新型コロナウィルス等の室内感染予防として室内換気に関心が高まり、24時間換気システムの換気口フィルター昨対比120%超の出荷を記録。特に、当社が国内生産するイエコンマスク(高機能フィルター)に注目。

株式会社CoLife

2020年3月12日 16時45分

室内換気促進に向け、当社調査結果より、まだまだ認知が低い「換気口」啓蒙に向けた情報発信を強化

株式会社CoLife(コーライフ)(本社:東京都中央区、代表取締役:池内順平)は、新型コロナウイルス等の感染伝播予防の一環で行政、学会等が推奨する「室内換気」への関心が高まり、「24時間換気システム」の「換気口フィルター」において、2020年2月に昨対比120%超という出荷枚数を記録しました。
しかしながら、当社が定期的に実施しております調査より、窓開け換気や法律 ※1で義務付けられている「24時間換気システム」への誤解や理解不足が多いという結果が出ました。
そのため、「24時間換気システム」を活用した「室内換気」に向けた情報発信を強化することに加え、生産体制も強化し、「室内空気環境」の改善に貢献してまいります。

※1:24時間換気システムは、2003年に建築基準法で住宅をはじめ全ての建築物の居室に設置が義務付けられ、シックハウス対策として2時間に一度、居室の空気を入れ替えるために導入された設備です。

【課題となる背景】
1:高まる室内換気の重要性と不十分な換気実態
2020年2月28日に厚生労働省が発表した「新型コロナウィルスの感染が疑われる人がいる場合の家庭内での注意事項(日本環境感染学会とりまとめ)」感染予防対策として日中2~3時間ごとに窓や扉を開け、部屋の空気を新鮮に保つ「換気」対策が記載されました。
しかし、今の季節に頻繁に窓を開けることによる室内温度の低下、花粉の侵入、子どもだけの在宅時間の場合の危険性、夜寝ている間には防犯上開けられないなどの懸念もあることからか、当社調査結果では、推奨されている頻度での窓開け換気を実践できている方はわずか23.9%という結果となりました。

2:「24時間換気システム」の誤解や理解不足
2003年7月以降に施工された住宅には必ず設置されているにも関わらず、「24時間換気システム」について理解している方は35.3%、さらに、内蔵の「換気口フィルター」をきちんと交換している方は23.9%と低い実施率であるという結果がでました。
「24時間換気システム」が設置されている一般的な住宅では、『排気』を行う浴室やトイレに設置の「換気扇」などの機械と『給気』を行う各部屋の壁面などに設置された「換気口」によって機能 ※2 いたします。機械の「換気扇」だけをつけていても『排気』する一方となり、「換気口」を常時開けておくことで十分な新鮮な空気が給気されますので、「換気口」はきちんと開けておくことが重要です。逆に「換気扇」だけをつけて「換気口」を開けていない場合、気圧が下がり室内において


大気汚染物質の滞留リスクが上がってしまう懸念もあります。
※2:自然給気口から給気を行う「第三種換気」の「24時間換気システム」の場合

※当社実施のアンケート調査結果(2020年3月4日インターネット調査 n=1,000 東京都30代以上男女)
Q1:お住まいの室内を換気する場合に行うことをお答えください。
「窓を開ける」62.1%。「換気口を開ける」2.0%


Q2:1日を室内で過ごす場合、室内の換気をするために、どのくらいの頻度で窓を意識して、開閉するかお答えください。
推奨されている「3時間に1回」以上となると23.9%


厚生労働省では2~3時間に1回のペースで換気をすることが推奨されていますが、今回の調査では、推奨される頻度で換気を行なっているのは23.9%のみであり、日常的に推奨される回数の換気が行われていないとの結果が出ました。いまの時期は、外が寒いことや花粉が飛散する時期でもあるため、換気そのものを敬遠する動きがあると推測されます。また、お子様だけの場合の窓開け換気の危険性や防犯上の観点から夜間の窓開け換気など、2~3時間に1回のペースで窓開け換気を実践することは実態として難しいという課題が存在します。

Q3:24時間換気システムについて、換気口を常時開けておくことが必要だと知っていましたか。
「24時間換気システム」および「換気口」を開けておくことの必要性や内蔵の「換気口フィルター」について、きちんと理解されている方は35.3%


Q4:24時間換気システムについて、換気口に内蔵されているフィルターについて、定期的に交換していますか。
各種メーカーが推奨する「換気口フィルター」交換頻度である半年に一度以上という頻度で交換できているのは、23.9%。76.1%の方は「換気口フィルター」交換ができていない結果となりました。


【当社が提供するイエコンマスク(高機能フィルター)】
当社は換気口フィルター販売プラットフォームとして、各メーカーの換気口200種類に適応した換気口フィルター数:400種類以上を取り扱い、会員数5万世帯超、累計140万枚超を販売しております。
昨今の「室内換気」の意識の高まりを受け、当社で販売する「換気口フィルター」の出荷数が前年同月比で20%以上増加しています。その中でも、特に当社が国内生産するフィルター「イエコンマスク(高機能フィルター)」は、現在、多くのお問い合わせをいただくフィルターとなっております。「イエコンマスク(高機能フィルター)」は「室内空気環境」意識への高まりやお客様のニーズを受け開発した、20μm程度のスギ花粉 ※3 をカット、さらに花粉アレルゲン物質やダニアレルゲン物質を吸着する塗料を塗り込んでいる高機能フィルターです。
「イエコンマスク」は今後も、対応換気口の種類を増やし、「室内空気環境」の改善に貢献してまいります。
※3 保証値ではなく実測値となります。



【当社が行う情報発信および提言:「24時間換気システム」の正しい利用法】
当社は今後、WEBを中心に以下の情報発信を強化してまいります。

1:「換気口」は常時開けておく


外からの空気を室内に取り込む役割を果たすのが「換気口」です。「換気口」を閉めたままでは、室内に空気を入れることが出来ず、「24時間換気システム」を十分に活用することは出来ません。結露やカビ、換気口まわりの壁紙汚れにつながる場合もあるため、台風など非常時を除き、「換気口」は開けたままにしておくことが重要です。


2:「換気口フィルター」が汚れている場合は交換する

外の空気に紛れた花粉、埃、粉塵、アレルゲン物質の室内への侵入を防ぐフィルターは、約6ヶ月で黒く汚れ性能が劣化いたします。この状態のまま使用を続けると、汚れた空気が入るだけでなく、目詰まりを起こし空気を取り入れる量が減ることで、室内に供給する空気量に達せず「24時間換気システム」の機能を十分に活用することは出来ません。




3:「室内空気環境」のモニター計測実験をもとにした情報発信
粉塵モニターを活用し、さまざまな状況下での「室内空気環境」をモニタリングし、「室内空気環境」の改善に貢献するべく情報発信を行ってまいります。


※測定機器協力:アンデス電気株式会社

〈 株式会社CoLifeについて 〉
家の中で発生する不便や住宅設備の不具合といったトラブルを把握し、住まいの体調(コンディション)を可視化し、住まいの健康を維持・管理することで「くらし」の快適性の向上、ならびに、自由に使える時間の創出に貢献することを目指し、最新のテクノロジーと人のサービスを融合、家中サービスを加速度的に進化させる「イエコン(iecon)」の構築を進めてまいります。

創業 : 2015年4月1日
代表取締役社長 : 池内 順平
資本金 : 201,050,000円(資本準備金含む)
所在地 : 東京都中央区日本橋富沢町12-16(6F)
事業内容  : プラットフォーム構築、eコマース事業、
住宅メンテナンス事業、ホームテクノロジー関連事業
会社WEBサイト  : https://www.colife.co.jp/
商品販売サイト   : https://iecon-mask.jp/

〈 代表経歴 〉
池内 順平(いけうち じゅんぺい
1978年生まれ。早稲田大学理工学部卒業、同大学院建設工学専攻修士課程修了。在学中にカーシェアリングの実用化に向けた日本初の実証実験を産・学共同にて実施。三井不動産入社後、都心マンションの開発業務を経て、居住者会員組織を立ち上げ、責任者として住生活サービスを開発。
2015年、株式会社CoLifeを設立

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2020年3月12日 16時45分

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