株式会社シノケングループ(東京本社:東京都港区、代表取締役社長:篠原英明、東証ジャスダック市場 証券コード8909、以下、グループを総称して「シノケン」という。)傘下で、インドネシアにて不動産ファンドビジネスを展開するPT. Shinoken Asset Management Indonesia(以下、「SAMI」という。)が、ロンドンに本拠を置くSomerset Capital Management LLP(以下、「サマセット」という。)との間で、SAMIが組成するインドネシア不動産ファンドに対してサマセットが最大5億ポンド(約700億円)を出資することに関する基本合意契約を締結しましたのでお知らせいたします。
インドネシアにおけるシノケンの不動産ファンドビジネス、いよいよ本格化
2021年夏頃までに1,300億円規模の不動産ファンド組成を目指す
今般、SAMIと基本合意契約を締結したサマセットは資産運用残高187億ポンド(約2兆6,180億円)で、SAMIが組成する不動産ファンドへの出資約束金額5億ポンド(約700億円、インドネシア通貨換算で約9兆4,000億ルピア)は、インドネシア国内で運用される不動産ファンドとしてはインドネシア史上最大となります。
SAMIは、インドネシアにおける外資系企業として初めて、不動産ファンドの組成・運営を企図した投資運用業ライセンスをインドネシア金融庁より2019年7月23日付で取得して以来、幅広い層の投資家やデベロッパーより多くの引き合いをいただいております。今回はその一つが形になったもので、本契約をベースに2021年夏頃までに最大1,300億円(約17兆5,000億ルピア)の不動産ファンドを組成することを目指しており、その後もインドネシア最大の不動産ファンド運用会社として継続して物件を取得し、インドネシアのみならず、海外不動産マーケットにおいてプレゼンスを一層拡大してまいります。
世界中からインドネシア不動産マーケットへの強い投資ニーズに応える存在に
インドネシアは、世界第4位の人口(約2.6億人)を有し、その約60%が生産年齢人口で構成され、人口ボーナス期にあります。また、世界銀行およびIMFの試算によると、2024年には、インドネシアのGDPは世界第5位の規模になるとされ、成長期待の高いマーケットとして注目を集めています。
不動産の分野でも、世界中の幅広い投資家層から強い投資ニーズがありますが、外国からインドネシア不動産への直接投資は原則として禁止されている等、制度面での高いハードルが有るため、現状としてまだまだ未開拓のマーケットです。そのような状況下において、SAMIが組成を行うファンドは、外国からの直接投資が可能なスキームであり、運用会社であるSAMIは、インドネシア不動産並びに金融マーケットに精通したプロフェッショナルメンバーで構成され、信頼性の高い投資運用サービスを提供できることから、世界中の投資家から多くの関心を寄せられ、既に強い投資ニーズを取り込み始めています。シノケンは今後も国内外において、個人、機関を問わず、幅広い投資家層のあらゆる投資ニーズに応えてまいります。
※本件が当社の連結業績へ与える影響は現時点で軽微と認識しておりますが、今後、取引拡大していくことも視野に、詳細等が判明し適時開示の必要性が生じた場合には、その内容を速やかに開示いたします。
SAMIの概要
名称 : PT. Shinoken Asset Management Indonesia
所在地 : Wisma 46 - Kota BNI, 24th Floor, Jl. Jend. Sudirman Kav.1, Jakarta 10220, Indonesia
代表者 : Dani Hotron Tampubolon
事業内容 : 投資運用業
サマセットの概要
名称 : Somerset Capital Management LLP
所在地 : Manning House, 22 Carlisle Pl, Westminster, London SW1P 1JA, United Kingdom
代表者 : Dominic Johnson, Jacob-Rees Mogg
事業内容 : 投資運用業
シノケンは、お客様の生涯を通じて価値を提供する
「世界中のあらゆる世代のライフサポートカンパニー」をビジョンに掲げ、
人生100年時代を見据えた資産づくり、ゼネコン、エネルギー、高齢者・障がい者施設の
運営、不動産ファンドと、国内外で幅広く事業展開しています。
また、REaaS*で人々や社会の課題を解決してまいります。
* "Real Estate as a Service"(不動産のサービス化)
株式会社シノケングループ
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