【2019年12月】オーストラリア有数の住宅不動産開発会社として知られるクラウン・グループ・ホールディングス(Crown Group Holdings 以下、クラウン・グループ)は、過去3ヶ月で4,600万豪ドル以上となる好調な販売実績を記録したことを発表しました。この結果を受け、オーストラリアの不動産市場が2020年も引き続き回復傾向を維持するものと見通しを新たにしています。
【活況がうかがえる不動産市場】
クラウン・グループの営業本部長を務めるプリスカ・エドワーズによると、オーストラリア全土で不動産市場は復調傾向にあり、好調なクラウン・グループの販売実績もそのトレンドを証明しています。今年の国内市場全般ではオーストラリア準備銀行が行った数段階の利下げを受け、例年好調な春夏の不動産市場も序盤から活況を見せています。国内2大市場であるシドニーとメルボルンにも着実に買い手が戻り、ブリスベンでもプラス成長が確認されました。
シドニーでは11月の第2週に不動産競売が予約販売率81%(664件成立)に達し、今年第2位となる活況を記録しています。
冬季からの買い控えや供給不足などの条件も手伝って、オーストラリアの2大都市では10月に不動産価格の急騰も確認されました。シドニーでは単価1.85%増(中央値720,658豪ドル)、メルボルンでは単価2.37%増(中央値558,254豪ドル)という不動産価格の値動きも見られます。
またオーストラリア全土でも住宅価格は1.2%の上昇を記録しており、2019年7月から4ヶ月連続でプラス傾向を維持しています。不動産市場の調査と分析を手掛けるコアロジックホームの価格指数によると、2015年5月以来の大きな月間上昇率となりました。
経済専門家たちの予測によると、7月のアパートメント認可数が20%も落ち込んで新設アパートメントの供給不足が明らかとなり、それに加えて記録的な低金利も続いていることから、これから数ヶ月後には住宅価格がさらに急上昇する可能性も指摘されています。
AMPキャピタルでチーフエコノミストを務めるシェイン・オリバー氏は、シドニーとメルボルンでの不動産予想価格が2020年に約5%上昇するものと予測しており、翌2021年にも同程度の伸びを見込んでいます。またHSBCも2020年にシドニーとメルボルンの住宅価格が1桁%の上昇を見せるものと予測を発表しています。
【市場の好条件からこれからも明るい見通しか】
プリスカ・エドワーズは、今年の8月、9月、10月にアパートメントの販売実績が力強く上昇している経緯を明らかにし、今後の見通しについて次のように述べました。
「クラウン・グループは、過去3ヶ月で堅調に販売件数を伸ばしています。この上昇傾向は、2020年もさらに拍車をかけて進むものと予想されます。今年の8月には、シドニーの開発物件で総額1,920万豪ドルに相当する売上を記録し、9月と10月もそれぞれ1,100万豪ドル以上という力強い結果に終わりました。この先1年間の見通しも極めて明るく、購入希望のお客様からさまざまな関心が寄せられています。低金利、供給過少、需要増大という市場の好条件が重なって、現在の不動産市場が活性化されているのは間違いないでしょう。」
【参考】
■現在分譲中のクラウン・グループ開発物件に関する詳細な情報
https://www.crowngroup.com.au■クラウン・グループが開発した賃貸物件に関する情報
https://www.crowngroup.com.au/crown-property-agency■クラウン・グループについて【
https://www.crowngroup.com.au 】
クラウン・グループ・ホールディングス(以下 クラウン・グループ)は、オーストラリア有数の不動産グループ。主に不動産開発、不動産投資、サービスアパートメント開発などを専門としています。グループを創設したのは、建築家のイワン・スニトとエンジニアのポール・サティオ。1996年に2人が初めて共同で手がけたプロジェクトがグループを共同創設するきっかけとなりました。
イワン・スニト:
建築学の学士号を収めた後、ニューサウスウェールズ大学で建築経営学の修士号を取得。1993年に建築士としてニューサウスウェールズ州に登録し、卓越した住宅建築の設計でニューサウスウェールズ大学の「エリック・ダニエルズ賞」を受賞しています。近年のイワン・スニトはアーネスト・アンド・ヤングの「2013年アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー最優秀賞」に輝き、2015年にはアーバン・タスクフォース社が選ぶオーストラリア国内の「プロパティ・パーソン・オブ・ザ・イヤー」も受賞しています。
ポール・サティオ:
シドニー工科大学で土木工学の学士号を収め、ニューサウスウェールズ大学でエンジニアリング科学の修士号を取得。その後、建築および不動産開発の世界で20年以上に及ぶ豊かな経験を生かしながら活躍しています。
■クラウン・グループのプロジェクト
1996年の創設以来、クラウン・グループはボンダイ、ボンダイジャンクション、パラマッタ、アッシュフィールド、ホームブッシュ、ニューイントン、ペナントヒルズ、ローズといったシドニーの一等地における大型開発を成功させてきました。最近の有名な開発事例のひとつが、シドニーCBDの25階建て高層住宅「アーク・バイ・クラウン・グループ」です。
クラウン・グループは現在も総額50億豪ドルに及ぶ新規プロジェクトを準備中で、特にシドニーで開発中の大型プロジェクト4件が注目されています。グリーンスクエアの「インフィニティ・バイ・クラウン・グループ」、三菱地所レジデンスと共同でウォータールー地区に5棟のタワー管区を建設する5億豪ドルのプロジェクト「マステリー・バイ・クラウン・グループ」、ウォータールー地区の「ウォーターフォール・バイ・クラウン・グループ」、イースタンサバーブの「イーストレイクス・ライブ」が、それぞれ未来志向の都市計画として高く評価されています。
クラウン・グループは「スカイ・スイーツ」ブランドの第1号施設を2017年8月にシドニーのパラマッタ地区で開業させ、2018年10月にはシドニーCBDで同ブランド2軒目の「スカイ・スイーツ・シドニー」もオープンしています。
■クラウン・グループ受賞歴
【
http://www.crowngroup.com.au/industry-recognition 】
クラウン・グループは業界内の重要なアワードを30回以上も受賞しています。最近ではパラマッタの「V・バイ・クラウン・グループ」が、アーバン・デベロップメント・インスティテュート・オブ・オーストラリア(UDIA)の「2018年UDIAニューサウスウェールズ最優秀多目的施設開発」とインターナショナル・プロパティ・アワーズの「2016年オーストラリア最優秀高層住宅建築」を受賞しました。それ以前には「インフィニティ・バイ・クラウン・グループ」が、プロパティ・カウンシルズ・オーストラリアの「2017年アニュアル・プロパティ・コングレスが選ぶ世界最優秀プロジェクト」を受賞。
また「スカイ・バイ・クラウン・グループ」が、マスター・ビルダーズ・アソシエーション(MBA)の「2017年ニューサウスウェールズ・エクセレンス・イン・コンストラクション・アワーズ」を受賞。さらに「アーク・バイ・クラウン・グループ」が、インターナショナル・プロパティ・アワードの「2015年オースト ラリア最優秀住宅開発賞」を受賞しています。またウォータールー地区の「バイキング・バイ・クラウン・グループ」は、マスター・ビルダーズ・オースト ラリア(MBA)の「2015年ニューサウスウェールズ・エクセレンス・イン・コンストラクション・アワーズ」を受賞。
さらに当時オーストラリア最高層の 不動産開発として知られた7棟のタワー&リゾート「トップ・ライド・シティ・リビング」で、アーバン・デベロップメント・インスティテュート・オブ・オーストラリア(UDIA)の「2014年ニューサウスウェールズ・プレジデンツ・アワード」を受賞しました。
最近2年では、「スカイ・スイーツ・シドニー」が「ベスト・テック・ホテル」を受賞。さらに「スカイ・スイーツ・パラマッタ」が2018年と2019年のHMアワードで「最優秀サービスアパートメント施設」として特別推奨されています。
http://www.crowngroup.com.au/industry-recognition詳細はこちらプレスリリース提供元:@Press