ここ数年、分譲マンションの価格が高騰しており、一戸建てのマイホームを検討する人が増えています。
その背景には、以前と比べて一戸建ての建築費用が安く抑えられるようになったこと(ローコスト住宅)が大きな要因として挙げられます。
「注文住宅の達人」では、家づくりを検討している方への情報提供を行っていますが、近年問い合わせ数が増えてきています。
そこで今回は、注文住宅の検討理由や、不安に感じている点についてアンケートを行い、調査結果をまとめたものを報告します。
■アンケートの概要
本アンケートは、20代から60代の男女300名を対象に2019年6月に実施したものです。
アンケートの内容は下記となります。
注文住宅を検討している理由は何ですか?
家づくりにあたって重視しているものは?
家づくりで不安なことは何ですか?
予算はどれくらいで検討していますか?
間取りの広さはどれくらいを希望していますか?
■注文住宅を検討している理由は何ですか?
[画像1:
https://prtimes.jp/i/45112/4/resize/d45112-4-709991-0.gif ]
注文住宅を検討している理由は何ですかという質問に対して、もっとも多かった回答は「自分の家が欲しい」で34.7%でした。
次点の「こだわりの家に住みたい」も26.6%あり、やはりマイホームに対する憧れは今でも根強いことがわかります。
また、「毎月の家賃がもったいない」も21.6%あり、経済的な観点からも注文住宅が注目されていることがわかりました。
■家づくりにあたって重視しているものは?
[画像2:
https://prtimes.jp/i/45112/4/resize/d45112-4-634645-1.gif ]
家づくりにあたって重視しているものはという質問に対して、もっとも多かった回答は「予算」の35.7%で、3人に1人が「予算」を最重視していることがわかりました。
次点は「広さ・間取り」の20.1%で、「立地」が18.6%、「周辺環境」が13.1%、「住宅設備」が12.1%と続きます。
全体的に分散した回答となり、家づくりに関して重視する点は人それぞれ違うということがわかる結果となりました。
■家づくりで不安なことは何ですか?
[画像3:
https://prtimes.jp/i/45112/4/resize/d45112-4-400989-2.gif ]
家づくりで不安なことは何ですかという質問に対して、もっとも多かった回答は「資金計画」で38.7%でした。
「住宅ローン審査」も6.5%あり、全体の45%の人が金銭面の不安を感じていることがわかります。
次点は「ハウスメーカー選び」の29.6%で、約3人に1人がハウスメーカー選びに不安を感じている結果となりました。
資金計画とハウスメーカー選びは密接に関係するので、信頼できるハウスメーカーを探すことが、家づくりの不安を解消するための重要なポイントになりそうです。
■予算はどれくらいで検討していますか?
[画像4:
https://prtimes.jp/i/45112/4/resize/d45112-4-727960-3.gif ]
予算はどれくらいで検討していますかいう質問に対して、もっとも多かった回答は「2,000~3,000万円未満」で38.7%でした。
次点の「1,000~2,000万円未満」が25.6%なので、全体の3人に2人は3,000万円未満で検討しているという結果になりました。
さらに「3,000~4,000万円未満」の20.1%を足すと全体の84%を占める結果となります。
住宅金融支援機構が発表している「2017年4月1日から2018年3月31日」までのデータ(※1)によると、注文住宅の所要資金は全国平均で3,356万円、土地込みの場合は4,039万円となっています。
アンケート結果で大部分を占める3,000万未満という数字からは多少上ブレしていますが、最近はローコスト住宅の人気が高まっていることから、今後は平均金額が下がる可能性もあります。
今後は「高額でもよいからこだわりの家を建てたい」というニーズと、「毎月の家賃を払うのがもったいないからローコストで自宅を建てたい」というニーズの二極化が進んでいく可能性もあり、動向に注目したいところです。
※1
https://www.jhf.go.jp/files/400346708.pdf■間取りの広さはどれくらいを希望していますか?
[画像5:
https://prtimes.jp/i/45112/4/resize/d45112-4-833141-4.gif ]
間取りの広さはどれくらいを希望していますかという質問に対して、もっとも多かった回答は「3K/DK/LDK」で51.8%となり、過半数を超える結果となりました。
少子化にともない夫婦+子供1人の3人世帯が増えているため、「3K/DK/LDK」で計画している人の割合が増えていると推測されます。
また「2K/DK/LDK」と「1K/DK/LDK」の合計か22.6%と、全体の1/5を超える数字になっている点については、ローコスト住宅の増加が反映されているのではないかと推測されます。
<調査対象者概要>
[人数] 300名
[性別] 男性48%、女性52%
[年代] 20代14.6%、30代43.2%、40代30.7%、50代9.5%、60代以上2.0%
[画像6:
https://prtimes.jp/i/45112/4/resize/d45112-4-612870-5.gif ]
■まとめ
今回の調査結果から、家づくりに関してはやはり「予算(お金)」の問題がもっとも関心が高いということがわかりました。
最近ではローコスト住宅を扱うハウスメーカーも増えており、以前に比べれば選択肢は増していますが、間取りや設備などにこだわると必要な資金は増加していきます。
実際に家を建てる過程で、当初予定していた資金をオーバーしてしまうというトラブルは非常に多いので、十分に注意が必要です。
すべて理想通りのマイホームを建てることは困難なので、こだわる箇所に優先順位をつけて、ハウスメーカーと相談しながら上手く調整していきましょう。
本ページ内に掲載されている調査結果、及びグラフ画像などを引用する際は、引用元として「注文住宅の達人」と明記して下さい。
■本アンケートに関するお問い合わせ先
本アンケートは「注文住宅の達人」運営チームが行ったものです。
お問い合わせがある方は下記サイトよりご連絡ください。
「注文住宅の達人」
https://chumon-jutaku-tatsujin.com/[画像7:
https://prtimes.jp/i/45112/4/resize/d45112-4-563661-6.gif ]
<運営会社>
会社名:株式会社MayLight
所在地:東京都新宿区新宿1-28-9 新宿高山ビル5階
代表者:代表取締役 金子幸輔
設 立:平成23年11月1日
連絡先:03-6380-6404(代表)
企業プレスリリース詳細へPR TIMESトップへ