株式会社レンダーズクラウド(取締役社長:大槻圭将、本社:東京都渋谷区)は、賃貸管理のクラウドシステムアプリ「レンダーズクラウド」を開発し、2015年12月から運営を開始しました。
レンダーズクラウドは賃貸管理業務を透明化することができる日本初の個人オーナー向け不動産賃貸管理アプリです。不動産管理業界においては、管理会社がオーナーに隠して、入居者へ不当なセット販売を行うなど、隠れた商習慣が存在しており、ブラックボックスになっています。レンダーズクラウドを使用すると、パソコンやスマホから不動産管理業務を瞬時に把握でき、ブラックボックスが透明化される為、サービスを導入した管理会社では、すでに160名以上のオーナーが登録し、新規の管理戸数も1000戸を突破、現在もレンダーズクラウドを導入する管理会社とオーナーが増加しています。
【不動産管理業界の隠れた商習慣】
不動産オーナーは空室が出たら、管理会社がどんな募集活動をし、またその反響がどうなのかが気になります。これらの情報は管理会社に問い合わせないかぎり開示されることは多くありません。このような不動産業界の体質によって、空室募集を他の不動産管理会社に公開せず、自社だけで仲介活動を行う「囲い込み」や、入居時の初期費用に不当な費用をセット販売して、入居者に請求するなどの隠れた商習慣の温床になっています。問題になっているセット販売の費用としては、消毒料、虫駆除代、消火器代等の名目があり、管理会社がオーナーに隠して初期費用から収受している場合があります。
(国土交通省総合政策局「賃貸不動産管理をめぐるトラブル等の現状」、国民生活センター ホームページ等参照)
【管理業務を透明化し、オーナーと入居者を守る】
社長の大槻は不動産会社の管理業務に携わる中で、不動産業界の透明性を欠く旧態依然とした問題を改善したいという思いから、株式会社レンダーズクラウドをIT企業と共同設立し、システムを開発しました。
レンダーズクラウドを使用すると、今まで不動産管理会社が行っていた管理業務が都度、クラウドシステムにアップされます。今までブラックボックスだった箇所が透明化される為、オーナーは募集図面と広告掲載媒体の確認により、セット販売や囲い込みの有無をチェックできるようになります。このことは、入居者が不動産管理会社から不当なサービスを請求される恐れが無くなることにもつながります。
従来の不動産業界のシステムテクノロジーは「管理会社の業務効率化(BtoB)」が主流でしたが、レンダーズクラウドは、日本初の「オーナーが求めるサービス(BtoC)」という点が特徴的です。今までの不動産業界の隠れた商慣習から脱却し、「フェアでオープンな取引に変わる」システムとして、オーナーから好評をいただいています。
【レンダーズクラウドの詳細】
レンダーズクラウドを使用すると以下の情報がクラウドに公開される為、オーナーが不動産管理する上で、管理会社に任せきりだった経営情報を瞬時に確認できるようになります。
1.空室物件の募集状況確認(募集図面の広告掲載媒体、募集時の反響数、内見時の見込み客の反応)
2.借主申し込みにおける内容と進捗の確認
3.利回り、稼働率の確認
4.所有物件の一覧表示(購入価格、部屋別賃料)
5.過去の賃料推移と修繕履歴
6.物件担当者とのチャット機能
【今後の展開】
不動産市況の過熱により、安易な考えで経営者視点が欠落したまま不動産オーナーになる人が急増しています。その一方で、不動産管理業界は古い商習慣を抱えたまま、ブラックボックスになっている為、多くのオーナーは隠れた商習慣の存在に気づきません。
このような状況の中で、レンダーズクラウドを導入しオーナーにアプリで情報を開示する管理会社には、過去に問題を抱えたまま管理会社に任せっきりにしていたオーナーから相談を受ける件数が増加しております。
当社と提携する不動産会社ノースエステートにより、レンダーズクラウドの解説と、経営者としてオーナーが知っておくべき、業界の隠れた商習慣の仕組みや裏側を解説する勉強会セミナーを毎月定期的に開催しています。
【会社概要】
名称 :株式会社レンダーズクラウド
取締役社長:大槻 圭将
住所 : 〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-1-8
URL :
https://lenders-cloud.com 詳細はこちらプレスリリース提供元:@Press