投資物件のAI価格査定サービス「FANTAS check」新築ディベロッパー向けOEM提供を開始、不動産業界全体の価格情報透明化を推進

FANTAS technology株式会社

2020年3月4日 10時15分

~UI/UXに特化したデザインカンパニーGoodpatch社が開発に参画~

 リアル×テクノロジーの力で不動産投資と資産運用を身近に、スマートに届けるFANTAS technology株式会社 (本社:東京都渋谷区、代表取締役:國師 康平、以下「当社」) は、新築ディベロッパー向けにAI(人工知能)を駆使した投資用不動産の価値・見える化サービス「FANTAS check(ファンタスチェック)」のOEM提供を本日(2020年3月4日)より開始します。今回のOEM提供により、新築ディベロッパーは、AIが査定した精度の高い価格を顧客に提示することが可能となります。
 本サービスの開発にあたっては、UI/UXに特化したデザインカンパニーの株式会社グッドパッチ(本社:東京都渋谷区、代表取締役: 土屋 尚史、以下「Goodpatch」)が参画。デザインスプリント(※)の段階から伴走いただき、心地よいユーザー体験を創造しています。



■ OEM 提供開始の背景 ―適正価格で売却できる開かれたマーケットへー
 投資用不動産オーナーは、『自身が保有する資産が、いま現在どのくらいの価値があるのか』を知りたいと考えています。諸外国では、不動産の適正価格が、理由も含めて既にオープンになっていますが、日本には不動産業者しか手にし得ない情報が多く存在します。そのため、投資用不動産オーナーが不動産業者に保有物件を売却する際、多くの情報を保有している不動産業者が相対的に優位となり、オーナーは適正価格での売却が困難になるという問題を抱えています。
 このような業界の構造的課題を解決するためには、保有する不動産の価値をリアルタイムに把握できるサービスが普及し『保有しつづけるか、売却するか』といった選択肢を、投資用不動産オーナー自身が検討できる開かれたマーケットへと変革することが必要です。
 この度のOEM提供によって、新築ディベロッパーのデータを物件データとして取り込むことで、FANTAS check(ファンタスチェック)の適正価格算出の精度をさらに高め、既存のサービスユーザーへの価値提供を最大化するとともに、新築ディベロッパーの顧客へリアルタイムに適正価格を提供し、業界における物件価格情報の透明性向上に貢献して参ります。

■FANTAS check(ファンタスチェック)OEMの概要
 FANTAS check(ファンタスチェック)の査定機能を新築ディベロッパーの要望に合わせてカスタマイズし、OEM提供します。このサービスを利用する新築ディベロッパーは、顧客から買取の希望があった場合に、顧客に対してOEMサービスのURLを提示し、そのURLから情報を登録するだけで、査定~買取まで一気通貫で当社に委託することができるため業務の効率化につながります。
 また、当該新築ディベロッパーは、その顧客であるオーナーがお持ちの不動産を適正価格で売却できることによって、顧客の利益を保全し、自社開発物件の価値を保つことができます。
 OEM提供開始に合わせ、常に新しい不動産価値を生み出している新築ディベロッパーと提携し、不動産業者へのサービスの普及を加速させます。




■Goodpatch社とOEM開発の関連性について
 今回のOEM提供は、Goodpatch社とFANTAS check(ファンタスチェック)チームでデザインスプリントを実施し考案されたものです。
 デザインスプリントを実施した結果、根底として、不動産売却へのニーズが健在化していないユーザーが多いこと、また売却希望時にウェブサービスを利用するユーザーが少ないことが判明しました。
 これらユーザーがサービスを利用する上では、不動産業界全体の情報の透明化が求められます。そのためには、諸外国のように不動産の適正価格が理由も含めウェブサービスを通じてオープン化されている事が必須です。
 以上のような業界課題を解決するため、適正価格を算出できるFANTAS check(ファンタスチェック)を同業の垣根を超えて利用いただける仕組みを構築し、提供していくことが不可欠であるとの結論に至り、FANTAS check(ファンタスチェック)OEMを開発、提供することになりました。

■Goodpatch社がデザインパートナーとして、当社やサービスに与えた影響
<株式会社グッドパッチ UXデザイナー 中根 美香 氏>
 不動産業界は制約が多いため、過去の慣習や経験に偏りがちなところに気づきました。業界自体の動きは緩慢でもユーザーの行動は日々変わっていくので、そのギャップをしっかりと可視化し、チーム全体で理解することを意識しました。
 FANTAS technologyの持つ「リアル×テクノロジーの力」と「業界とユーザーとのギャップ」をうまく組み合わせ、ユーザーに寄り添ったプロダクトを実現することができたと思います。
 また、今回のプロダクトはOEM製品のため多くの不動産会社の方に利用していただけるよう、あらゆる作業を行いやすいようにシンプルなデザインと設計を目指しました。ユーザー向けの画面ではある程度の導線を設け、迷わず短い時間で知りたい情報を得ることができるデザインを心がけました。
 今後もFANTAS technologyがデザインの力を使って不動産業界を変革していくことを楽しみにしています。


■今後の展望
 今後はOEM提供先を増やし、新築ディベロッパーの業務改善に貢献するとともに、物件データをAI(人工知能)に学習させることで、適正価格算出の精度をさらに高め、不動産業界全体の物件価格情報の透明性向上に取り組んでまいります。また、投資用不動産オーナーが保有する資産の適正な価値をリアルタイムに把握できる世界の実現を目指します。

※ デザインスプリント:デザイン上の問題を解決するために、短期間で価値のあるプロダクトを開発するためのフレームワーク

【FANTAS check(ファンタスチェック)概要】
AIを駆使した投資用不動産の価値・見える化サービス
― 誰もが適正価格を瞬時に知ることが出来るマーケットへ ―
AIを活用してリアルタイムに査定価格を算出。売れる「適正価格」ですぐに買取。
不動産業界の問題点である「売るときは安く、買うときは高い」という、お客様と不動産業者の溝を解消するために生まれたサービスです。
URL :https://fantas-check.com
利用料 :無料
OEM提供開始日 :2020年3月4日(水)

【株式会社グッドパッチ 会社概要】
社名   :株式会社グッドパッチ
本社:〒150-0032 東京都渋谷区鶯谷町3−3 VORT渋谷south2階
代表者  :代表取締役 土屋 尚史
設立  :2011年9月
資本金 :9億650万円(資本準備金を含む)
URL :https://goodpatch.com/ja

【FANTAS technology株式会社 会社概要】
社名   :FANTAS technology株式会社
本社:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4-3-8 KDX恵比寿ビル5F
代表者  :代表取締役 國師康平
設立  :2010年2月22日
資本金 :1億円
事業概要 :オンラインとオフラインを融合する※「FANTAS platform」事業
  ・AIを活用した不動産/金融領域におけるマッチングサービス
  ・カスタマーサクセスを重視したクラウド型資産管理アプリの提供
  ・クラウドファンディングを通じた空き家の再生
   ※Online Merges with Offline(OMO)
URL  :https://fantas-tech.co.jp

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