「SUUMO住んでいる街 実感調査2020 広島県版」発表!住民に愛されている街1位は「舟入幸町」

株式会社リクルート住まいカンパニー

2020年10月28日 12時17分

今後発展しそうと感じる街には「八丁堀」教育環境が充実していると感じる街には「修大協創中高前」がトップに

株式会社リクルート住まいカンパニー(本社:東京都港区 代表取締役社長:淺野 健)では、広島県に居住している人を対象に実施したWEBアンケート形式による、「SUUMO住んでいる街 実感調査2020 広島県版」を集計しましたので、概要をご報告いたします。


[広島県]住民に愛されている街(駅)ランキング




※複数路線が乗り入れている駅の代表的な沿線は、回答時に選択された路線のうち最も多い得点を獲得した路線を表示
※20位までの駅を掲載

1位「舟入幸町」3位「銀山町」6位「土橋」8位「南区役所前」など広島市中心部の広島電鉄駅が多くランクイン。繁華街とほどよい距離感で「歩く範囲で日常のものがひととおり揃う」「徒歩や自転車での移動が快適だ」の項目で高い評価を得ている
5位「白島」7位「新白島」は「通りや並木、住宅地が整然としている」ときれいな街並みが高評価
2位「佐伯区役所前」4位「廿日市市役所前」8位「高須」「修大協創中高前」など宮島線沿線駅も多くランクイン。


「住民に愛されている街」上位の注目の街をPickUp
1位:街なかまで市電やバス、自転車でも出かけやすい「舟入幸町」

<街の魅力項目Top5>
1、歩く範囲で日常のものはひととおり揃う
2、徒歩や自転車の移動が快適だ
3、車や交通機関があれば日常のものはひととおり揃う
4、公民館などの公共施設の使い勝手が良い
5、病院や診療所、介護施設が充実している





電車通りを中心に、スーパーやドラッグストア、飲食店などがそろい、路面電車を使えば、市内中心部の紙屋町まで約15分。自転車通勤も可能だ。そんな好立地でありながら、電車通りを離れるとまだまだ古い街並みが残り、一戸建ても多い。電車通り沿いに増えているマンションやアパートも立地の割にお手頃感があり、市内の小児救急を一手に担う舟入市民病院がある安心感も手伝って、若い世代を中心に注目されている。

2位:周辺だけで何でも一通りそろう暮らしやすい街「佐伯区役所前」

<街の魅力項目Top5>
1、魅力的な人たちと出会える
2、公民館などの公共施設の使い勝手が良い
3、テニスコートや体育館などの運動施設が充実している
4、ゴミ処理等の行政サービスが充実している
5、今後発展しそう



JR乗り換えが可能な広電五日市駅まで1駅。国道2号線沿いやコイン通りなど、周辺にはスーパーや飲食店をはじめ多くの店舗が並び、西区や石内地区の大型ショッピングモールも利用圏内。スポーツセンターや公民館などの公共施設も充実しており、街なかまで出かけなくても暮らしやすい環境が整っている。マンションも多いが一戸建ても多く、古くからの落ち着いた街並みの一角に、隠れ家的なカフェやショップを見つけることも。造幣局は八重桜で有名。

5位:大通りから1本入れば閑静な住宅街。根強い人気を誇る「白島」

<街の魅力項目Top5>
1、人からうらやましがられそう
2、通りや、並木、住宅街が整然としている
3、資産価値がありそう
4、防災対策がしっかりしている
5、今後発展しそう





白島から市内中心部の八丁堀までは路面電車で8分。白島の南側には家庭裁判所や合同庁舎が多く立ち並ぶエリアがあり、さらに広島城、市内中心部へとつながっていく。街なかへの通勤者も多く、自転車通勤にも便利な街だ。一方で、交通量の多い電車通りや広島駅へと続く城北通りから1本奥に入ると閑静な住宅街が広がり、学校や寺社も多い。公園や川沿いなど緑も多く、住みたい街として名前が挙げられることも多い街だ。


今後発展しそうと感じる街(駅)ランキング




※複数路線が乗り入れている駅の代表的な沿線は、回答時に選択された路線のうち最も多い路線を表示
※10位までの駅を掲載

<ランキングのポイント>
広島駅前など、多くの開発が進められている広島。ただ、このランキングに登場する街の多くは、そうした再開発エリアだけではなく、街なかへの利便性や、買い物施設の充実などで、現在でも人気の高い街が多い。飲食店などの入れ替わりはあっても、将来にわたって安定した利便性が見込まれることから、多くの人に選ばれたと考えられる。

<注目の街をPickUp>
1位:八丁堀
八丁堀は紙屋町と並ぶ広島市内最中心エリア。内閣府の「都市再生緊急整備地域」にも指定され、今後さらなる開発が進められていくエリアだ。近年では、老朽化したビルの建て替えなどが相次ぎ、オフィスビルやホテルに。八丁堀交差点に立つ天満屋八丁堀ビルも解体予定と報道されている(時期・跡地利用は未定)ほか、周辺でも、基町の市営駐車場を含めたエリアの再開発などが計画中。広島県の街づくり計画に合わせて、通りの賑わい創出などを目的とした「相生通り社会実験(カミハチキテル)」も行われ、街全体として、将来への期待が高まっている。




5位:天神川
イオンモール広島府中とともに開業した天神川駅は広島駅から1駅。広島高速から山陽自動車道へも接続しやすく、交通利便性は申し分ない。また、イオンモールは開業以降、大規模なリニューアルも経て、平日でも、親子連れから年配の方まで多くの人でにぎわっている。さらに、広島東洋カープの本拠地であるマツダ スタジアムは、カープ人気を受けて多くの人を集め、周辺道路の整備なども続く。天神川最寄りの府中町中心部にもスーパーや飲食店、美容室など店舗は多く、子育て支援施設なども充実していることからも注目度の高い街だ。






街並みが整然としていると感じる街(駅)ランキング




※複数路線が乗り入れている駅の代表的な沿線は、回答時に選択された路線のうち最も多い路線を表示
※10位までの駅を掲載

<ランキングのポイント>
市内中心部を東西に走る平和大通りをはじめ、市内を流れる多くの川の両岸に整備された遊歩道など、緑の並木が美しい広島。街なかの大通りも真っすぐに延び、整然とした印象を与えてくれる。また山側を中心に数多く開発された住宅地のなかにも、街路を広くとり、並木を整備した美しい街並みの団地も多く、そうした街もランクインしている。

<注目の街をPickUp>
4位:広電阿品/ 5位:阿品
西広島以西のエリアでは、JRと広電が並走し、海に近い場所を走っていく。そんなエリアが多い。そして、線路を挟んで山側を中心に、長い時間をかけて多くの住宅地が整備されてきた。阿品エリアも同様に、海を見下ろす高台に、阿品台、青葉台など、多くの住宅地が存在する。団地内の大通りには並木が整備され、年を重ねて木々が美しく育っている場所も。区画を広めにとり、緑地帯を設けている団地もあり、美しい街並みが生まれている。さらに、高台ならではの眺望もプラスされ、街並みの先に海を望む場所が多いことも、評価が高いポイントかもしれない



7位:新白島
新白島は2015年に開業した比較的新しい駅。アストラムラインはここから高架となって延び、その下には大きな道路が整備されている。整然として、都会的なイメージにもつながる風景だ。その一方で、旧太田川沿いの緑地帯や、長く延びる遊歩道は緑が心地よく、ジョギングや犬の散歩などを楽しむ人も多い。春になると桜並木が本当に美しく、花弁が舞う頃にはピンクの絨毯が現れることも。白島の街自体、住宅地の道路も比較的ゆったりしており、街なかに近い割にあまり密集した感じがしないことも、整然とした印象につながっているようだ。





カルチャーや個性を感じる店が多いと思う街(駅)ランキング




※複数路線が乗り入れている駅の代表的な沿線は、回答時に選択された路線のうち最も多い路線を表示
※10位までの駅を掲載

<ランキングのポイント>
広島は東京や大阪のように、駅やエリアごとにはっきりした特徴があるケースは少ないものの、その地域ならではの良さのある街は少なくない。「なんとなく雰囲気がある」という住民の想いも含め、街なかながら地域イベントなどが盛んなエリア、小さな商店が多く活気のあるエリア、そして観光地としても有名な尾道などもランクイン。

<注目の街をPickUp>
3位:尾道
尾道は広島を代表する観光地のひとつで、大林宣彦監督の「時をかける少女」など、映画の舞台としても有名。千光寺へと続く坂の街で、坂を見下ろす風景はもちろん、細い坂道沿いに趣のあるお店が多く並ぶさまは独特の雰囲気。また、港町でもあり、多くの猫がいることから、ねこの街としても知られ、猫カフェもあるほか、坂道などで地域猫に出合うことも。最近では、若い人が移住して、カフェやアトリエ兼店舗を開くケースも多いとか。さらに、しまなみ海道を走るサイクリストの起点としても有名になり、サイクリスト向けの店や施設も増えている。





9位:横川
横川駅前には複数の商店街が広がり、広島には数少ない商店街文化が息づく。老舗のミニシネマ・横川シネマや、ライブハウスのアップルジャムなど、アンダーグラウンド的な文化も根付いており、市内でも特にカラーのある街といえそうだ。さらに、JRの高架下に広がっていた飲食店街も耐震化工事を経て新たに整備され、一部はそのまま移転して、独自の居酒屋的文化も受け継がれている。商店街が中心となって開催されている「横川ゾンビナイト」やはしご酒イベントなどの独自イベントも回を重ねて定着し、横川の街を元気にしているようだ。






徒歩での買い物が便利だと感じる街(駅)ランキング




※複数路線が乗り入れている駅の代表的な沿線は、回答時に選択された路線のうち最も多い路線を表示
※10位までの駅を掲載

<ランキングのポイント>
舟入幸町は全体ランキングに続いての第1位。フレスタなどのスーパーや、ドラッグストアなど、日用品は家の周辺で気軽に買える。銀山町や十日市、新白島なども少し似ているともいえるが、エリア内の中小規模店舗の充実に加えて、街なかの商業施設へのアクセスの良さも魅力の一端を担っていると考えられる。
一方で、皆実町や天神川はゆめタウンやイオンモールなど、大規模ショッピングモールが徒歩圏。坂の多い広島にあって、平地に立地し、ベビーカーや歩行器を押しながらでも出かけやすいこともポイントだ。宇品の2駅も、イズミやイオン系列のショッピングセンターが近いほか、エディオンやドキ・ホーテなど、ベイアエリアの店舗群も利用しやすい。


教育環境が充実していると感じる街(駅)ランキング




※複数路線が乗り入れている駅の代表的な沿線は、回答時に選択された路線のうち最も多い路線を表示
※10位までの駅を掲載

<ランキングのポイント>
広島修道大学ひろしま協創中学校・高等学校は、かつての鈴峯女子中学校・高等学校から校名変更。線路を挟んだ反対側には広島工業大学高等学校があるほか、周辺には同じ系列のなぎさ公園小学校、広島なぎさ中学校・高等学校も存在し、注目度の高い駅となっている。さらに、古江は広島学院中学校・高等学校の最寄り駅、皆実町六丁目や県病院前は、広島大学付属小学校や中学・高等学校周辺の駅となっている。有名私立校や中高一貫校周辺が多くランクインしているようだ。
その他、選択理由として、「周辺に幼稚園から大学までそろっていて安心」、「大きな病院や官公庁が近いからか、住んでいる人が教育熱心だと感じる」といったコメントも寄せられていた。

■広島 拠点長コメント





SUUMOでは春に「住みたい街ランキング」を発表していますが、今回新たに発表させていただいたこの「住んでいる街 実感調査」は、実際に住んでいる街について、住民の方に回答をいただいた結果です。「住民から愛されている街は?」「徒歩での買い物が便利な街は?」「教育環境が充実している街は?」など生活者目線で気になる様々な観点を、ランキング化して発表いたしました。

街のイメージが先行する部分もある「住みたい街ランキング」と「住民に愛されている街ランキング」との差分に目をむけてみても興味深いです。例えば、住みたい街ランキング1位の「広島」は愛されている街の上位には入っていませんし、反対に、愛されている街では、 1位「舟入幸町」、 3位「銀山町」、6位「土橋」など中心部とほどよい近さのエリアが多くランクインしており、日常生活の心地よさを感じられる項目で高評価を得ています。

今年は新型コロナの感染拡大によって、暮らす街で過ごす時間が延びています。実際の住民からの街の評価を、これからの住まい選び・街選びの参考にしていただければと思います。

[参考]「SUUMO住みたい街ランキング2020 広島県版」との比較






※「住みたい街ランキング2020(広島版)」は2020年3月19日に発表
https://www.recruit-sumai.co.jp/data/upload/hiroshima_sumitaimachi2020.pdf

調査概要<住民に愛されている街(駅)ランキング>
■調査目的
 広島県の街(駅)について、住んでいる街が好きかを明らかにすること。またその選択理由を把握すること。
■調査対象
 広島県にある各駅から7km以内に在住の20歳以上の男女
■調査方法
 インターネットによるアンケート調査
1次調査にて、住んでいる街が好きかを調査。2次調査にて1次調査回答者の一部に対して、住んでいる街の魅力などについて調査した。
■調査期間
 スクリーニング調査:2020年3月17日(火) ~ 2020年3月23日(月)
 本調査:2020年3月24日(火)~ 2020年3月30日(月)
■有効回答数
[住民に愛されている街]
 ●1次調査対象数(※):1,481,480人
 (広島県)1次調査有効回答数:12,153人
[街の魅力について]上記回答者のうち
 ●2次調査対象数(※):77,301人
 (広島県) 2次調査有効回答数:4,094人
※同時期に調査を実施した関西圏、愛知県、北海道、宮城県、広島県、福岡県での合計対象者数
■集計対象駅数  
 当該の県にある駅のうち、夜間人口(2015年 国勢調査 250mメッシュ)上位100駅
 もしくは乗降客数(2017年国土数値情報 駅別乗降客数データ)上位100駅のいずれかに該当する駅と2019年に新しく開業した駅の合計142駅
■集計方法   
 最寄り駅を最大2つ回答してもらい、2つ回答した対象者の評価は重複して集計
■調査実施機関  
 株式会社インテージ
■調査設計協力 
 株式会社日建設計総合研究所
■駅ランキング対象駅の選出基準
[住民に愛されている街] 1次調査での有効回答が30人以上得られた104駅
[魅力別] 上記104駅のうち、2次調査で20人以上の有効回答が得られた104駅
を対象として集計を行った。具体的なランキングの算出方法は以下。
<ランキングの算出方法>
Q.お住まいの街が好きですか?
まったくそう思わない(1点) 、そう思わない(2点)、どちらでもない(3点)、そう思う(4点)、とてもそう思う(5点)というルールにて平均値でランキングを作成。またその平均値を偏差値化した。
Q.お住まいの街には以下の魅力があると思いますか?
例)歩く範囲で日常のものはひととおり揃う
まったく当てはまらない(1点) 、やや当てはまらない(2点)、どちらともいえない(3点)、やや当てはまる(4点)、とても当てはまる(5点)というルールにて評価をしてもらい、4点以上を魅力があるとして、4点以上の得票率を集計、偏差値化した。

調査概要<街の魅力に関する項目>
■街の魅力項目別のランキングについて
街の魅力項目のうち色づけした項目に関してそれぞれ偏差値を降順し、ランキングを作成。
下記の名称として発表。
「歩く範囲で日常のものはひととおり揃う」→徒歩での買い物が便利だと感じる街(駅)ランキング
「カルチャーを感じる店がある」→カルチャーや個性を感じる店が多いと思う街(駅)ランキング
「通りや、並木、住宅街が整然としている」→街並みが整然としていると感じる街(駅)ランキング
「小学校・中学校などの教育環境が充実している」→教育環境が充実していると感じる街(駅)ランキング
「今後発展しそう」→今後発展しそうと感じる街(駅)ランキング

<調査した街の魅力の選択項目は以下>




<ランキングをご利用の際のお願い>
ランキングデータを引用いただく際は、下記のクレジットをご記載ください。
出典:「SUUMO住んでいる街 実感調査2020 広島県版」

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