東京電力グループの株式会社ファミリーネット・ジャパン(本社:東京都品川区、代表取締役:松村芳昭)は、マンション向けIoTサービス「rimoco(リモコ)」において、スマートスピーカーを経由した住宅設備や家電(以下「対象設備」)の音声操作機能を正式公開しました。対応スマートスピーカーは、「Google Home(TM)※1」と「Amazon Alexa※2」です。
東急不動産株式会社が展開する「BRANZ(ブランズ)」シリーズをはじめ、rimoco導入マンションにお住まいの入居者は、スピーカーに話しかけるだけで簡単に対象設備をON/OFF操作できるようになり、快適かつ先進的なマンションライフが実現します。
※1 GoogleならびにGoogle Homeは、Google LLCの登録商標です
※2 Amazon、Alexa、Echo、Echo Dot、Echo Plusは、米国Amazon.com Inc.またはその関連会社の登録商標です
■サービス概要
rimocoサービスイメージ
「rimoco」とは、宅内(マンション専有部)の対象設備をインターネットで繋ぐIoTサービスです。今回のスマートスピーカー対応で、スマートフォンとスマートスピーカーの双方から対象設備を操作できるようになりました。外出先からスマートフォン(遠隔操作)を介して帰宅時間にあわせてお風呂のお湯張りをする、在宅中はスマートスピーカー(音声操作)からハンズフリーの状態でエアコンをつけるといったように、rimocoによって日常生活が快適でスマートに進化します。
<rimocoの特長>
・スマートフォンアプリとスマートスピーカー双方から操作可能
入居者のライフスタイルや生活時間帯に合わせて、外出先からも在宅中でも、宅内環境を常に快適に保つことができます。また外出先から照明を点灯/消灯し在宅を装うことで、防犯面での効果も期待できます。
・入居者による設定が不要
マンション建築段階で、rimocoを利用するために必要となるインターネット回線やケーブル敷設、rimoco本体機器の取り付けを行います。そのため一般的な家電コントローラーのように、入居者は、面倒な初期設定作業を行う必要がありません。※3
・様々な間取りで安定稼働
rimoco本体機器と対象設備間は、通信規格HA端子(JEM-A)を用いた信号送受信を行います。赤外線方式と比べ、電波到達距離や高低差(角度)において様々な間取りに柔軟に対応できます。
<rimocoで出来ること>
・接続可能台数(rimoco本体1台あたり):対象設備8台まで
・対象設備:エアコン
操作 :ON操作(施錠) ○
OFF操作(解錠) ○
動作状態の確認 ○
・対象設備:床暖房
操作 :ON操作(施錠) ○
OFF操作(解錠) ○
動作状態の確認 ○
・対象設備:給湯設備
操作 :ON操作(施錠) ○
OFF操作(解錠) ○
動作状態の確認 ○
・対象設備:照明
操作 :ON操作(施錠) ○
OFF操作(解錠) ○
動作状態の確認 ○
・対象設備:玄関錠
操作 :ON操作(施錠) ○
OFF操作(解錠) ×
動作状態の確認 ○
※3 入居者のスマートフォンへrimocoアプリのダウンロード、あるいはスマートスピーカーとの設定操作が必要です。
■音声操作機能について
このたび公開したrimoco音声操作機能は、Google Homeスマートホーム標準機能、ならびにAmazon Alexaスマートホームスキルに対応しています。そのため短く簡単な言葉で話しかけるだけで対象設備をON/OFF操作したり、部屋やグループ単位で一括操作することができます。
<スマートホーム対応によるメリット>
・直感的なフレーズで操作可能
スマートスピーカーのウェイクワード(起動)に続けて、対象設備名とON/OFFを話しかけるだけで操作できます。人に頼むのと似た感覚のため、手軽に音声操作機能を使えます。
・ワンセンテンスで複数の対象設備を一括操作可能
毎日繰り返す習慣と紐づけて設定した定型句を使って、あるいは「リビング」「寝室」といったグルーピング単位に、対象設備を一括でON/OFF操作できます。対象設備のリモコンをそれぞれ手に持って操作するという手間が省け、家事負担の軽減や時間短縮につながります。
■rimoco導入主要物件
以上
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