不動産賃貸仲介大手のハウスコム、学生のアイディアを事業化「ハウスコム主催の学生ビジコンが大好評で第3回も開催」

ハウスコム株式会社

2019年11月12日 10時45分

不動産賃貸仲介大手のハウスコム株式会社(所在地:東京都港区 代表取締役社長執行役員:田村 穂 東京証券取引所 市場第一部 コード番号:3275)は 、令和元年10月23日に同社品川オフィスにて、「大学生ビジネスコンテスト 住まいサービス業 × 地域 新規事業の創出」を開催致しました。




ハウスコム社が主催で行われるビジネスコンテストは今年で3回目で、学生ならではの新しい視点と企業の組織力・資本力が融合した新しい形のビジネス創出として非常に注目を集めています。



2017年にビジネスコンテストで採用されたアイディアの中には、「あいいく」という子供の教育環境に合わせて住居を探すサービスで、学生が両親から住まい探しの悩みをヒアリングし、その問題点を解決するためにサービスを提案した。

賃貸仲介のハウスコム、子どもの環境から考えるお部屋探し「校区・学区検索」をリリース!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000050.000029713.html



2018年に採用された「アニメ部屋」は、コミュニケーションが得意でない学生が、アニメの名場面を再現した部屋をつくることでコミュニケーションのきっかけをつくり、そこから新しいコミュニティーを形成していくというサービスだ。



同じく2018年に採用された「寺コンバレー」は、インバウンド需要による宿泊施設の不足と日本人の仏教離れを同時に解決するサービスで、お寺の家に生まれた学生が考案し、審査員に非常に高い評価を得た。

「あいいく」は既にサービスとしてリリースされ、「アニメ部屋」と「寺コンバレー」は物件のリノベーションやHPの作成などリリースに向けて、着々と準備が進められています。



このビジネスコンテストの最大のポイントは、まだ社会人経験やビジネス経験がない学生独自の視点にこそイノベーションを生むヒントがあるのではないかと考える点だ。

経験豊富なビジネスパーソンは、成功体験が多いが故に業界の価値観に染まってしまいがちで、斬新なアイディアは過去の成功事例がないという理由で却下されてしまうことが多い。



同ビジネスコンテストは、価値観が偏らないようハウスコム社員、大学教授、不動産とは別の業界のビジネスパーソンなど様々な人達を審査員として招き審査する。

そして、採用されたアイディアも、NPOや地域の方々など多種多様な人々をプロジェクトチームに招いて、従来とは異なったやり方で事業化していくというのも注目すべきポイントだ。

第三回学生ビジコン・キックオフイベントが開催




このように業界内外からも注目され、今年で3回目を迎える大学生ビジネスコンテストのキックオフ会が令和元年10月23日にハウスコム本社で開催された。



まず最初に、ハウスコム株式会社代表取締役社長執行役員の田村穂より、「アイディアを具現化していくために時間がかかります。このプロジェクトは優勝して賞金を渡して終わりというものではありません。長期的な目線で、共に面白い事業を創っていきましょう」と挨拶があった。



次に、ビジコンの審査委員である日本大学スポーツ学部の清水千弘教授より、「上場企業と一緒にプロジェクトを立ち上げる機会を通じて、なぜ大学に行くのか?社会に出てから何をしたいのかということをよく考えてほしい。」という応援メッセージがあった。



同じく審査員である中央大学戦略研究科の榊原清則教授からは、「人口減少といった社会現象やマクロのデータを鵜呑みにせず、尖がった意見をどんどんぶつけてほしい。」と応援メッセージが送られた。



そして、最後に大東建託株式会社 賃貸未来研究所の宗健所長は「学生としての一番の付加価値は、アイディア自体がどれだけ面白いかと言うこと。それぞれの地域というのは、実際に自分の目で見てみなければ分からない。ぜひ、フィールドワークをたくさん行って、面白いアイディアをたくさん提案して下さい。」と学生たちにメッセージを送った。



審査員の挨拶の後は、質疑応答が行われた。優勝すれば上場企業の人脈や資本力を使って、自分たちのアイディアを具現化できるということで、学生達は審査委員に対して次々と質問をした。

今回のビジコンは学生が5つのチームに別れて、約一ヶ月ほどビジネスアイディアを考え、令和元年11月27日にハウスコム本社で行われる予選に参加する。



予選を勝ち抜いた2チームが、さらにビジネスアイディアを強化して令和元年12月15日にJR新宿ミライナタワーで行われる決勝戦に挑む。

学生たちは若者ならではの独自の視点から具現化したいビジネスアイディアは多くあるが、人脈や資金、そして、何より実際に事業を運営した経験がない。



逆に上場企業のような大きな組織は、事業化の経験は山ほどあるが、ついつい過去の成功事例に囚われてしまいがちで、新しいアイディアが出てこないという問題点がある。

もしかすると、ハウスコム社の今回のような取り組みは、日本企業内で長年続いている「イノベーションのジレンマ」を解決するための大きなヒントになるのかもしれない。



わずか77日という史上最短で東証第一部に市場変更をし、勢いに乗るハウスコムのスピード感と学生ならではの独自のアイディアの融合から今後も目が離せない。

ハウスコムが行うオープンイノベーションから不動産業界の新しいビジネスモデルが見えてくるかが非常に注目だ。

【リリース発信元】
ハウスコム株式会社 サービス・イノベーション室 相原
TEL:03-6717-6939 FAX:03-6717-6901
URL:http://www.housecom.co.jp/

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