建設・不動産関連の資格取得スクール「総合資格学院」を運営する株式会社総合資格(本社:東京都新宿区、代表取締役:岸 隆司)は、12月19日(木)に公益財団法人 建築技術教育普及センターより合格発表された「令和元年度 1級建築士設計製図試験(10月13日実施試験)」について分析をいたしましたので、ご報告いたします。なお、台風19号の影響により令和元年10月13日の試験実施を取り止めた18都県における再試験(令和元年12月8日実施)についての合格者発表は、令和2年2月5日頃に行われる予定です。
また、合格発表を受け、2020年1月13日(月・祝)に、合格者発表地域の1級建築士をはじめとする難関資格(2級建築士、宅建士)に合格した総合資格学院の受講生と建設業界の来賓をお招きし、各地で「合格祝賀会」を開催する予定です。
■ 令和元年度1級建築士設計製図試験 合格発表
― 過去10年間で最低の合格率 ―
10月13日実施の試験の実受験者数は4,214人、合格者数は1,541人となり、合格率は36.6%でした。合格率は平成30年度の41.4%から4.8ポイント低下しており、過去10年で最低の合格率となりました。
◆採点結果の区分
●ランクI:「知識及び技能※」を有するもの
●ランクII:「知識及び技能」が不足しているもの
●ランクIII:「知識及び技能」が著しく不足しているもの
●ランクIV:設計条件・要求図面等に対する重大な不適合に該当するもの
※「知識及び技能」とは、一級建築士として備えるべき「建築物の設計に必要な基本的かつ総括的な知識及び技能」をいう。
採点結果の区分については、ランクI:36.6%、ランクII:3.0%、ランクIII:29.2%、ランクIV:31.3%となりました。注目すべきは、ランクIIの割合が極端に低くなり、ランクIIIとランクIVの合計が60.5%と6割を超えています。近年この2つのランクの割合はあわせて4割程度であり、今回の試験では約2割も上昇しています。1級建築士設計製図試験においては、合格者の多くが資格スクール利用者と言われる中で、このような結果は、受験生の作図力に加え、読み取りからエスキス*においての判断力及び計画力の差が顕著に表れた試験になったと言えます。
総じて、実務者レベルの提案力が求められ、与条件を満たした図面を描き上げるだけでなく、他者よりも優れたプレゼン力のある図面を描き上げることができた方々が合格を勝ち取ったと言えます。
*設計における概念図やデッサン、資料作成などを云う
◆採点結果の区分割合の推移
■ 令和元年度1級建築士設計製図試験 試験総評
令和元年度(10月13日実施)の1級建築士設計製図試験は、平成30年度と比較しても、国から求められている「建築物の設計における基本的かつ総括的な知識及び技能」の有無がより強く問われた試験となりました。
特に課題文の文章量については、年々増加傾向となっており、昨年、初めて採用されたA2用紙の課題文が今年度も同様に採用されました。加えて、今年度は、昨年まで課題文の左半分に収まっていた課題条件の一部(計画の要点等の設問)が、収まりきらず右半分に記載されました。
同様の傾向(課題分の文章量の増加)は今年度の2級建築士製図試験でも見られ、今後も、この傾向は継続することが予想されます。
◆課題で問われた内容
● 総合資格学院が、1級建築士試験において「日本一」を達成!!
総合資格学院では令和元年度 1級建築士試験(令和元年12月19日発表)において、全国ストレート合格者占有率60.6%※(全国ストレート合格者713名中/当学院当年度受講生432名)を達成しました。また、令和元年度 1級建築士設計製図試験においては、全国合格者占有率57.1%(全国合格者 1,541名中/当学院当年度受講生 880名)を達成しました。この実績により、当学院が創業以来こだわり続けている、受講生の合格を第一に考えた、「人と人が向き合う真の対面指導」を軸とした講習システムの良さが実証出来たと考えております。
これからも、日本で最も多くの1級建築士を輩出し続けている学校として、建設業界の発展に寄与してまいります。
※ 令和元年12月19日に発表された、令和元年10月13日実施会場の1級建築士設計製図試験の試験結果に基づきます。
※ ストレート合格者とは、1級建築士学科試験に合格し、同年度の1級建築士設計製図試験に続けて合格された方と定義します。
※ 総合資格学院の合格実績には、模擬試験のみの受験生、教材購入者、無料の役務提供者、過去受講生は一切含まれておりません。
※ 全国ストレート合格者数、全国合格者数は、(公財)建築技術教育普及センター発表に基づき算出。 <令和元年12月19日現在>
■1月13日(月・祝)、全国で「合格祝賀会」を開催! 新人建築士が羽ばたいて行きます。
創業時は名古屋の1拠点のみだった当学院も、今では全国47都道府県に約90の拠点を展開しており、日本で最も多くの1級建築士を輩出し続けています。
毎年、難関資格に合格した総合資格学院の受講生と建設業界の来賓をお招きし、教室を開設している全国で「合格祝賀会」を開催しています。12月19日の合格発表を受け、令和元年度の合格祝賀会を2020年1月13日(月・祝)に開催いたします。
◆ 2020年1月13日 合格祝賀会 開催エリア(27道府県)
・北海道(札幌)・秋田 ・岐阜 ・愛知 ・三重 ・京都 ・滋賀(草津) ・大阪 ・奈良 ・兵庫 ・和歌山
・岡山 ・広島 ・香川 ・高知 ・愛媛 ・徳島 ・山口 ・島根 ・鳥取 ・福岡 ・佐賀 ・長崎 ・大分 ・熊本
・鹿児島 ・沖縄
【会社概要】
[所在地] 株式会社総合資格 東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル22階 [TEL] 03-3340-2801(代)
[所在地] 株式会社中部資格 愛知県名古屋市中区錦1-2-22 中部資格ビル [TEL] 052-202-1751(代)
[代表者] 岸 隆司 [設立] 1987年1月 [URL]
http://www.shikaku.co.jp[社員数] 669名(2019年12月現在) [資本金] 総合資格:1億円 [売上高] 171億円(2019年9月期)
企業プレスリリース詳細へドリームニューストップへ