木製フレームシステム「octagonal」(オクタゴナル)が「ウッドデザイン賞2019」奨励賞(審査委員長賞)受賞

株式会社イトーキ

2019年12月26日 16時15分

株式会社イトーキ(本社:東京都中央区 社長:平井嘉朗)の木製フレームシステム「octagonal」(オクタゴナル)が、「ウッドデザイン賞2019」のライフスタイル部門で奨励賞(審査委員長賞)を受賞しました。
また、「イトーキ東京新本社オフィス」がハートフルデザイン部門で、「早生樹を活用した曲げ木家具の研究」(共同応募)がソーシャルデザイン部門でそれぞれ入賞しました。





【受賞概要】


奨励賞(審査委員長賞)/ライフスタイル部門 木製品分野
フレームシステム「octagonal」
公共施設から一般オフィスに至る多くの人が集まる空間を有効に演出するEconifa(※)の木製フレームシステム。従来の木製フレームは四角形の空間レイアウトが大前提であったがオクタゴナルは八角形の支柱を設け、多角形のレイアウトを可能にして、多様化している室内空間づくりに対応する商品です。








[審査委員からの評価コメント]
働き方の多様化で空間レイアウトも多様化している。従来の木製フレームシステムの形状を見直し、自在なレイアウトを可能にしたデザイン・アプローチがよい。構成部材の8割以上に木材を使用、柔らかさも備えた空間づくりに貢献する。

[奨励賞受賞についての評価コメント]
オフィス施設における木質化にデザインの自由度を持ち込んだ、意欲的な試みである。
クラウド化が進みワークスタイルも多様化するなかで木質空間を自在にレイアウトできるシステムはさまざまな施設場所で活かすことができるだろう。





入賞/ハートフルデザイン部門 建築空間分野
イトーキ新本社オフィス
2018年秋に首都圏のオフィスを集約し、新本社オフィスとして日本橋に移転。施設名称は「ITOKI TOKYO XORK」(イトーキ・トウキョウ・ゾーク)。XORKは、イトーキが考える新しい働き方とそれを実現するためのオフィスとしてデザインされ、内装に国産木材、特に広葉樹を多用した。






>ITOKI TOKYO XORKについて詳しくはこちら⇒https://www.itoki.jp/xork/

[審査委員からの評価コメント]
ワーカーの行動分析により、活動を最大化するために手の触れる場所に国産材を多用、健康増進の面から国産ナラを使うなど、木の効能に関する実証の場としても機能している。次世代ワークスタイルと木材利用をつなぐ有意義な取組である。




入賞/ソーシャルデザイン部門 技術・研究分野
早生樹を活用した曲げ木家具の研究
(共同応募:飛騨産業株式会社、岐阜県生活技術研究所、国立研究開発法人 森林研究・整備機構、株式会社イトーキ)
近年、早生樹は短伐期で収穫できることで注目されている木材資源である。資源循環利用の促進や林業の収益性改善に繋がることも期待されている。早生樹材に圧縮、曲げ加工技術を取り入れ、付加価値の高い木製家具を製作し、環境に優しい製品として展開することを目指している。

[審査委員からの評価コメント]
近年、新たな森林資源として期待されている早生樹の家具利用へ向けた加工技術の研究と実証である。センダンやユリノキの材質特性を調査、圧縮や曲げ加工を取り入れたチェアを製作し、評価試験を実施した。強度や軽量化などのメリットが見いだされ、製品化へ進む道筋をつけた。



■「ウッドデザイン賞」について
木の良さや価値を再発見させる製品や取組について、特に優れたものを消費者目線で評価し、表彰する新しい顕彰制度です。建築・空間、木製品、取組、技術・研究等、木に関するあらゆるモノ・コトが対象となっています。“木のある豊かな暮らし”が普及・発展し、日々の生活や社会が彩られ、木材利用が進むことを目的としています。
今回は413点の応募があり、入賞197点、入賞のうち最優秀1点、優秀9点、奨励賞15点、特別賞4点が選出されました。

<イトーキの過去の受賞一覧>
2015年 「Econifa」「saltus」「イトーキ東京イノベーションセンターSYNQA」など9点
2016年 「ninoco」「VIELECK」「馬刀葉椎ウォール/フローリング」など4点
2017年 「Design LAB Tsukishima」、「iVas」、「Humiski」など5点
2018年 「Promenera」、「toiro」など3点

イトーキはこの度の受賞により、共同応募を含めたウッドデザイン賞受賞作品は24点、そのうち奨励賞の受賞は3点となります。


>「ウッドデザイン2019」公式サイトはこちら⇒https://www.wooddesign.jp/


※Econifa(エコニファ)について
日本各地の地域材をオフィス家具に活用することで、森林の再生による「CO2吸収量の増加」と木材利用による「CO2固定量の増加」に貢献する、地域材活用ソリューションです。
イトーキは、2010年よりEconifaの取り組みを推進して国産材活用に真剣に取り組み、木の社会づくりに貢献してまいりました。今後も土地に息づく技や素材を採り入れながら、地域材の魅力を最大限に引き出すデザインを提案し続けます。


>Econifaについて詳しくはこちら⇒https://www.itoki.jp/solution/eco/econifa/


【イトーキのオフィス関連事業について】
株式会社イトーキは、1890年に創業しました。ミッションステートメントに『明日の「働く」を、デザインする。』を掲げ、オフィス家具、物流機器、ICT・映像音響機器、建材内装設備など幅広いラインアップでさまざまな「空間」「環境」「場」づくりをサポートしています。2018年10月には、イトーキ自らの「働く」を変革し、新たな価値を創造するため、新本社オフィス「ITOKI TOKYO XORK」を開設。「自由」と「自律」の両立をキーワードに、一人ひとりが自らの働き方の自己裁量を最大化し、自律的にデザインする新しい働き方に挑戦しています。

【本リリースへのお問い合わせ先】
株式会社イトーキ お客様相談センター(フリーダイヤル) TEL 0120-164177
受付時間:9時~17時(土・日曜日・祝日・夏季休業日・年末年始除く)

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