不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’S」などの住生活関連サービスを提供する株式会社LIFULL(ライフル)さま、そのグループ会社の株式会社LIFULL Social Fundingさま、ブロックチェーンのシステム開発を行うSecuritize Inc. さまが協働で取り組まれる空き家利活用に関する実証実験に、GMOあおぞらネット銀行株式会社(以下、当社)の銀行API(*1)が採用されましたのでお知らせいたします。
(*1) APIは、アプリケーション・プログラミング・インターフェースの略で、機能やデータを他のアプリケーションから呼び出すための接続口やその仕組みを指します。GMOあおぞらネット銀行が公開するAPIは、銀行と外部の事業者との間を安全にデータ連携するための仕組みです。
【空き家利活用に関する実証実験について】
昨今、全国で適正な管理がされなかったり、相続者が不明だったりといった、いわゆる「空き家問題」が取り沙汰されることも多くなっており、空き家の利活用が課題とされています。
この課題解決のため、LIFULLさま、LIFULL Social Fundingさま、Securitizeさまの3社で、空き家を効率的に利活用できるよう、不動産価値の維持向上の一助として、ブロックチェーンを活用した小規模不動産ファンドへの投資における不動産セキュリティトークン発行(Security Token Offering、以下STO)スキームの実証実験をされました。
このスキーム内の起点となる投資家の方からの投資資金の入金データを、当社の銀行APIを介することにより、自動で取得することが可能となっています。
■LIFULLさま、LIFULL Social Fundingさま、Securitizeさまによる、ブロックチェーンを活用した不動産セキュリティトークン発行スキーム図
【GMOあおぞらネット銀行のAPI公開について】
当社は、電子決済等代行業者さまだけではなく、より多くの企業さまの利便性向上に寄与するため、一般の事業会社さまにも銀行APIをご利用いただける環境を整え、以下の4つのコンセプトを前提に銀行APIの開発、順次公開を行っています。
1)接続企業のエンジニアさまが開発しやすい環境整備(開発者ポータル、仕様書公開、サンドボックス、SDK(*2)提供等)
2)接続企業の決裁者さまが判断しやすい環境整備(接続料無料、明快な接続申請等)
3)接続企業のサービスをご利用のお客さまが安心できる環境を整備(接続企業事前チェック体制、セキュリティ仕様等)
4)振込入金口座(バーチャル口座)機能や総合振込明細など、接続企業がほしかった銀行機能もAPI化し公開
(*2)SDKとは開発キットのこと。GMOあおぞらネット銀行では、接続事業者さまがAPIを呼び出す際の処理を簡略化することが可能なSDKを公開しています。
【GMOあおぞらネット銀行株式会社について】
「すべてはお客さまのために。No.1テクノロジーバンクを目指して」をコーポレートビジョンに掲げ、新しいネット銀行として2018年7月に誕生しました。お客さま目線に徹底的にこだわり、最新テクノロジーを駆使した、“気づけば誰もが使っている”、お客さまに寄り添う銀行を目指し、新たな金融·決済ソリューションをお届けしています。また、銀行APIの無償提供により、接続企業さまを通じて、安心、便利なサービスの提供にも貢献しています。
【参考URL】
GMOあおぞらネット銀行 APIに関する詳細
https://gmo-aozora.com/api-cooperation/API開発者ポータル
https://api.gmo-aozora.com/ganb/developer/api-docs/銀行API SDK公開サイト
https://github.com/gmoaozora/【GMOあおぞらネット銀行株式会社 会社概要】
本店:東京都渋谷区道玄坂1―2―3 渋谷フクラス
代表者:代表取締役会長 金子 岳人、代表取締役社長 山根 武
資本金:131億158万円(2019年3月現在)
設立年月日:1994年2月28日
URL:
https://gmo-aozora.com/企業プレスリリース詳細へPR TIMESトップへ