場/ 同館 2F 教室
アクセス/ 同上(※公共交通機関をできるだけご利用ください。)
定員/ 50名
【タイムスケジュール】
15:00 開場(受付開始)
15:30 開会
15:45 講演「空き家管理業者アンケートから考える空き家管理ビジネスの今後と方向性」
16:20 講演「空き家管理の実例:自治体との連携について」
16:55 パネルディスカッション
17:50 質疑応答
18:15 閉会のごあいさつ
18:25 第1部 終了
19:00 第2部 交流会開始(希望者のみ)
19:30 空き家管理相談会など
【なぜ京都で行うのか?】
京都も他の地域と同じように空き家が増え続けておりますが、歴史的文化的背景から、別の問題も絡んでくる特殊な地域です。だからこそ他の地域の見本となるような空き家問題の解決への糸口を京都から発信していければと考えています。
空き家管理サミット2017サイト
http://akiyakanri.org/summit2017/企業プレスリリース詳細へPR TIMESトップへ