整理・収納における最大の課題は「モノが多すぎる」こと。RoomClipユーザー2,743名対象にKDDI総合研究所と「家の中の整理・収納と購買」に関する共同調査を実施

ルームクリップ株式会社

2020年11月24日 13時48分

整理・収納から解放される新たな購買スタイルの可能性。半数以上が「ロボット配達に期待」

日本最大級の住まいと暮らしの実例写真共有サービス「RoomClip(ルームクリップ)」を運営するルームクリップ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役 社長:高重 正彦、以下 ルームクリップ)は、株式会社KDDI総合研究所(本社:埼玉県ふじみ野市、代表取締役 会長:中島 康之、以下 KDDI総合研究所)と「家の中の整理・収納と購買」に関する共同調査を実施しました。

本調査は、暮らしやインテリアへの感度が高く、おうちの中を快適にするための工夫する人が多く集まる「RoomClip」の利用ユーザーを対象に、2,743名へWEBアンケートと個別インタビューを行い、整理・収納から解放される新たな購買スタイルの可能性を探ります。






調査サマリー

・98%が「きれいに整理したい」と思っている
・整理・収納における最大の課題は「モノが多すぎる」こと
・解決策は「在庫の棚卸」と「ルールづくり」
・半数以上が「ロボット配達に期待」
・「見せる収納」と「隠す収納」で、自宅の世界観を維持(インタビュー調査)



98%が「きれいに整理したい」と思っている

RoomClipユーザー2,743人のうち、全体の9割を超える方が「家の中をきれいに整理したい」<図表1>と回答しました。現在の整理状況にかかわらず、「家の中をきれいにしたい」という意向が高いことが分かります。






整理・収納における最大の課題は「モノが多すぎる」こと

家の中の整理・収納で課題になることは、「モノ(在庫)が多すぎること(70.7%)」<図表2>であると判明しました。






解決策は「在庫の棚卸」と「ルールづくり」

具体的に家の中で整理したい場所としては、1位「押し入れ」が60.5%、2位「クローゼット」58.0%、という結果となり<図表3>、“収納問題”が浮き彫りになりました。

解決策として実践している方法は、1位が「こまめに整理」52.2%、2位「使わないものは早めに捨てる」51.6%。以下、3位「収納スペースを区切る」49.0%、4位「整理のルールを決める」36.8%、5位「買いだめをしない」30.1%と続きました<図表4>。

現状では、「在庫の棚卸」と「ルールづくり」が、収納・在庫管理の問題解決のカギとなっているようです 。加えて、余分な在庫を持たず常に適正量の在庫を維持できる環境の構築も解決につながると考えられます。

こうした環境構築を実現するサービスとして「自動注文サービス」が考えられます。 自動注文サービスとは、宅内の在庫の消費を把握し、自動で注文してくれるサービスです。主なメリットは、在庫管理の手間がなくなること、在庫切れがなくなること、 在庫を持つための収納場所が不要になることです 。既にあるサービス例は、コーヒーカプセルの自動注文などです。このような自動注文サービスの利用に、29.8%ユーザーが興味を示しました<図表5>。










半数以上が「ロボット配達に期待」

今後、自動注文サービスが増えてくると、将来的には自宅への宅配量のさらなる増大が予想されます。また昨今では新型コロナウイルスの影響による通信販売の拡大により宅配量は増えています。

こうした背景の下、今回の調査では「ロボット配達」へのニーズ調査も行いました。 ロボット配達とは、自動走行ロボットによる24時間宅配サービスのことです。メリットは、自分の都合の良い時間帯に、人と会わずに気兼ねなく荷物を受け取れることで、 国内外で実用化の検討が進められています。

調査では、合計53.3%のユーザーが、ロボット配達を「利用したい」あるいは「やや利用したい」と回答<図表6>。将来のロボット配達の実現に、半数以上が期待を寄せていることも分かりました。

理由としては、「宅配の受け取り期限の21時までに帰宅できずに受け取れないこともある。受け取り時間が広がると良い。ロボットは魅力的。買い物の時間を減らすことができれば、趣味の時間に充てたい」(20代会社員男性)。「宅配ボックスは高い。置き配サービスも盗まれるリスクがある。ロボットはセキュリティがしっかりしてそうで安心。すっぴんの時の受け取りも気楽でよい」(30代主婦)、などといったユーザーの声がありました。









DIYで「見せる収納」「隠す収納」

<収納例1> Aさん(30代男性)



自宅は賃貸なため穴をあけられません。壁にDIY(Do It Yourself)で収納用の棚を取り付けています。木製の柱を天井と床に張っています。材料は近くのホームセンターで少しずつ購入し、平日の帰宅後や休日を利用して制作しました。予算は10万円前後です。

日用品は、バラバラ感がでないように同じようなサイズ、色を買いそろえます。それらの色合いが部屋にあっていれば「見せる収納」に、部屋に合わない場合は「隠す収納」にします。例えば、お酒やプロテイン、サプリメントなどは「見せる収納」に、洗剤などは「隠す収納」になります。

整理の工夫は、モノをしまう定位置をつくることです。しまいにくい、取り出しにくい収 納は、片付けたとは言わないポリシーです。


使用した分だけ補充「ローリングストック法」

<実践例2> Bさん(40代女性)



インテリアのコンセプトは、白と黒が基調のモノトーンです。ニトリや100均で購入した安価なカゴをうまく活用して分別しています。食材の収納には、パントリー(食品庫)を用意し、人間用と愛犬用に分けて、上からあまり使わない順にモノを入れています。よく使うものは賞味期限をチェックし、早いものは前の方に来るようにしています。

在庫管理の工夫としては、商品のパッケージを空けたら次を買う「ローリングストック法」を採用しています。家具を増やさないこと、何か買ったら捨てることが整理のコツです。コロナの影響で、まとめ買いのためストックは増えましたが、買い物の頻度を減らしたことで、モノの量は依然と変わっていません。夜寝る前に、必ず片づけをする習慣です。






今回の調査により、RoomClipユーザーは、自宅の整理、在庫管理、収納に課題を感じており、その課題に対処するため、日々労力をかけて、整理・収納を工夫して実践している様子がうかがえました。

将来的には、自宅の在庫量を必要最小限にとどめ、労をかけずに在庫管理・買い物・受け取りを行うため、在庫管理・注文・受け取りの自動化・省力化などのサービスへの期待度も高いことが判明しました。

今後もルームクリップは「日常の創造性を応援する」のミッションのもと、みなさまの多様で豊かな住生活の実現を支援してまいります。

KDDI総合研究所の調査レポート:https://rp.kddi-research.jp/special2/research_roomclip


RoomClipの概要と特徴




家具や家電、雑貨などインテリアの写真を投稿、閲覧できる日本最大級のインテリアSNSです。スマートフォンアプリとインターネットのウェブサイトを展開しています。 現在月間ユーザー数は830万人、写真枚数は400万枚を超えます。RoomClipは日本で最も「実際に人が生活している部屋の写真とデータ」が集まっているサービスです。雑誌やテレビなど年間に100以上の媒体でRoomClipユーザーが紹介されています。


ルームクリップ株式会社について

代表者:高重正彦
設立:2011年11月24日
所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷1-28-1
URL:https://corp.roomclip.jp/
事業内容:「RoomClip」「RoomClip item」「RoomClip ビジネス」の企画・開発・運営
RoomClip iOSアプリ
https://itunes.apple.com/jp/app/id520802798
RoomClip Androidアプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.tunnel.roomclip
RoomClip Webサイト
https://roomclip.jp/
RoomClip item
https://roomclip-item.jp/
RoomClip ビジネス
https://roomclip.jp/business/


【報道関係者様の問い合わせ先】
ルームクリップ株式会社 広報担当
問い合わせフォーム:http://corp.roomclip.jp/contact/corp

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