UDS株式会社（所在地：東京都渋谷区 代表取締役社長：中川敬文 以下UDS）創業者の梶原文生（かじわら ふみお）と、慶應義塾大学総合政策学部（以下慶應SFC）教授 井庭崇（いば たかし）氏の共著『プロジェクト・デザイン・パターン - 企画・プロデュース・新規事業に携わる人のための企画のコツ32』の英語版が、このたびCreativeShiftより出版されました。
2016年に日本語にて出版された本書は、日本初とも言われるデザインホテル「クラスカ」などを手がけUDSを牽引してきた梶原が長年プロジェクトを通して培ってきた「企画のコツ」を、パターン・ランゲージの研究者として世界的に活躍する井庭氏が32のパターンに分類し、具体的な事例とともにわかりやすく紹介したものです。
成功事例の共通パターンを言語化して共有する方法論であるパターン・ランゲージは、建築家クリストファー・アレグザンダーが1970年代に考案し、以後ソフトウェアデザインの分野、さらに教育や組織の分野にも展開して応用されています。井庭氏は教育や組織の分野へ展開した先駆者の一人として、「プレゼンテーション」や「認知症」、「対話」や「創造的学び」など様々な分野においてパターン・ランゲージを制作・研究しています。そのようななかで「企画のコツ」についてパターン・ランゲージでまとめるのは、世界でも初めての試みでした。
今回、書籍内容の全文が英訳され、アメリカのオンデマンド出版の仕組み「Lulu」を使って、CreativeShiftより英語版として出版されます。このたびの出版に際しては、Wikiを開発したウォード・カニンガム氏や、組織づくりのパターン・ランゲージ『Fearless Change アジャイルに効く アイデアを組織に広めるための48のパターン』の著者であるマリリン・マンズ氏をはじめとした、世界各国のパターン・ランゲージの研究者たちから寄せられた推薦文も掲載されています。
なお2018年9月には韓国で『プロジェクト・デザイン・パターン』の韓国語版が現地出版社より出版されており、本書の海外出版は二カ国目となります。
本書の英語版、韓国語版、日本語版の詳細は、それぞれ以下のページからご覧いただけます。
■ 英語版
Lulu.com
http://www.lulu.com/shop/product-23964743.htmlAmazon.com
http://www.amazon.com/dp/0359325998Amazon.co.jp
https://www.amazon.co.jp/dp/0359325998■ 韓国語版
YES24.com
http://www.yes24.com/Product/goods/63840092■ 日本語版
Amazon.co.jp
https://www.amazon.co.jp/dp/4798146951【書籍概要】
Project Design Patterns: 32 Patterns of Practical Knowledge for Producers, Project Managers, and Those Involved in Launching New Businesses
著者：Takashi Iba, Fumio Kajiwara
翻訳：Ayaka Yoshikawa
発売日： 2018年1月28日
出版元： CreativeShift
定価： ＄23.00（米ドル）
＜UDSについて＞
UDS株式会社は、事業性と社会性を実現するしくみ=「システム」で都市を豊かに楽しくすることを目指し国内外でまちづくりにつながる「事業企画」、「建築設計」、「店舗運営」を一気通貫で手がけています。まちづくりに必要な用途（住宅・ホテル・商業施設・オフィス・公共施設等）と機能 （企画・設計・家具・建材・運営）を複合化させることで、各地域にオンリーワンの場をつくることを強みとしています。教育施設をリノベーションした「ホテル カンラ 京都」など建物の再生活用をはじめとした不動産リノベーション事業や、子どもの職業体験施設「キッザニア東京」など、独自の仕組みをもつ施設の企画・設計・運営において数多くの実績を有しています。
Website：
http://www.uds-net.co.jpFacebook：
https://www.facebook.com/uds.ltd＜CreativeShiftについて＞
株式会社クリエイティブシフトは、パターン・ランゲージを通じて、個人・組織・社会がよりいきいきと創造的になるお手伝いをしています。企業ニーズに合わせたパターン・ランゲージの制作受託、社内でのパターン・ランゲージ制作へのコンサルティング、研修・セミナーの提供、パターン・カード等の新しい道具の制作・提供など、パターン・ランゲージの普及とさらなる発展に貢献していきます。
Website：
http://creativeshift.co.jp/企業プレスリリース詳細へPR TIMESトップへ
