株式会社オレンジ・アンド・パートナーズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:小山 薫堂/以下「オレンジ」)は、世界最大手のコミュニティ主導型マーケットプレイスのAirbnb(本社:米国カリフォルニア州サンフランシスコ、日本語名:エアビーアンドビー、以下/「Airbnb」)、株式会社オープンハウス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:荒井 正昭/以下「オープンハウス」)と協業し、拡大する民泊ニーズに対応するべく、ホストもゲストも快適に交流を楽しめる空間づくりを基本方針に、ホームシェアリングを前提とした住宅「ORANGE DOOR」の第一弾を、Airbnb公認* デザインとして開発。2019年の5月の竣工に向け、本日2018年11月29日(木)に本住宅を販売開始いたします。
ORANGE DOOR
限られた敷地面積の中で、快適にゲストとホストが交流できる空間や機能を備え、成田や羽田にもアクセスしやすく、人気の山手線沿線エリアであるいう交通の利便性にも優れながらも、下町情緒の残る今注目の西日暮里に、3階建て3LDKの戸建て住宅「ORANGE DOOR」が誕生します。
*「公認」とは不動産に関する品質、法令適合性その他の条件を保証するものではなく、ホームシェアリングのコンセプトに合致したデザインであることを意味しています。
■新たな市場「ホームシェアリング対応型住宅」
今年の訪日者数は10月時点で、2,600万人(日本政府観光局統計値より)となりました。既に2017年の2,800万人に近づき、ますます受け入れ体制の整備が急務とされています。
2018年6月15日には新法も制定され、安心・安全に個人の住宅や宿泊場所を貸し出す人と旅行者をつなぎあわせ、健全な民泊サービスを普及させる環境が整備されつつあります。
そのような環境のなか、家を貸し出すことで収入を得るだけでなく、人との交流やふれあいを通じて人生を豊かにしたいと感じている方々に向け、住宅宿泊事業法に適合した住宅を提供するプロジェクト「ORANGE DOOR」が、Airbnbの協力のもと6月に発足。拡大する民泊ニーズに対応するべく、ホストもゲストも快適に交流を楽しめる空間づくりを基本方針に、オープンハウスとの3社共同開発で本住宅のデザイン開発を進めました。
■「旅するように暮らす」ことを可能にする住宅
自宅をAirbnbのプラットフォームで公開し、貸し出すホストにとっての最大の魅力は、海外のゲストとの交流を通して、自宅にいながら世界旅行に行った気分になれる、世界各国の文化を知ることができるということです。また、これからホストをしてみたい、と思う方たちにとって、自宅を貸し出すことは、さまざまな不安を拭いきれないという問題も抱えています。これらのメリット・デメリットを解消し、ホストとゲストが安心してAirbnbのサービスを利用できる空間、そしてなによりもホストとゲストがほどよい距離感を保ちながら、心地よく交流できる空間の実現に取り組みました。
<「ORANGE DOOR」の主な機能的特徴>
1. セキュリティーの確保
・象徴的な2つのエントランス:ゲスト専用玄関を設け、お互いのセキュリティーを確保
・ホストスペースの施錠:ゲストスペースからホストの生活動線に入るドアはロック可能にすることで、ゲストが不在の際などのセキュリティーを確保
2. プライバシーの保護
ゲスト専用のサニタリー&シャワールームを完備し、水回りを別にすることでプライバシー保護を実現
3. 和モダンテイストのゲストルーム
若い世代でも使いやすい琉球畳を採用し、海外のゲストに人気の和モダンテイストを取り入れたゲストルームを用意
4. コミュニケーション創出を生む空間づくり
・広いLDK:約17畳のLDKでは、料理教室のように、日本の食を教えながら一緒に楽しめる、アイランド型キッチン&ロングテーブルのあるダイニングを、限られたスペースの中で確保
・ゲストルームに装備したディスプレイ棚:ホストこだわりの嗜好品や日本文化を紹介できるディスプレイ棚を用意し、ゲストとのコミュニケーションのきっかけを創出
・屋上に完備したルーフバルコニー:ゲストとの交流を楽しめるもう一つの空間として用意
・ゲストとホストをつなぐポスト:LDKの壁には、折りたたみ式の簡易書斎と、ポストを完備し、ゲストがホストに手紙を残すことができます。
■新たな住宅ローンも完備
本住宅の販売開始にあわせ、株式会社みずほ銀行が、販売元であるオープンハウスと協業し、住宅宿泊事業の運営を想定した住宅購入ニーズに対応する住宅ローンの取り扱いを新たに開始しました。本物件「ORANGE DOOR」も本住宅ローンをご利用いただけます。
<「ORANGE DOOR」物件概要>
所在地 :東京都荒川区西日暮里1丁目40 (以下未定)
交通:京成電鉄本線「新三河島」駅徒歩2分、
JR山手線・京浜東北線・東京メトロ千代田線「西日暮里」駅徒歩10分
構造・規模 :木造・地上 3階
用途地域 :準工業地域
敷地面積 :60.55m2
建物延床面積:112.82m2
販売価格 :7,389万円(税込)
建築確認番号:第KBI-SGM18-10-4919号
竣工予定 :2019年5月中旬
引渡予定 :2019年6月上旬
売主・設計・施工:株式会社オープンハウス・ディベロップメント
デザイン監修 :株式会社オレンジ・アンド・パートナーズ
*パース
■「企画」の力でホームシェアリングを新しい付加価値で昇華
オレンジでは、これまで様々な地域や施設等の「エリアのバリューアップ/メディア化」に努めてまいりました。例えば、オレンジ代表の小山がプロデュースし、日本のみならず世界で愛されるようになった「くまモン」は、単にPRキャラクターとしてではなく熊本県民を巻き込んだ地域バリューアップの象徴として誕生し、今なお経済効果を生み出しています。
その他にも、1) 十勝の56,000坪の牧草地に「天井のないホテル」という“地球にとまり、風土を味わう”というコンセプトの宿泊体験を提供する「メムアースホテル」のプロデュース、2) 150年以上の歴史をもつ京都の料亭の営業を継承し、伝統に寄り添いながら新しさを加え、記憶にのこる料亭として進化させた「下鴨茶寮」、3) 首都高速道路を舞台に交通事故を減らすプロジェクトから始まった「Tokyo SMART DRIVER」は市民主体型ソーシャルキャンペーンとして全国に拡大し、ついに「Japan SMART DRIVER」として交通安全啓発を通じた地域づくり活動として飛躍しています。
このような実績で培った「“場”の持つストーリーをコンテンツ化し、新しい付加価値を生み出す」企画ノウハウを活かし、従来の不動産開発とは異なる視点で住居をプロデュースし、「ホスト」も「ゲスト」もハッピーになるホームシェアリングサービスの普及に貢献して参ります。
<弊社のプロジェクト紹介>
■関係企業のご紹介
<Airbnb>
https://www.airbnb.jp/2008年に創業されたAirbnbは、誰もがどこにでも居場所を感じることができる世界をつくることをミッションとしています。その実現のために、地方ならではの旅をサポートし、多様な選択肢と すべての人々の参画機会がある、持続可能な観光産業を支援します。独自のテクノロジーを活用し、空き家・空き部屋や、ホスピタリティ精神に溢れる起業家としての才能や情熱をプラットフォームに掲載し、収入を得る手段とすることによって、世界中の地域・個人に持続的な経済効果をもたらしています。当社のマーケットプレイスには、世界191か国以上、81,000以上の都市で 500万を超えるユニークな宿泊施設が掲載されています。
「体験」では、世界1,000以上の都市で、約15,000にのぼるユニークかつ手作りのアクティビティが提供されており、今までになかった地域コミュニティそのものを体感いただけます。Airbnbの人と人をつなぐプラットフォームがホスト、ゲスト、当社社員、そして地域社会を含む、当社が関わり得るすべての方々にとって価値あるものとなるよう、努めてまいります。
*Airbnbおよびエアビーアンドビー(エアビー)の名称及びロゴはAirbnb Inc.の登録商標または商標です。
<株式会社オープンハウス>
https://oh.openhouse-group.com/1997年9月に創業したオープンハウスは、都心部に特化して不動産業を展開してまいりました。「東京に、家を持とう。」のスローガンを掲げ、地域に根ざした営業活動を展開し、都心部ならではの住宅事情の中でお客様のご要望に合わせた住まいの提供に努めています。2013年9月には、東証一部上場。2016年には名古屋エリア、2017年には埼玉エリアへ進出。これからも、より多くのお客様にご満足いただける住まいを提供してまいります。
<株式会社オレンジ・アンド・パートナーズ>
http://www.orange-p.co.jp所在地 :〒106-0041 東京都港区麻布台1-11-10 日総第22ビル 1F
代表者 :代表取締役社長 小山 薫堂
設立日 :2006年9月5日
資本金 :132,925,000円(2018年11月現在)
事業内容:各種プロデュース事業等
詳細はこちらプレスリリース提供元:@Press