TOA株式会社(本社:神戸市、社長:竹内 一弘)は、現在建設中の研究開発拠点「ナレッジスクエア」(兵庫県宝塚市)において、さまざまな企業との共創によって実現した数々のソリューションを具現化しました。「ナレッジスクエア」のグランドオープンは2020年12月です。
再開発イメージ図(敷地東側から見た図)
「ナレッジスクエア」は、TOAの研究開発拠点である「宝塚事業場」(兵庫県宝塚市)の再開発にともなう新しいビジネス拠点の総称です。当社の開発者だけでなく、ユーザーや取引先、協力会社、大学や研究所などの専門機関など、多種多様な人々が集い、新しい価値を共に創り出す「共創の場」として生まれ変わります。
その主要施設として新設された、開発者居室や実験設備等を備えた研究開発棟「ココラボ」では、建設、及び建物内設備の整備において、三菱地所設計をはじめ、大光電機、東和エンジニアリング、NEC、NECソリューションイノベータ、HOYAなど(※順不同、敬称略)、専門性の高いさまざまな企業との共創が実現しました。TOAの音と映像の技術と、各社が得意とする技術を掛け合わせた「仕掛け」により、これまでにない新しい価値を体感いただけます。
他社とのイノベーションで新しい価値を創造
【TOAの「音の報せる力」をさらに生かした未来のソリューション】
■新しい「安心」「信頼」「感動」の体験を提案
「ココラボ」のエントランスでは、音・映像・光の演出とAIアシスタントを組み合わせた、来客者へのスマートなおもてなしの形を具現化します。また、火災時の避難誘導をより安全かつ効果的に行うための「高度避難誘導システム」も提案いたします。当社が考える未来のソリューションが実現する、新しい「安心」「信頼」「感動」の価値を体感いただけます。
■最先端技術活用による働き方改革の実験場
「ココラボ」の当社従業員が開発業務を行うエリアでは、顔認証・人センシング技術を活用し、安心と快適性を両立させるオープンオフィス環境を整備します。また、世界中の当社拠点と常につながりリアルタイムで情報共有できる空間を設けます。このような職場のコミュニケーション活性化や業務最適化の取り組みを通して、社会課題にもなっている働き方改革を実現する、最先端のオフィスソリューションの開発・提供につなげていきます。
【今後の展開】
「ナレッジスクエア」では、今後もさまざまな協業・共創を通じて、TOAの強みである「音の報せる力」を研き続けることで、地域の活性化、及びお客さまの業務最適化に役立つソリューションの開発・提供を実現し、安全・安心で住みよい暮らしができる社会の実現に貢献いたします。
※その他再開発計画の概要は、2018年2月14日公開のニュースリリースをご参照ください。
URL:
https://www.toa.co.jp/news/2018/180214.htm■TOA株式会社について
1934年創業、本社は兵庫県神戸市。業務用音響機器と業務用映像機器の専門メーカー。交通施設・商業施設の案内放送やBGM、火災時の避難誘導放送、大規模スポーツ施設用音響システム、防犯カメラや録画機器などを製造・販売。
特に昨今では、減災・防災分野に注力。従来の2倍以上の距離まで明瞭な音声を届ける防災用高性能スピーカーは、津波や大雨による水害の警報用途として日本全国の多くの自治体で導入いただいています。
他にも、より多くの方に、より正確に情報を届けるためのソリューションを展開。訪日外国人の増加に伴い高まるインバウンド需要に対して、駅や空港スタッフが簡単操作で多言語放送ができる多言語放送サービス、放送設備とデジタルサイネージを連動させて、音声放送による聴覚情報と画像・文字表示による視覚情報を同時に発信する避難誘導システムなど、音と映像の技術を駆使し、社会の安全・安心に貢献する製品・サービスを提供しています。
■会社概要
設立 :1949年4月20日(創業:1934年9月1日)
資本金 :52億79百万円
従業員数 :3,253名(連結) 803名(単体)
代表者 :代表取締役社長 竹内 一弘
本社所在地:兵庫県神戸市中央区港島中町七丁目2番1号
事業内容 :・拡声放送機器、通信機器、その他情報伝達機械器具の製造販売
・音響機器、映像機器、その他電子・電気機械器具の製造販売
・上記機器の賃貸ならびに工事の設計施工
・音響・映像に関するソフトウェアの企画・制作ならびに販売
・電気通信を利用した各種サービスの提供
・電気通信事業
・ホール・スタジオの賃貸経営ならびに
音楽等のイベント・催し物の企画運営
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