「Arch-LOG」により什器配置から店舗照度まで完成画像で検討が可能となり、より現実的な提案力が生まれ生産性が向上。店舗の効率化、省エネ化、ローコスト化をサポート
株式会社イチケン（所在地：東京都港区芝浦1-1-1、代表取締役社長：長谷川 博之〔はせがわ ひろゆき〕、URL：
https://www.ichiken.co.jp/）は、建設業のあらゆる工程において飛躍的な効率化・精度向上を可能にするBIMオブジェクト総合検索プラットフォーム「Arch-LOG」を運営する丸紅アークログ株式会社（所在地：東京都港区芝浦1-3-3、社長：三川 亮〔みかわ りょう〕、URL：
https://m-arch-log.com/）との間で、BIMオブジェクトの拡充と同プラットフォームの活用を目的としたアライアンスを10月29日付で締結しました。
※BIM（ビム）：「Building Information Modeling」の略称。コンピューター上に作成した3次元の形状情報に加え、室等の名称・面積、材料・部材の仕様、性能、仕上げ等、建築物の属性情報を併せ持つ建物情報モデルを構築すること。
【背景】
建設業界では現在、コンピューター上に現実と同じ建物の立体モデルを数秒で再現するBIMが、生産性向上を実現する手段として注目されており、多様なデータの融合と拡大の動きも加速しています。
【期待される効果】
当社は、得意分野のスーパーマーケット（SM）に特化した「イチケンSM-BIMプラットフォーム」において、建材・設備メーカー（専用の照明、什器、冷蔵ケース、厨房機器）などの専門工事業者とともにBIMオブジェクトの整備を行うことによってBIM連携を推進し、次世代のワークフローの確立を目指しています。
しかしながら、このSM-BIMプラットフォームを実現させるためには、現状としてメーカーのBIMオブジェクトが圧倒的に不足しており、まずは丸紅アークログ株式会社のBIMオブジェクト総合検索プラットフォーム「Arch-LOG」への拡充によって不足分を補うことが業務効率化につながると考えられます。
本アライアンスによって、業種の垣根を超えて統合されたBIMを介した、素早くリアルな映像化が可能になります。これにより、施主とのスムーズなコミュニケーションが生まれ、早期確認・決定のサイクルが確立。さらに、手戻りも減少することから、コスト削減と納期前倒しの実現が期待されます。
【今後の方針】
将来的には「BIM + Arch-LOG」での情報解析により、照明や空調なども臨場感を持って可視化することで、より一層、省エネ、ゼロ・エネルギー・ビルディング、ファシリティ・マネジメント、ビル・マネジメントに対する明確な指標を持って、地球に優しく高効率で持続可能な商業施設の企画開発を進めていきます。
【用語】
■BIM
3次元設計手法であり、設計モデルの中に建材情報を含むBIMモデルを利用し設計するため、設計施工はもとより資産管理、建物管理まで、あらゆる工程でBIMが持つ情報を活用することができる、新しいソリューションを生み出すワークフロー。欧米では2000年頃から3Dデータ化、BIM化も急速に普及。アメリカでは2007年にはBIM義務化が開始となり、イギリスでは全サプライチェーンまで摘要範囲を拡大。アジアではシンガポールが2011年から、香港も2018年からBIMが義務化となりました。日本は諸外国に比べ大幅に遅れています。
■Arch-LOG
建材の新しいプラットフォーム。
現在、建材メーカーだけでは克服できない、BIMに対するさまざまな課題があります。 Arch-LOGは、それらすべての課題を克服する「BIMサービス」を提供。建築業界に関わる様々な人々の利便性、業務効率向上の一翼を担い、全て無料で提供されるワンストップサービスです。
[画像4:
https://prtimes.jp/i/50430/1/resize/d50430-1-746141-3.gif ]
＜会社概要＞
商 号：株式会社イチケン
本 店：東京都港区芝浦1丁目1番1号（浜松町ビルディング）
電 話：03-5931-5610
U R L：
https://www.ichiken.co.jp/創 業：昭和5年6月
資 本 金：43億2167万2065円
株式上場：東京証券取引所 第1部
営業種目：総合建設業〔貸ビル賃貸業、住宅・商業施設ディベロッパー事業、都市環境整備事業、複合商業施設企画・設計・施工・監理、専門店舗企画・設計・施工・監理〕
経営理念：品質の向上と安全の徹底に努め、いかなるときもクリエイティビティを発揮し商業空間事業を通じ、快適で豊かな社会の実現をめざします
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