快適な住まいと暮らしを実現するための様々な問題を専門知識と技術で解決し、住まいの価値や暮らしの質を高めるホームステージングの普及活動を行う一般社団法人日本ホームステージング協会(東京都江東区/代表理事:杉之原 冨士子、以下 日本ホームステージング協会)は、2020年12月17日(木)に、山梨学院大学経営学部(担当:青山 貴子教授 2年次専門教育科目)と株式会社けやき総合管理(本社:山梨県甲府市、代表取締役:谷 隆仁)が取り組む地域の課題解決の研究テーマとして、2019年に引き続き学生自身が行うホームステージングチャレンジプロジェクトの表彰式に代表理事 杉之原 冨士子がオンラインで出席し、優秀作品に協会賞を授与しました。
当日は、各学生からホームステージングの計画、実施までの経緯、結果報告が行われました。
after 協会賞受賞作品
●ホームステージングチャレンジプロジェクトについて
学生の報告は物件概要、特徴、周辺環境分析から考えたターゲットの決め方、コンセプト、予算に合わせて、家具や小物を購入し、設置するまでの計画管理などこれまでの研究成果と合わせて、写真や動画でホームステージング物件のビフォーアフターの発表が行われました。
けやき総合管理の谷代表より、4チームのうち1件は、すぐに入居が決まったという報告があり、学生が分析して決定したターゲットにあったホームステージングが早期入居につながったという結果となりました。
本プロジェクトは、山梨学院大学経営学部のプロジェクト実行型のゼミとして地域社会の課題を学生の視点から考察し、企業と連携しながらホームステージングの手法を使って解決策を探る試みです。山梨県は、民間賃貸住宅空室率が34.2%(※1)とワースト1位となっています。
日本ホームステージング協会では、地域課題解決、地域活性化としてホームステージングを教育の場で学んでいただくことで、学生ならではの発想とアイデアが地域貢献につながると考えており、山梨学院大学の取り組みに深く賛同し、今後も連携していくことになりました。
●日本ホームステージング協会について
現在、法人会員企業は58社(団体含む)となり、ホームステージャー(※2)取得者は日本全国(一部海外含む)で、3,717人です(2020年12月末日現在)。日本ホームステージング協会では今後も、ホームステージングの知識と実務のノウハウを持った人材「ホームステージャー」の育成と、各地域のホームステージャーを育成する認定講師の育成など、様々な企業と連携した取り組みで、ホームステージングの普及を目指します。
※1 出典:公益社団法人全国賃貸住宅経営者協会連合会による平成25年住宅・土地統計調査結果を用いた推計
※2 「ホームステージング」の基礎知識と実践ノウハウを習得した日本ホームステージング協会認定資格の保有者
●ホームステージングとは
快適な住まいと暮らしを実現するための様々な問題を専門知識と技術で解決することで、住まいの価値や暮らしの質を高めることをホームステージングと定義しています。具体的には、片付け・掃除・廃棄・保管これらに関連する物流知識・インテリア・小物の活用、時には遺品整理を含めて、より快適な暮らし、住み心地のよい住まいを実現するための専門知識や技術で構成されています。日本ホームステージング協会では、日本の住宅事情に合った日本独自のホームステージングを体系化し、ホームステージャーの育成と普及活動を行っています。併せて、住宅に関連するすべての業界の活性化と一人ひとりの住まいや暮らしに役立てられるよう、事例を収集・分析したホームステージング白書も発行しています。
【組織概要】
名称 : 一般社団法人日本ホームステージング協会
設立 : 2013年8月19日
事務局 : 〒135-0042 東京都江東区木場6丁目4-2 KIビル4F
電話番号: 03-6810-5708
URL :
https://www.homestaging.or.jp/代表理事: 杉之原 冨士子
事業内容: 日本の住宅事情に合わせたホームステージングを体系化し、
知識とノウハウをホームステージャー認定講座で提供。
ホームステージャーを活用した企業サポート等を実施。
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