宿泊施設のテーマは宇治茶の主産地である、「和束町(わづかちょう)」
"P2P型の不動産クラウドファンディングサービス"「クラウドリアルティ」を運営する株式会社クラウドリアルティ(所在地:東京都千代田区、代表取締役:鬼頭 武嗣、以下クラウドリアルティ)は、京町家を宿泊施設へと再生するプロジェクトにおいて、運営を担う株式会社Nazuna(本社:滋賀県野洲市、代表取締役:大門 真悟、以下Nazuna)が築50年以上の京町家を改修した一棟貸し宿泊施設「季楽 京都 本町(きらく きょうと ほんまち)」を三十三間堂・京都国立博物館近くにオープンしたことをお知らせいたします。
宿泊Webサイト:
https://www.nazuna.co/ja/property/honmachi-gochome 本プロジェクトは、ミシュランガイド掲載の宿泊施設運営者のNazuna、ファイナンス・テクノロジーに強みをもつKiraku Japan合同会社(所在地:京都府京都市、代表者:サンドバーグ 弘、以下Kiraku)ならびに空間プロデュース国内最大手の株式会社乃村工藝社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:榎本 修次、以下乃村工藝社)が共同プロデュースして、京町家を宿泊施設として再生する取り組みとなります。現在空き家となっている京町家の中には、築年数が経過していること、必要な修繕がされていないこと等から担保価値が認められず、銀行融資を受けにくい状況にあるものが多く存在しています。担保価値のみならず、将来生み出すキャッシュフローや社会的な価値等にも着目し、その価値に共感する投資家の方々から事業資金を募ることで、古民家再生を促進し、空き家問題の解決や歴史的な景観の維持の一助にもなると考えております。
「季楽 京都 本町」の特徴
[動画:
https://www.youtube.com/watch?v=y6qvjTzIT60 ]
動画URL:
https://youtu.be/y6qvjTzIT60●施設のコンセプト
本施設は、京都市中心部から車で1時間ほど離れた宇治茶の名産地「和束町」を訪れたくなる宿をコンセプトに誕生しました。1階の主寝室には枯山水庭園を模した空間が広がり、また、茶室をイメージした2階の居間は和束町産の宇治茶を味わいながらガラスの床越しに階下の枯山水を眺められる、ユニークなデザインを取り入れています。屋外の坪庭には露天風呂を設けており、湯に浸かりながらゆったりとお寛ぎいただけます。京町家で暮らすように泊まる特別な宿泊体験をお楽しみいただけます。
●Road to WAZUKA
京都府南部に位置する和束町は、鎌倉時代初期にあたる800年前から茶を生産する宇治茶の最大産地であり、町全体に茶畑が広がる美しい景観から別名「茶源郷」とも呼ばれます。しかしながら、近年になって観光地として訪日外国人からの注目が高まりつつあるものの、この町が有する素晴らしい歴史と景観はまだ多くの人に知られていません。
こうした現状を受け、和束町の出身であり、当施設に向かう路地の入口にあたる場所で喫茶店「きっさこ和束」を営むオーナー様の「和束町の魅力をより多くの人に知ってもらいたい」という想いをベースに、Nazuna、Kiraku、乃村工藝社による共同プロジェクトとして完成したのが「季楽 京都 本町」です。宿のコンセプトを「Road to WAZUKA 和束に行きたくなる場所」とし、伝統的な京町家に宿泊いただくことで日本文化を感じていただきながら新たな京都の魅力にも出逢える宿泊体験をお客様に提供いたします。
●京都で唯一の「真上から見下ろす庭園」
宿に入りイグサの香りと昔ながらの雰囲気が漂う土間を抜けると、枯山水庭園を模した空間に広々としたベッドを置いたユニークな主寝室が広がります。一際目を引く大きな岩のアートワークは、和束町の石寺の風景がモチーフです。その岩を中心に砂利敷きの庭園のような空間が演出されており、和束の大地で寝転がっているような体験を味わうことが出来ます。
この枯山水の庭は2階の居間の透明な床からも眺めることができ、和束町の宇治茶をお供に、当施設でしか味わえない独特な空間をお楽しみいただけます。京都には無数の日本庭園がございますが、「真上から見下ろす庭園」は唯一この「季楽 京都 本町」にのみ存在するものです。そして奥には屋外の坪庭を楽しみながら入浴できる露天風呂を設置いたしました。お好きな時間にゆったりと湯に浸かり、寛ぎの時をお過ごしください。
また、インテリアには、昔の茶農家が実際に使っていた茶箱をリメイクしたティースタンドや、かぶせ茶をつくる際に使われる遮光シートを使ったライトなど、当施設のテーマに合わせて制作されたオリジナルアート家具を使用しており、空間の独自性を高めております。
たくさんのお客様に「日本茶」の文化をお楽しみいただき、愛される宿となるように思いを込めて作られた宿です。
宿泊施設「季楽 京都 本町」概要
所在地:京都府京都市東山区本町5丁目187-1
アクセス:京阪本線「七条駅」徒歩4分
階数:地上2階建て
ベッド:キングベッドx1、布団x4
館内設備:寝室/和室x2/リビングエリア/庭・露天風呂/無料Wi-Fi完備
オンライン予約リンク:
https://www.nazuna.co/ja/property/honmachi-gochome「本町五丁目 京町家再生プロジェクト」について
クラウドリアルティは、京町家の証券化及び宿泊施設へのリノベーション工事を目的とした資金調達を、クラウドファンディング・プラットフォームとして執行いたしました(ファンド名称:京町家7号ファンド)。
当該資金調達は2018年4月23日より募集を開始し、当日中に投資家91名から5,000万円の出資を集めました。ファンドとしての運用期間は約5年間にわたり、その間宿泊施設の運営収益に応じた分配を行います。運用期間の終了時には本物件の売却を含めたリファイナンスを行い、出資金の払い戻し等を行います。なお、本物件はプロジェクト終了後も宿泊施設として継続して運営されることを想定しております。
URL:
https://www.crowd-realty.com/project/JP-0006/summary/株式会社Nazunaについて
「Nazuna」及び「季楽(きらく)」ブランドで、町家をリノベーションした高級旅館・高級一棟貸し宿を運営しています。ミシュランガイド京都・大阪の3パビリオンを獲得している「Nazuna 京都 二条城」、2018年の日本経済新聞「専門家が選ぶ全国古民家町屋ランキング」で8位を受賞した「季楽 京都 姉小路」など、伝統的でありながらも独創的な宿を展開しています。
URL:
https://www.nazuna.co/株式会社乃村工藝社について
1892(明治25)年創業の日本の大手ディスプレイデザイン会社です。主に博物館等の展示空間や、商業空間、イベント空間の企画・デザインや施工を手がけています。 近年、多様化する商業空間やイベント、文化施設などの業態や在り方に対応すべく、地域の課題解決や魅力づくりに取り組む「OKAERI NIPPON PROJECT」を立ち上げ、新分野、新市場でのプロジェクトを進めています。
URL:
https://www.nomurakougei.co.jp/Kiraku Japan合同会社について
Kiraku Japan合同会社及び、アメリカに本社を置く親会社のKiraku Technologiesは、ソフトウェア開発、分析コンサル、アセットマネジメント、ホテル開発企画等を行っています。2015年7月に宮崎県日南市より「まちなみ再生コーディネーター」業務の委託を引き受け、Kiraku Japan合同会社を設立し、2017年12月に、経済産業省より「地域未来牽引企業」に選定されています。日本の歴史的資源を活用した再生ビジネスに着目し、旅館再生を含め、「日本の未来に残したい資産」をテーマに、事業性のある不動産の利活用プロジェクトを進めています。
URL:
https://www.kiraku.io株式会社クラウドリアルティ 会社概要
代表取締役:鬼頭 武嗣
所在地:東京都千代田区大手町一丁目6番1号 大手町ビル2階 FINOLAB
設立:2014年12月
URL:
https://www.crowd-realty.com/金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2963号
宅地建物取引業 東京都知事(1)第98234号
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