「泉北ニュータウン シニア向けサービス創出支援事業」配食サービスを通じた高齢者の見守りを行う取組み～原山台B団地で9月3日（月）からモデル実施～

大阪府内で賃貸住宅の提供などの事業を行う大阪府住宅供給公社（大阪市中央区、理事長：堤 勇二、以下、公社）は、自家焙煎工房カフェ リトルアイランド（大阪府大阪狭山市、代表：小島 和也）と連携し、原山台Ｂ団地（堺市南区）で、配食サービスを通じた高齢者の見守りを行う取組みのモデル事業を９月３日（月）より実施します。

＜経緯＞
この取組みは、泉北ニュータウンの高齢化の課題を解決するために、企業、NPO、個人事業主等が、公社、泉北高速鉄道株式会社、南海不動産株式会社とコラボレーションしたアイデアを提案する「泉北ニュータウン シニア向けサービス創出支援事業」（堺市主催）の中から選定したものです。

＜取組みの内容＞
公社の団地内のスペースに、配食サービスの販売所を開設し、管理栄養士が考えた40品目７種のおかずと16穀米入りの手作り弁当を販売・配達することで、『フレイル』（※1）を防止し、健康寿命（介護を必要とせず自立した生活を過ごせる期間）の延伸に繋げます。



※1.『フレイル』（Frailty）…加齢とともに心身の活力が低下し、心身の脆弱性が出現した状態で、要介護予備軍とされる。適切な介入・支援により改善が可能で、要介護に至ることを予防できる。要因の一つに、偏った食事内容や運動不足などの生活習慣がある。


弁当を買うために販売所に来ることで、他の人との関わりをもつ機会ができます。希望者には玄関先へ配達を行い、不在で応答がない等の異変を発見した場合は、公社へ通報します。公社は親族等の緊急連絡先へ連絡し、安否確認に繋げることで高齢者を見守り、孤独死の防止を図ります。また、公社の『ふれあい訪問サービス』（※２）の周知も行います。


※２．『ふれあい訪問サービス』…緊急時の安否確認を速やかに行うために、70歳以上の単身高齢者の希望者宅を職員が訪問し、生活状況（鍵の預け先、親族、通院先など）を把握する公社の無料サービス。

＜今後の展開＞
配食サービスの拠点を団地内の集会所に移し、食事会のイベント等を実施し、食を通じた「つどいの場」とすることで、孤食の防止や団地内のコミュニティ形成をめざします。また、この取組みを泉北ニュータウンの他の団地にも広げていく予定です。




＜原山台Ｂ団地 概要＞
所在地　：　大阪府堺市南区原山台５丁３番
総戸数　：　495戸（3棟）
構造 ：　鉄骨鉄筋14階建
築年月　：　1976年1月
※70歳以上の方がいる世帯は32%




＜自家焙煎工房カフェ リトルアイランド＞
自家焙煎コーヒーをメインとした移動販売からスタートし、泉北ニュータウンの三原台の店舗では、無農薬玄米を中心としたメニューを楽しめます。あたたかみのある店内で、子育て層から高齢者まで幅広く利用されています。

「泉北ニュータウン シニア向けサービス創出支援事業」（堺市主催）については、以下のURLをご覧ください。
https://prtimes.jp/a/?f=d19188-59-pdf-0.pdf

■大阪府住宅供給公社概要
代表者 　　：　理事長　堤　勇二
所在地 　　：　大阪市中央区今橋2丁目3番21号
設立 　　：　1965年11月
事業内容 　：　賃貸住宅の管理事業、宅地管理事業、府営住宅の指定管理業務等
基本金 　　：　3,100万円（全額大阪府出資）
URL　　　　：　https://www.osaka-kousha.or.jp/

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ