首都圏のワンルーム単身入居者『生活事情』アンケート第3弾『ひとり住まいの安心・安全意識』アンケート

FJネクストグループ

2017年11月29日 9時45分

働くひとり住まいの人たちは、生活の「安心・安全」について日頃どのような意識を持ち、備え、行動しているのでしょうか。
首都圏を中心に『ガーラマンションシリーズ』を展開している株式会社FJネクスト(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:肥田 幸春)は、首都圏のワンルームに単身入居している未婚の20代・30代の社会人を対象に、防犯(セキュリティー)、防災など“安心・安全”に対する意識をテーマにしたアンケートを実施しました。その結果、プライバシーの秘匿とトラブル回避には気をつかいながらも、防犯・防災の具体的な対応策の実行では今一つ積極的ではないという、現代の若者の姿が浮かび上がりました。以下は、その集計・分析結果です。


調査対象者

■調査概要■
◆調査期間:2017年10月13日~15日
◆調査方法:インターネットによる調査
(インターネット調査会社を通じてサンプリング・集計)
◆調査対象:首都圏※の独身ワンルーム単身入居者400人
※1都3県(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)

<調査対象(有効回答)者の内訳>



<要約>
■防犯(セキュリティー)編
<質問1>お部屋選びで、部屋仕様や立地条件が同等な場合、あなたはセキュリティーと家賃のどちらを重視しますか。
◆“家賃重視派”が約7割も、女性は“セキュリティー重視派”が約4割に

<質問2>あなたが部屋のセキュリティー設備で、これだけは欠かせないと考えるものは何ですか。
◆トップ3は、女性の重要度が高い「モニター付インターホン」「ドアチェーン」「オートロック」

<質問3>あなたは防犯グッズを持っていますか。
◆不用心?防犯グッズを「持っていない」が8割超。外出時の防犯も意識しよう!

<質問4>あなたは最寄りの交番の場所を把握していますか。
◆約3割が最寄りの交番の場所を「把握していない」、いざと言う時のためにも是非ご確認を!


■防災編
<質問5>あなたが防災対策として行っていることは何ですか。(複数回答)
◆過半数は何らかの対策を実行。「飲料水の備蓄」「食料品の備蓄」が上位

<質問6>日常用でなく防災用として備えているものは何ですか。(複数回答)
◆防災備品トップ3は「懐中電灯」「マスク」「軍手」、全く“備えていない”人は4割超

<質問7>あなたは「災害用伝言板」を知っていますか。
◆認知率は8割近くあるものの、「使い方を知っている」人は僅か2割強


■挨拶編
<質問8>引っ越しの挨拶は必要ですか。
◆引っ越しの挨拶は「必要ない」が7割超、理由はプライバシー保護や防犯
一方、トラブル回避で「必要」という声も

<質問9>現在の住まいに入居されたとき、引っ越しの挨拶はしましたか。
◆実際に挨拶した人は約2割、挨拶先は「隣の部屋」が最多、次いで「下の部屋」

<質問10>建物内で他の入居者と会ったときに挨拶していますか。(複数回答)
◆入居者に「挨拶する」は約6割、ご近所付き合いが希薄な時代なのに意外と多い?


■番外編
<質問11>セキュリティーの観点から、マンションの管理人になってほしい有名人は誰ですか。(男女各1名ずつ明記)
◆“理想の管理人”、男性は「武井壮」さん、女性は「吉田沙保里」さんがトップ


■防犯(セキュリティー)編
<質問1>お部屋選びで、部屋仕様や立地条件が同等な場合、あなたはセキュリティーと家賃のどちらを重視しますか。

◆“家賃重視派”が約7割も、女性は“セキュリティー重視派”が約4割に
部屋を決める際に、家賃とセキュリティーのどちらを重視するかを聞いたところ、全体では「どちらかといえば家賃重視」が約半数の46.3%でトップとなりました。「家賃重視」24.3%と合わせて“家賃重視派”は約7割(70.6%)を占めました。お部屋探しの決め手は“セキュリティー”よりも“家賃”のようです。
男女別では、男性は“家賃重視派”が約8割(79.5%)を占めているのに対して、女性は約6割(61.5%)と低く、男性よりも女性の方が“セキュリティー重視派”が多い傾向にあります。
年代別では、20代の“家賃重視派”は73.5%であるのに対して、30代は67.5%と差がみられます。比較的収入が多いと思われる30代の方が、“家賃”よりも“セキュリティー”を重視する傾向にあるようです。


<質問2>あなたが部屋のセキュリティー設備で、これだけは欠かせないと考えるものは何ですか。(複数回答)

◆トップ3は、女性の重要度が高い「モニター付インターホン」「ドアチェーン」「オートロック」
ひとり住まいの部屋に欠かせないセキュリティー設備のトップ3は「モニター付きインターホン」(55.5%)、「ドアチェーン」(47.3%)、「オートロック」(46.5%)でした。4位は「ドアスコープ」で、“訪問者の顔”を確認できる設備が上位にランクインしています。
男女別では、女性ではトップ3の全てにおいて過半数を超えており、女性の重要度の高さが目立つ結果となりました。


<質問3>あなたは防犯グッズを持っていますか。

◆不用心?防犯グッズを「持っていない」が8割超。外出時の防犯も意識しよう!
防犯グッズの所有について、全体では「持っていない」が86.0%を占め、ひとり住まいの人の所持率は意外に低いことがわかりました。持っているものとしては「防犯ブザー」(10.3%)や「笛」(3.5%)で、購入しやすいものでも所持率はわずかでした。
男女別でも、男女共に「持っていない」は86.0%でした。今や子どもが防犯グッズを持つのは一般的なことになってきましたが、大人も外出時の防犯対策を意識する必要があるのではないでしょうか。


<質問4>あなたは最寄りの交番の場所を把握していますか。

◆約3割が最寄りの交番の場所を「把握していない」、いざと言う時のためにも是非ご確認を!
駅のバスターミナルや広場など、人が集まる場所で目にする交番ですが、全体では最寄りの交番の場所を「把握していない」が約3割(27.8%)に上りました。
男女別では差はなく、年代別では、20代よりも30代の方が「把握している」人が多い結果となりました。何かあったときに助けになるのが近くの交番です。「把握していない」人は早目の確認をお願いしたいものです。


■防災編
<質問5>あなたが防災対策として行っていることは何ですか。(複数回答)

◆過半数は何らかの対策を実行。「飲料水の備蓄」「食料品の備蓄」が上位
万全とは言い難いですが、過半数(55.2%)の人が何らかの対策を実行しています。具体的には「飲料水の備蓄」(34.0%)、「食料品の備蓄」(29.8%)が上位で、被災した時には“水”と“食べ物”が大事と考えているようです。
避難時に必要な「非常用持ち出し袋の用意」は、大きな災害が発生するたびに重要性が指摘されますが、実行者は15.3%とわずかでした。また、ひとり住まい故に持ち物が少ないのか、壁にキズを付けたくないのか「家具などの転倒防止」(9.3%)も低い数字でした。
年代別では、「特にしていない」人は、20代の53.0%に対し30代は36.5%でした。30代は20代に比べ各項目の数字も高く、防災の備えに対する意識が高いことがわかります。


<質問6>日常用でなく防災用として備えているものは何ですか。(複数回答)

◆防災備品トップ3は「懐中電灯」「マスク」「軍手」、全く“備えていない”人は4割超
防災用として備えているものとして、最も多かったのは「懐中電灯」(42.8%)でした。災害時には、まず“明かり”の確保を第一と考える人が多いようです。次いで「マスク」(25.5%)、「軍手」(18.3%)、そして「乾電池」(17.3%)、「医薬・医療品」(16.3%)の順でした。
一方、約4割(42.8%)は「備えているものはない」との回答でした。20代は47.0%、30代は38.5%で、前問(質問5)と同様、30代の方が備えの意識は高いようです。


<質問7>あなたは「災害用伝言板」を知っていますか。

◆認知率は8割近くあるものの、「使い方を知っている」人は僅か2割強
大規模災害時に携帯電話やスマートフォンで安否確認ができる「災害用伝言板」について、その認知度(「使い方を知っている」+「聞いたことはあるが使い方は知らない」)は8割近く(77.0%)と高い一方、実際に「使い方まで知っている」人は僅か約2割(22.0%)に留まりました。
男女別では、男性は女性と比べて「使い方を知っている」(29.0%)人も多い反面、「知らない」(29.5%)人も多いという両極端な結果でした。いずれも、使い方の習得が課題と言えそうです。


■挨拶編
<質問8>引っ越しの挨拶は必要ですか。

◆引っ越しの挨拶は「必要ない」が7割超、理由はプライバシー保護や防犯
一方、トラブル回避で「必要」という声も
全体では、引っ越しの挨拶は「必要ない」とする人が約4人に3人(73.8%)と7割を超えました。習慣や礼儀であった引っ越しの挨拶は、ひとり住まいの人たちにとっては今や無用のようです。ちなみに、不動産屋によっては、防犯等のために「不要」と助言しているところもあるようです。以下、「必要」「不必要」の代表的な理由や意見を紹介します。

■「必要ない」とする理由/男性
プライバシー重視や、他人に干渉されたくないし、したくないといった声が多くみられました。
・「プライバシーを守りたい」(男性20代)
・「生活スタイルが多様化しており、かえって迷惑」(男性30代)
・「相手が挨拶を望んでいるのかわからない」(男性20代)
・「不必要な人間関係を増やしたくない」(男性30代)

■「必要ない」とする理由/女性
防犯やトラブル回避などの理由を挙げる人が多くみられました。
・「女性なので一人で住んでいることを知られたくない」(女性30代)
・「余計なトラブルに巻き込まれたくない」(女性20代)、
・「以前、挨拶した人にしつこくされたので」(女性30代)、
・「どんな人が住んでいるかわからないので怖い」(女性30代)

■「必要」とする理由
“マナー、礼儀作法”のほか、助け合いやトラブル回避(予防)といった声が寄せられました。
・「社会人のマナー」(女性30代)
・「礼儀として」(男性30代)
・「いざというとき助け合える」(男性30代)
・「トラブル対策」(女性30代)
・「緊急時や災害時に助け合えるから」(女性30代)
・「生活音について挨拶しておくだけで苛立ちが和らぐ」(女性30代)など、


<質問9>現在の住まいに入居されたとき、引っ越しの挨拶はしましたか。

◆実際に挨拶した人は約2割、挨拶先は「隣の部屋」が最多、次いで「下の部屋」
それでは、実際に入居された際に、挨拶をしたかどうかを聞いてみました。結果は、前問(質問8)の「必要」「不必要」の割合とほぼ同様の結果になりました。引っ越しの挨拶をする人は“5人に1人”(21.8%)というのが現実のようです。
また、「挨拶した」と回答した人(87名)に、どの部屋に挨拶に行ったかを聞いてみたところ、「隣の部屋」が86.2%と最多でした。また、「下の部屋」(35.6%)も約3割と比較的高い数字でした。階下に伝わる生活音のトラブルを未然に防ぐのが目的といったところでしょうか。特に、女性は4割(40.5%)を超えているのが特徴的です。


<質問10>建物内で他の入居者と会ったときに挨拶していますか。(複数回答)

◆入居者に「挨拶する」は約6割、ご近所付き合いが希薄な時代なのに意外と多い?
廊下やエントランス、エレベーターなど建物内で他の入居者とバッタリ顔を合わせた場合、挨拶“する”人(「必ずする」+「する場合が多い」)は約6割(58.3%)で、“しない”人(「しない場合が多い」+「しない」)(41.8%)を上回りました。ご近所とのコミュニケーションが薄れていると言われる時代に、意外と多い結果となりました。
男女別では、「しない」は男性22.0%に対して女性11.5%と、男性の方が挨拶を全く「しない」人が多いようです。


■番外編
<質問11>セキュリティーの観点から、マンションの管理人になってほしい有名人は誰ですか。(男女各1名ずつ明記) ※敬称略

◆“理想の管理人”、男性は「武井壮」さん、女性は「吉田沙保里」さんがトップ
男性は票が散らばりましたが、1位は元陸上十種競技の日本チャンピオンでタレントの「武井壮」さん(14票)でした。タレント活動に加えて、“百獣の王”を目指し様々なスポーツに精通する姿に票が集まりました。
2位は「松岡修造」さん(12票)、3位は「佐々木健介」さん(11票)と続いており、アスリートやプロレスラー(元または現役)、イケメン俳優、強面俳優、お笑い芸人など様々な分野が混在しているのが特徴的です。
女性は、レスリング選手の「吉田沙保里」さん(87票)が、男女通して他を圧倒する最多得票で1位に輝きました。世界大会16連覇の偉大なる女王は“いてくれるだけで安心・安全”です。また、気さくで快活なキャラクターは、何でも相談に乗ってくれそうな面も持ち合わせています。
以下、2位「天海祐希」さん(28票)、3位「北斗晶」さん(26票)、4位「和田アキ子」さん(12票)、5位「真矢ミキ」さん(9票)と、頼りがいのある姐御肌的な有名人の名前が並びました。


◆「株式会社FJネクスト」
事業内容:不動産の企画開発、売買、仲介/創業:1980年、東証1部上場(8935)
「都市住空間への挑戦と創造を通して、豊かな社会づくりに貢献していく」を企業理念に、首都圏にて『ガーラマンションシリーズ』を展開しています。社会の一線で活躍する首都圏の単身者の生活を支えるインフラとして、また、安定した収益を不動産に求める方への資産運用商品として、立地とクオリティにこだわったマンション開発に取り組んでいます。
※自社ブランドマンション供給実績:258棟・17,740戸(2017年9月末時点)
FJネクストホームページ: http://www.fjnext.com


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プレスリリース提供元:@Press

2017年11月29日 9時45分

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