【LIXIL】自宅の玄関ドアが、まるで魔法のように簡単に“自動ドア”へ生まれ変わる電動オープナーシステム「DOAC(ドアック)」新発売

株式会社LIXIL

2020年7月7日 13時42分

~“タッチレス”で、誰もが安心して使える新しいバリアフリーリフォームを実現~

 株式会社LIXILは“家族みんなが、笑顔で出かけたくなる毎日”を目指し、今ある玄関ドアに簡単に後付け(※2)できて、リモコンひとつで鍵の施錠・解錠はもちろん自動開閉まで可能にする玄関ドア用電動オープナーシステム「DOAC」(※1)を、2020年8月3日より先行受注をスタートし、2020年9月1日より全国で発売します。
また、「DOAC」スペシャルサイト(https://www.lixil.co.jp/lineup/entrance/doac)を本日より公開します。
※1「DOAC」はLIXIL Housing Technology Japanの新規事業部門ビジネスインキュベーションセンター初の新商品です。
※2独自開発のワイヤレスシステムによって、ドアや鍵はそのまま使える後付け工法を実現。特許出願済み。



 高齢化社会に伴い身体が不自由な人々が増加し、その住宅改修も社会課題化となるなか、LIXILはコーポレート・レスポンシビリティ(CR)戦略における優先取り組み分野の一つとして「多様性の尊重」を掲げ、障がいの有無や使う人の能力などに関わらず、より多くの人が利用できる製品・サービスの提供に取り組んでいます。
国内の既築玄関ドアのほとんどは開き戸で、車いすユーザーが外出・帰宅する際は、「家族やヘルパーの手助けが必要」「狭くて車いすの向きを変えられない」「開閉するのに時間がかかる」「仕方なく庭から出入りしている」など、大きなハードルとなっています。また、ドアから引戸への改修は建築的・費用的に負担が大きく、マンションやアパートでは変えること自体ができません。
そこでLIXILは、家族みんなが使えて、一緒に暮らすすべての人が笑顔になる商品づくりを目指し、
今ある玄関ドアがたった一日で、“自動ドア”に生まれ変わる玄関ドア用電動オープナーシステム「DOAC」を開発しました。

 「DOAC」は、玄関ドアに触れることなく、リモコンで鍵の施錠・解錠からドアの開閉までボタンひとつで操作できるので、身体が不自由な車いすユーザーでも誰かの手を借ることなく外出することができます。玄関ドアを自動的に施錠する“オートロック機能”付で、カギを閉めるためにわざわざ振り返る必要がありません。

 また、リモコンを持っていなくても、鍵を解錠して玄関ドアを軽く動かすだけで、全開位置まで自動で開く“オートアシスト機能”を搭載しており、沢山の荷物を抱えていても楽々と開くことができます。
さらに、万が一のケースを徹底的に考えたフェールセーフ設計で、車いすユーザーやご高齢の方でも安心して使えます。異常な接触を感知したらすぐにドアの動作を停止する“挟まれ検知機能”や、電池切れや停電時の手動操作への対応、さらに40万回におよぶ耐久試験をクリアした優れた耐久性の実現など、長年に渡って安心・安全にお使いいただけるよう設計にこだわりました。
 「DOAC」は、今ある玄関ドアにそのまま取り付け可能なため、1日でリフォーム工事が完了し、その日から使用することができます。また、弊社製以外の玄関ドアにも取付けが可能です。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=volFZkUH9is ]



LIXILでは「ニューノーマル(新しい日常)」を見据えてさまざまな商品をご提案しています。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大により、私たちのこれまでの生活が一変しています。LIXILでは健康、快適、安心・安全の暮らしの実現に向けて、新しい暮らし方や働き方に対応する数々の商品を展開しています。感染対策として“非接触”に注目が集まる中、「DOAC」は玄関ドアの“タッチレス”操作を実現し、ハンドルに触れる必要が無く安心して外出や帰宅ができる新しい時代を見据えた商品です。

株式会社LIXIL 取締役 専務役員 LIXIL Housing Technology Japan 吉田聡は、以下のようにコメントしています。
「LIXIL Housing Technology Japanは、事業の持続的成長に向けて、新しい事業領域へ挑戦しています。その一環として、既存の事業では実行が難しい領域において、世の中のニーズを掴み、付加価値の高い商品やサービスを素早く市場投入することで新たなビジネスの可能性を検証する新規事業部門ビジネスインキュベーションセンターを設置し、2019年4月より活動を始めています。「DOAC」はこの部門から生まれた最初の商品です。障がい者や高齢者が家族と共に笑顔になっていくこと、ベビーカーや重たい荷物を持った時でも楽々と開けられること、“タッチレス”なので誰もが安心して使えることなどあらゆる課題を解決し、すべての人の暮らしを快適にできるインクルーシブな製品として普及していくことを期待しています」
※「DOAC」はSony Startup Acceleration Program(以下SSAP)の支援を受け事業化しました。スタートアップの創出と事業運営を支援するソニーのプログラムSSAPでは、同社のもつ起業のノウハウを活かし、様々な新規事業の立ち上げをサポートしています。本日よりSSAPのWEBサイト(https://sony-startup-acceleration-program.com/highlights/2020/02.html)にて「DOAC」の開発ストーリーが公開されています。

■玄関ドア用電動オープナーシステム「DOAC」商品特長
玄関ドア用電動オープナーシステム「DOAC」は、“家族みんなが出かけたくなる毎日”を目指し、既存の玄関ドアをたった一日で、リモコンのボタンひとつで鍵の施錠・解錠から自動開閉まで可能にします。玄関ドアに触れることなく、誰かの手を借りなくても自由に外出することができます。



・外出も、帰宅も、ボタンひとつで自動開閉
玄関ドアの手前から※でも、リモコンで鍵の施解錠から玄関ドアの開閉までボタンひとつで操作できます。さらに、玄関ドアを閉めると自動的に施錠するオートロック機能付きです。


※最大3~5m程度離れた位置からでも操作可能です。

・両手が塞がっているときは、オートアシストで楽々開閉
玄関ドアを少し開くだけで、オートアシスト機能が働き、全開位置まで開きます。全開後は、タイマーによって自動で玄関ドアが閉じてくれます。


※オートアシスト時には締め出されないようにオートロックしません。

・フェールセーフ設計で車いすやご高齢の方も安心
挟まれ検知機能で、異常な接触を感知したら、すぐにドアの動作を停止。また、リモコンを持っていない時、電池切れや停電時でも鍵を使って手動でドアを開閉できます。長年にわたって使用できるよう、耐久性も追求しています。



・1dayバリアフリーリフォームで、購入したその日から使える
自宅の玄関ドアやカギはそのままに、後付けできるバリアフリーリフォーム。設置はLIXILの専門店スタッフが対応し、取り付けたその日から使用できます。


※工事の前に、下見調査にお伺いさせていただきます。コンセントの増設は、LIXIL専門店から委託を受けた電気工事店がお伺いする場合があります。状況により、「DOAC」の取付とは別日になる場合があります。

■商品開発にご協力いただいた方よりコメント
「DOAC」は、様々な車いすユーザーのみなさまからのヒアリングをもとに生まれました。丁寧に、声に耳を傾けることで、当たり前として諦めてしまっていた生活の中に存在する課題を抽出し、あるべき製品の形を追求しました。

・村田 康剛さん(ペルモビール株式会社 カスタマーアドバイザー)


スウェーデン発祥の車いすメーカーへ勤務。1級の障がい者ながら、様々なテクノロジーを駆使して同社ではアドバイザー職を担当。



「まるで魔法の様に、ボタン一つで玄関ドアが開閉できる」
私は身体が不自由ですが、普段は自社製の電動車いすに乗って、ひとりで片道2時間かけて通勤しています。ただ、1人では玄関ドアの操作ができず、帰宅時に毎日ヘルパーさんと待ち合わせてドアを開けてもらっています。そんなとき、「DOAC」の存在を知り“外への世界が広がる”とワクワクしたのを覚えています。まるで魔法のように、重たい玄関ドアがボタンひとつで、鍵の施解錠~ドアの開閉まで可能に。それは、好きな時間に、誰の手も借りずに外出ができる、夢にまでみた体験ができると期待しています。ただ、私と同じ様に車椅子に乗っている人の中にはリモコン操作が難い人もいます。今後は、音声操作や近づくと自動開閉してくれる等、いっそう便利になっていく未来を想像しています。

・大塚 訓平さん(NPO法人アクセシブル・ラボ 代表理事 / 株式会社オーリアル 代表取締役)
障がい者の住環境、外出環境整備事業のNPO代表を務め、車いす目線で、様々な企業の製品やサービス開発コンサルティングを中心に活躍中。


「バリアフリーの新たな選択肢として、多くの方に喜んでもらいたい」
健常者だった11年前には感じることのなかった玄関ドアの不便さ。車いすに乗りながら、鍵やドアを開閉するには、今までより「時間」と「スペース」が必要になり、ずっとストレスを感じていました。「DOAC」は、リモコン一つで鍵とドアを開閉でき、この大きなストレスを取り除くことができます。また、仕事上バリアフリーリフォームの提案では、今までスライドドアへの改修工事、一択でした。今後は、「DOAC」で既存の玄関ドアを自動化できるため、選択肢の幅が広がり、工事予算を抑えることもできます。それは、バリアフリーが必要な方々にきっと喜んでもらえるはずです。「DOAC」は障がいの有無に関わらず、誰にとってもやさしい、暮らしを豊かにできるインクルーシブな商品 になると思います。

・長島 理さん(株式会社LIXIL Technology Research本部所属)
日本パラバトミントン界の第1人者。LIXILでは、研究者としての顔も持ちあわせ、アスリート×研究者としても注目を集めている。


「新しい生活のドアを開けるきっかけを掴んで欲しい」
「DOAC」は、文字通り新しい生活のドアを開けることができます。玄関が狭いと車いすの向きを変えられず、後ろ向きでドアを押し開けなければなりません。また、遠征に行く時はスーツケースなどの大きな荷物を持って外出しなければならず、ドアを開けることがとても大変です。そんなときに、この「DOAC」が大活躍するでしょう。電動でドアが開閉され鍵までかけてくれるので、荷物があっても簡単に出入りができ、今よりずっとアクティブになれます。万が一、停電などで動かなくなっても、手動の鍵で施解錠ができる点も安心。「DOAC」の開発には早い段階から携わってきましたが、これから沢山の人に使ってもらい、1人でも多くの人が新しい生活のドアを開けるきっかけを掴んで欲しいと願っています。

・野村 絵梨さん(株式会社LIXIL 人事総務本部所属)
LIXILの社員として様々な商品開発にモニターとして参加。「DOAC」の開発でも自身の体験をベースにした貴重な意見が商品仕様に反映されている。


「車いすで1度挟まれなければ、玄関ドアは開けられませんでした」
以前私が住んでいた家では玄関ドアの操作にとても苦労していました。玄関ドアを開ける時、車椅子の足のステップをドアに一度挟んで、半分ほど開けてから、勢いをつけて引っ張らなければ開けられないほど重たいドアでした。だから、転居の時には玄関ドアの重さが物件選びのポイントの1つになりました。でも、「DOAC」ならこの大変さが無くなります。私は自宅から車椅子で会社に通勤していますが、その際に荷物を持っていても、楽に出かけられる様になると楽しみにしています。家の玄関ドアへすぐに取付けて使えるので便利だし、コンパクトなリモコンは鞄のポケットからスッと出し入れできて雨の日でも使い易いと思います。「DOAC」は色々な境遇、年齢の方に1度は使ってもらいたい商品です。

■参考価格


※価格には、消費税及び搬入・取付・設置費等は含まれておりません。
※セット内容:電動ドアオープナー、コントローラー、電動サムターン、リモコン等
※リモコンは、最大8個まで登録することができます。
■販売地域 全国
■発売日 2020年9月1日

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