~“バラバラでアンバランスな住まい”を体感する3つのコンセプトルームが完成~
日鉄興和不動産株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:今泉 泰彦)が運営するシングルライフのための暮らし・住まいの研究所「+ONE LIFE LAB」(プラスワンライフラボ)は、新時代の都市生活を探求するプランニングチーム「素敵なうさぎライフ研究所」(うさ研)を2017年12月に立ち上げ、生活者参加型プロジェクトとして、ミレニアル世代の生活意識から発想した新型コンパクトマンション開発を進めてきました。
この度、このプロジェクトから生まれた新しい居住空間コンセプト「i-Be2」(イビー・スクエア)全3モデルのコンセプトルームが完成いたしましたのでお知らせいたします。
【素敵なうさぎライフ研究所立ち上げの背景】
既存のルールや価値観に縛られず独自の感性を持つと言われるミレニアル世代(1980年代~2000年代序盤生まれ)の意識や生活行動は、住生活においても従来の常識を覆す新しい市場を生み出す可能性を秘めています。
そこで、プラスワンライフラボではミレニアル世代に特化して調査研究を行う「素敵なうさぎライフ研究所」を立ち上げ、これまでのマンション企画をゼロから見直すこととしました。
かつて欧米から「うさぎ小屋」と呼ばれた日本の小さな家。しかし今、コンパクトな都市型マンションで送る新時代のスマートな「うさぎ小屋」ライフは、とても素敵なものにできるのではないか。そんな発想で生まれたのが「素敵なうさぎライフ研究所」です。
【i-Be2の誕生】
うさ研では、都内に居住するミレニアル世代の単身女性を対象にエスノグラフィーを中心としたリサーチを実施。その結果、自分らしい個性的な生き方を愛するミレニアルズは、画一的な枠組みに収められることを好まず、自分にふさわしい個性を住まいに対しても求める願望があることが明らかになりました。
「大衆」に向けて設計された平均値発想の間取りや仕様・設備ではミレニアルズの真の期待に応えることはできない。均整のとれた汎用性を目指すのではなく、コンパクトマンションの優位性を活かして、ちょっといびつでアンバランスな個性を持つ人にぴったりな「自分らしい居場所」を作れないだろうか。そんな発想から、“アンバランスな私たちのアンバランスな住まい”「i-Be2」は生まれました。
3つのライフシーンに合わせた個性的なコンセプトルームは、『リビオレゾン 勝どきnex』にてメニューオプションとして選択することができます。
自分らしく暮らしたい、そんな願いを叶えるコンパクトマンションが誕生しました。
【コンセプトルームイメージイラスト】
※各コンセプトルームの詳細は4~5ページ以降をご参照ください。
<worcube(ワーキューブ)>
自宅を仕事場として使う人のための家
<ambientum(アンビエンタム)>
“自分に帰る場”としての家
<sportio(スポルティオ)>
生活の中心にスポーツがある人のための家
《添付資料》
【素敵なうさぎライフ研究所 調査内容詳細】
素敵なうさぎライフ研究所では、「i-Be2」の開発に先立ち、デスクリサーチ・エスノグラフィ・エキスパートインタビュー等の調査を行いました。
■ ミレニアル世代の多角的なリサーチと発見
ミレニアル世代女性の意識や生活態度を様々な角度から分析するため、うさ研では国内外のライフスタイル潮流を把握するためのデスクリサーチ、実際の居住空間で生活実態を把握するエスノグラフィー調査、また彼女たちをターゲットとしたサービスを展開するエキスパートへのインタビューを実施しました。
その結果、彼女たちは理想を持ちつつも現実的で、経済的・精神的に自立心が強く、地に足のついた自分なりの判断基準を持っていることがわかりました。
それにより、不特定多数に向けて設計された平均値のものごとでは満足せず、人並みに埋没することで得られる安心感よりも、他人とは違う自分を肯定し、自己表現の追求を楽しむことが明らかになりました。
「結婚してもしなくても家は買いたいです。自分のモノにしたい欲が強くて。自分でなんでもやりたいです」
―コンサルティング会社勤務・20代女性
「一般的に語られる”女性らしい”女性像は過去のもの。女性はより強く、たくましく自立していく」
―エキスパートインタビューより
彼女たちにとっての住まいとは、自分らしい心と身体を取り戻し、整え、磨く拠点。また結婚生活までの一時的な住処ではなく、自身が思い描くライフスタイルや自己実現を果たすための重要な環境です。
生活を収める箱というよりむしろ自分の心身の延長として、自分の思考や価値観がはっきり投影される場、あるいはプラットフォームと言えるでしょう。
「自分の住まいを見たときに社会の中で自分が果たしている役割を実感できる。それは完成形ではない」
―IT企業勤務・20代女性
こうした感覚・意識を持ったミレニアル女性を応援、サポートするために、「iBe2」コンセプトが策定されました。
■「i-Be2」商品化に向けて
「i-Be2」とは、私(=「 i 」)がもっともっと自分らしく(=「Be2」)生きられるという意味と、「いびつ(仏Baroque)」の意味を重ね合わせたネーミングです。
「i-Be2」では、ライフスタイル別に考案された10のコンセプトから、特に提案性が高いと思われる次の3つを選び、オピニオンリーダーとのディスカッションを経て商品化を進めました。
ミレニアル世代それぞれの暮らしに寄り添ったプランをご提供します。
Zone-1; worcube(ワーキューブ)
自宅を仕事場として使う人のための家
従来のホームオフィスの発想をさらに進化させた、もはや「仕事場に住む」感覚の住まい。主にクリエイティブな作業やクラフトワークなどに最適な「アトリエ」と呼ばれる高機能作業スペースを核に、コンパクトな空間の中で職と住を心地よく両立させる工夫を詰め込んだ、小規模事業や個人の作家の方々に適したモデルです。
従来の33平方メートル の間取りでは対面キッチンを採用してきましたが、仕事場と生活感の切り離しを行うために独立キッチンへ形状を変更、床の仕上げも塩ビシートを使い傷がつきづらく、作業のしやすいフロアとしました。仕事道具を収納するべく、壁際に大型の収納家具を設置。デスクワークで重要な電源コードもフロアコンセントの設置により便利に使えるようになりました。
Zone-2; sportio(スポルティオ)
体を動かすことが大好きで、生活の中心にスポーツがある人のための家
外で思い切り体を動かす人の活動拠点となるような設計。高性能シャワーを備えたバスルームに隣接してスポーツギアの収納に適するユーティリティスペースを設け、心身を休めてくつろぐリラックススペースとはっきり分離させるなど、アスリートの声に基づいて設計されました。
このプランでは玄関にユーティリティスペースである土間を設置するとともに、リビングと洋室の間仕切りを取ることで広い一体のスペースを確保しました。また、床の仕上げもフローリングからボロン材を採用。天井にはエキスパンドメタルを配し、チューブトレーニングや器具の収納に便利にしました。土間部分にはナノイー発生器を設置、洗面台とは別のシンクを設けることで、泥のついた汚れ物や靴も洗えて、屋外スポーツをして帰ってきてもプライベートゾーンと分けて清潔に過ごすことができます。
Zone-3; ambientum(アンビエンタム)
都会生活のストレスから解放され、コクーン(繭)感覚で“自分に帰る場”としての家
専用設計のベッドルームとバスルームを中心に、室内環境をコントロールするスタジオ的な要素を随所に盛り込み、気分に合わせて巣ごもりするような快感を追求。家全体で究極のリラックスを得ることを目的に、五感発想でデザインされた空間です。
採光を最大限部屋に取り込むために間仕切り壁を取り、カーテンレールへ変更しました。天井には人口天窓を設置し、部屋の中でも太陽に包まれているような感覚になることができます。また、部屋の壁は塗装仕上げにしており、直線部分は丸みを帯びさせることで究極の癒しの空間を演出しました。床は天然木素材を使っています。
■POP UP GALLERYについて
素敵なうさぎライフ研究所にて開発された3つのプランのコンセプト展示をはじめ、『リビオレゾン 勝どきnex』モデルルーム内には過去に商品開発を行った、「+ONE KITCHEN」や「+ONE POWDER ROOM」など、プラスワンライフラボから「カタチにした」商品をご覧になれます。
POP UP GALLERYは完全予約制で、説明員のつかない博物館のような展示スタイルのため、自分の暮らしを想像しながらゆっくりご覧いただけるスペースです。体感頂いた商品の説明やこれまでの調査経緯は、「+ONE LIFE LAB銀座ギャラリー」でも公表しています。
■POP UP GALLERY概要
・所在地 東京都中央区月島1-3-2 佃權月島ビル2階「リビオレゾンサロン月島」内
・交通 東京メトロ有楽町線・都営大江戸線「月島」駅 徒歩1分
・運営 日鉄興和不動産株式会社
■『リビオレゾン 勝どきnex』物件概要
・所在地 東京都中央区勝どき5丁目1103番地2(地番)
・交通 都営大江戸線「勝どき」駅徒歩9分
・総戸数 96戸
・構造・規模 鉄筋コンクリート造・地上13階建
・敷地面積 710.35平方メートル
・専有面積 25.12平方メートル ~32.18平方メートル
・間取り 1K~1LDK
・竣工時期 2021年2月下旬(予定)
・入居時期 2021年3月下旬(予定)
・売主 日鉄興和不動産株式会社
・施工 新日本建設株式会社
・公式HP
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