子どもの想像力を育むアート溢れる街「アラ・ラ若葉桜木」においてグッドデザイン賞2019を受賞

株式会社拓匠開発

2019年10月2日 17時40分

株式会社拓匠開発(本社:千葉県千葉市、代表取締役:工藤 英之)の戸建分譲住宅地のまちづくりプロジェクト「アラ・ラ若葉桜木」が、このたびグッドデザイン賞2019(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞いたしました。



住みたい街全米No.1ポートランドの街づくりに学ぶ、アートと緑でつなぐコミュニティ溢れる街「アラ・ラ若葉桜木」。豊かな自然とアートでのびのびと子育てができる千葉県千葉市若葉区の新築一戸建て全7邸。

「アラ・ラ若葉桜木」公式サイト:https://takusho.co.jp/shinchiku/alala/wakabasakuragi/
「グッドデザイン賞公式ホームページ アラ・ラ若葉桜木」:
https://www.g-mark.org/award/describe/49425?token=1zRGQwwH0B


◆プロジェクト概要:
7戸の小規模開発であるが、近隣のスポンジ化したエリアに開くように「アートペイント」「各宅地の敷地延長部の共用」「シェアリングコミュニティ」等を街づくりの要素に取り入れることで、住民以外の近隣の人々とも繋がり、持続的にそのエリアが活性化するようにした。一方、2階リビングを取り入れるなど個の空間の確保にも配慮。

高齢化が進む千葉市若葉区では、エリアにより住まう世代に偏りが生じている。そこに子育て世帯が加わり循環させることで地域の活性化になると考え、子供の感性を育む仕組みとしてアートを取り入れた。子供は色で感覚を養い、幼少期の体験や気づきが、その後の成長に大きく影響するといわれていることから、デザインディレクターとアーティストと共に色使いやアートペイント、隠れアートなど街全体の空間を子供たちの感性やセンスが磨かれるよう工夫を凝らした。メインペイントが擦れたら住民や近隣住民が集まりペイントを再生するシティリペアの考えや、不要になった本やおもちゃを交換し合うシェアリングポストの設置は、自然とコミュニティが生まれる仕組みとなり、近隣住民ともつながり、社会的問題である引きこもりの抑止や、日常にアートがあることでそのエリアに住まう人々も豊かな心で過ごすことができるモデルケースになる。

◆デザインのポイント:
1. 市と建築協定を締結し個別の狭小空間になりがちな敷地延長部分を共用の通路や広場として利用可能に。
2. 共用通路には子供たちが自由に落書きができ、空中にはフラッグやタープ、カテナリー照明などの設置が可能。
3. シティリペアの考えを導入、ペイントが擦れたら住民が集まりアートを再生するコミュニティの仕組み。

◆デザイナーの想い:
共用空間に描かれたアートは、アーティストの一方的な作品ではなく、このエリアに暮らす人々の思考を可視化したいと考え、まずは街開きイベント時に住民と近隣住民が集い、子供たちが自由な発想で共用通路にチョークで落書きした。その落書きをモチーフとしアーティスト野津萌氏によりペンキでアートに仕上げた。 子供たちが幼少期に養った感性やアイデアは将来、シティリペアする際自らがアートを発信できるよう期待する。デザインディレクターによって地域景観に溶け込めるシンボル的な空間を創造した。住宅は、コミュニティ空間とは別に各戸のプライベート空間を確保できる窓の位置や大きさ、リビングの設置フロアなどに配慮し間取り設計した。メインペイントの中央には住所の番地、各戸には住所の枝番号の数字を表し、無機質な番号表示とならないようアートの一部とした。広場に2本の高木を植えることで、視覚的な緑量を確保しアートと自然を融合させた。

◆デザイナー:野津 萌
高校卒業後、米国カリフォルニア州立大学ロングビーチ校に入学し、 アート(グラフィックデザイン)専攻で卒業。
在学中から様々なチョークアートのコンテストで賞を受賞し、卒業後はグラフィックデザイナー兼画家としてカリフォルニアで活動。10年を経て、現在は日本を拠点に活動中。

◆審査委員による評価コメント:
7戸の小規模な開発であるが、各宅地の敷地延長部を共用としてデザインし、それを建物のサインやアートペイントというあまり費用の掛からない方法で、今までみたことがないような環境をつくっている。2階をリビングとし、1階はむしろ閉じがちにすることで、グランドレベルが私的な表出から開放されて、よりパブリックな展開が可能になっており、住戸のプランニングとも連携したデザインとなっている点も評価できる。小規模な戸建ての開発でも、今後の可能性を示唆する好事例といえる。

= 2019年グッドデザイン賞情報 =
◆グッドデザイン賞受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2019」に出展
本年10月31日(木)から東京ミッドタウンで開催される受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2019」
会場で、「アラ・ラ若葉桜木」が本年度受賞作として紹介される予定です。「GOOD DESIGN EXHIBITION 2019」は最新のグッドデザイン賞受賞デザインが一堂に紹介されるイベントとして毎年人気を博しています。

◆「GOOD DESIGN EXHIBITION 2019」概要
日程:2019年10月31日(木)~11月4日(月)
会場:東京ミッドタウン内各所(東京都港区赤坂9-7-1)
時間:10月31日(木)~11月3日(日)11:00~20:00 /11月4日(月)11:00~18:00
※入場は閉場30分前まで

グッドデザイン賞とは
グッドデザイン賞は、1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を発端とする、日本唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。今日では国内外の多くの企業や団体などが参加する世界的なデザイン賞で、グッドデザイン賞受賞のシンボルである「Gマーク」は、すぐれたデザインを示すシンボルとして広く親しまれています。https://www.g-mark.org/

グッドデザイン賞2019 受賞分譲地「アラ・ラ若葉桜木」
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=ua16lLgzt0g&feature=youtu.be ]


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