再開発マンション徹底比較/今注目のHARUMI FLAGの順位は?~再開発マンションランキング発表~

株式会社マーキュリー

2019年8月15日 14時40分

新築マンションのビッグデータを活用し、不動産情報プラットフォーム事業を行う株式会社マーキュリー(本社:東京都新宿区 代表取締役:陣 隆浩)は、2004年以降に分譲されたお知らせ看板データをもとに再開発の新築マンションを抽出し、再開発マンションに限定した動向や優位性など、様々な角度からランキング形式でまとめました。

新築マンション市場の中でも、特に注目が集まるのが再開発マンション。商業施設が併設されていたり、駅近であったり、規模が大きく建物内の共用施設が充実していたり、更には、街自体を変える力まで持ち合わせる再開発マンションですが、ひとえに再開発マンションといっても様々です。

今回はマーキュリーが提供するサービス【開発Summary】で、2004年以降に分譲されたお知らせ看板データをもとに再開発の新築マンションを抽出し、再開発マンションに限定した動向や優位性など、様々な角度からランキング形式でまとめました。

■再開発マンション エリア別延床面積ランキング



上位はタワーマンションの供給が活発な湾岸エリアが占める結果となりました。
内陸では、武蔵小杉を擁する川崎市中原区や、南千住や日暮里といった、まとまった開発があった東京都荒川区などが上位を占めています。
※21位から50位までのランキングはRealnetニュースでご覧いただけます。

■再開発マンション 敷地面積ランキング



敷地面積のランキングを見ると、販売開始前ではありますが、オリンピックの選手村の開発としても注目を集めるHARUMI FLAG(建築確認申請ベースでは3プロジェクト)が上位を占めました。同プロジェクト3敷地を合計すると、次点のThe Tokyo Towersの3倍の敷地規模となり、過去に供給された再開発と比べても、どれだけ大きな開発であるかが分かります。
その他も湾岸エリアのマンションが上位を多く占める結果となりました。元々更地であったり、大規模な事業所跡であったりと広大な開発用地が確保しやすいことが主因と考えられます。
※21位から50位までのランキングはRealnetニュースでご覧いただけます。

再開発マンションは全般的にメリットも多くリセールバリューは高いと言われていますが、
中でもどんなマンションのリセールバリューが高いのでしょうか?

■再開発マンション 騰落率ランキング



再開発マンションの騰落率ランキングを見ると、上位の「新橋プラザビルコアレジデンス」「ナビューレ横浜タワーレジデンス」「豊洲シエルタワー」は新築分譲時の約2倍前後の価格で取引されています。上位にランクされたマンションの傾向は大きく3つに分かれるといえます。

ひとつは駅前、駅直結のタワーマンションであること、もう一つは都心部の希少性の高い場所に位置する高級タワーマンションであること、最後に敷地内や近接地に大きな商業地域・施設を擁すること。いずれにせよ「仕様」はもとより、「交通アクセス」「利便性」「立地」など、良いマンションとされる条件をすべて高い次元で備えていることが条件と言えそうです。

次に、再開発マンションと同じ時期(販売年)に同じ行政区で供給された再開発以外のマンションと比べると、どの程度リセールバリューが高いのか、騰落率の差をランキングしました。

■再開発マンション 一般的なマンションとの騰落率差ランキング



騰落率ランキングでも上位だったマンションが上位を占めていますが、「横浜ポートサイドプレイスタワーレジデンス」や「アイリンクタウンいちかわザタワーズウエストプレミアレジデンス」など、同年同行政区に分譲されたマンションの騰落率は下落しているにも関わらず、大きく高騰しているマンションも見られます。

人気の再開発マンションは年代やエリアを問わず、価値が維持されやすい傾向にあるといえそうです。

■再開発マンション 住戸面積帯×所在階数帯 クロス集計





再開発マンションの階数別、面積帯別の騰落率を見てみると、コンパクトな30平方メートル 台の30階以上、および110平方メートル 以上の広面積帯および50階以上の騰落率が高い傾向にあることが分かりました。30平方メートル 台は賃貸で回すことも想定したセカンド需要も見込めること、広面積帯や高階層は再開発マンションの住戸の中でもプレミアム住戸と呼ばれる設備や仕様が通常の住戸よりも上質なマンションが多いことなど、ともに中古流通時に予算にゆとりのあるアッパー層、富裕層が購入対象者になる住戸が高騰する傾向にあることが分かりました。

前述した過去最大規模の再開発マンションであるHARUMI FLAGをはじめ、湾岸エリアや都心エリアを中心に注目度の高い再開発マンションの供給が多数控えており、今後の動向にも注目が集まります。

※開発データは2019年7月5日時点、新築分譲データは2019年7月12日時点

【再開発物件ランキング:50位までの全てのランキングを閲覧出来ます】
https://news.real-net.jp/pickup/102939
※閲覧にはRealnet会員登録(無料)が必要です。

【Realnetとは】
不動産業界に最適な「情報インフラ」を構築したい―。
Realnetは不動産業界向けの会員制情報サービスとして、多くの情報を発信してまいりました。
Webサービスのみにとどまらず、約20年に渡り蓄積してきた約4万物件(住戸数約220万戸)の新築分譲マンションデータを活用し、新築マンションサーチ、中古マンションサーチ、中古マンションチェッカー等のスマートフォンアプリの提供もしております。総ダウンロード数は45,000ダウンロードを超えました。(2019年6月末時点)
情報提供以外にも、「社」から「者(個)」へというテーマのもと、不動産業に携わる方、一人一人にご利用頂けるような多角的なサービスの構築を目指し、そして、2020年度には会員数50,000人という目標に向けて邁進してまいります。

【サービスURL】
■Realnetニュース
https://news.real-net.jp/
■Realnet
https://real-net.jp/
■新築マンションサーチ(スマートフォンアプリ)
https://service.mcury.jp/mansionsearch_1/
■中古マンションサーチ(スマートフォンアプリ)
https://service.mcury.jp/chuko_1/
■中古マンションチェッカー(スマートフォンアプリ)
https://service.mcury.jp/checker_1/

≪マーキュリーとは≫
“サマリネットシリーズ”を中心に、約20年にわたり不動産業界向け情報サービスを展開してきました。1995年以降に分譲された約4万物件(住戸数約220万戸)もの新築マンションデータを保有しております。これからも情報収集力と分析ノウハウを生かして、不動産に関わる多くの人の満足を創造して参ります。

≪会社概要≫
会社名:株式会社マーキュリー  
所在地:東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル43階(私書箱157号)
TEL:03-5339-0950(代表)   
FAX:03-5339-0951(代表)  
URL:https://mcury.jp/
代表取締役:陣 隆浩
設立年月:1991年05月

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

2019年8月15日 14時40分

NEW

TOKYO RESIDENCE 「メインステージ南砂町」が誕生、販売開...



株式会社青山メインランド(本社:東京都千代田区代表取締役社長西原良三)は自社ブランドマ...

  • Daily
  • Weekly

アーカイブarchive

もっと見る

タグtag

もっと見る

いえらぶニュースは不動産・住宅関連の最新情報を毎日お伝えするニュースサイトです。

いえらぶニュースは不動産・住宅に関する企業や団体などのプレスリリース(報道機関向けに発表される資料)を原文のまま掲載するサイトです。住まいや暮らしに関する最新情報から不動産業界を取り巻く社会・経済動向を可視化することで、住宅産業のトレンドを捉えていきます。住まい探しをしているユーザーだけでなく不動産管理会社や仲介会社、オーナー、デベロッパー、不動産ファンド、不動産投資顧問、ゼネコン、建築会社など不動産に関わる全ての方にご欄いただける内容になっています。一人でも多くのユーザーが満足する住まいを見つけられるよう、不動産業界の“いま”を配信し続けます。
※プレスリリースに関するお問い合わせは各掲載元の会社に直接お問い合わせください。
※出典先などの外部サイトへのリンクについては、閲覧時期によってリンク先が存在しない場合がありますので、予めご了承ください。

いえらぶで物件を探してみませんか?

あなたの理想に合った家選びを、いえらぶは応援します。いえらぶで、いい家選んでみてください。

トップへGO!