中古・リノベーション住宅の流通プラットフォーム「cowcamo(カウカモ)」を運営する株式会社ツクルバは、3月15日、中古住宅市場の流通促進を通じた循環型社会の実現に向けて、個人の中古・リノベーション物件売却における市場課題を提起しました。
首都圏の中古住宅流通市場は拡大を続けており、市場規模は2025年には2018年から約4割拡大することが見込まれています。多くの購入検討者に中古物件が求められる中、個人売主は「築古やリノベは売りにくいのでは?」といった課題感を抱えており、物件流通が滞ることで住宅の社会的寿命が短くなり、環境への負荷も懸念されています。消費者主導の不動産流通構造への転換に挑戦するツクルバが個人売主向けに売却サポートサービスを展開する背景にはこれらの課題があります。
カウカモでは、リノベ物件の“こだわり”の内装を適切に評価する査定や、年間150万人のカウカモ利用者に物件の価値を届ける方法などについて、エージェントが丁寧にエスコート。ツクルバは、カウカモを通じて売主から買主への「住まいのバトンパス」をサポートし、循環型社会と住み続けられる街づくりの実現に寄与していきます。
拡大を続ける中古住宅流通市場においてユーザー目線のサービスを数多く提供し続けてきたカウカモ、リノベ物件の市場課題を提起
cowcamo(カウカモ)は、株式会社ツクルバが運営する中古・リノベーション住宅の流通プラットフォームです。
首都圏の中古住宅流通市場は、近年ユーザーニーズの多様化とともに流通量が拡大し、2019年には市場規模は1.7兆円にものぼっています。さらに2025年には、市場が2018年の約4割増に拡大することが見込まれており、中古住宅は住宅購入のファーストチョイスとなりつつあります。
カウカモは、この拡大を続ける中古・リノベーション住宅市場において、ユーザー目線に立った住まいの購入・売却サービス、および、ユーザーが求める物件供給を実現する再販事業支援サービスを、蓄積されたデータや洗練されたデザイン、独自のアピール手法を用いて展開してきました。
今回、カウカモを運営するツクルバは、個人が所有する中古・リノベーション物件の売却市場について課題を提起しました。
背景には、「築古やリノベは売りにくいのでは?」という個人売主の疑問や不安、流通が促進されないことによる社会課題の顕在化
ツクルバが中古・リノベーション物件売却に課題を提起した背景には、中古物件の購入ニーズが高まりを見せる一方で、購入後に売却する際に中古リノベ物件の価値が正しく評価されず、資産価値が高くないと誤解されていることがあります。中古・リノベーション物件は、築年数や駅距離などの定量的なスペックだけでは評価しづらい魅力がありますが、それを適切に評価し、購入希望者と繋ぎ、取引を成立させる点に課題が存在しています。また、中古物件の購入ニーズに対して物件の供給が十分に追いついておらず、物件流通が滞ることで住宅の社会的寿命が短くなり、環境に不可をかけてしまう懸念も。首都圏でも、循環型社会の実現や、持続可能な開発目標(SDGs)の一つである「住み続けられるまちづくりを」が達成されないことが危惧されています。
ツクルバは、このような市場の状況と社会課題、売主の「築古やリノベは売りにくいのでは?」といった課題感や不安に鑑み、3月15日に、「コロナ禍でも拡大する中古住宅流通市場 リノベーション物件の新しい価値とは」をテーマに、オンラインのプレス向けセミナーを開催しました。
「住み継ぎ」の促進で脱スクラップ&ビルド。トークセッションで語られたリノベーション物件の価値
プレスセミナーのトークセッションでは、カウカモ編集長伊勢谷亜耶子と、株式会社デリシャスカンパニーを主宰し、建築家として数々のプロジェクトを手掛ける半田悠人氏が、「今、消費者に求められる中古・リノベーション物件にはどのような特長があるのか」について、中古物件が求められる社会情勢とともに解説しました。登壇者からは、「住み継ぎ」を促進することで建築家や売主の想いを買い主に繋ぎ、今ある資源を大切にすることにも繋がる点について触れられ、リノベーション物件の価値と可能性について参加者が理解を深めるセミナーとなりました。
また、cowcamo エージェントサービス事業部 事業部長 / 株式会社ツクルバ執行役員の春田亮一からは、コロナ以降、住まいに対する意識が変化し「今が売り時」となっていることが読み取れることや、こだわってリノベされた物件が、その “こだわり”を評価されずに、定量的なスペックでのみ評価されている現状、その課題を解決するカウカモの取り組みについて講演があり、参加した記者からも「査定の減点の対象となるポイント」や「カウカモにおけるテクノロジーの活用方法」などについて、質問が寄せられました。
「リノベ物件売るのもカウカモ」リノベ物件売却におけるカウカモの強み
カウカモは、中古住宅の売却を検討している個人売主の不安に寄り添い、エージェントがエスコート。売主から買主への「住まいのバトンパス」をサポートします。
<中古・リノベに強い集客>
カウカモは中古・リノベーション住宅の流通プラットフォームです。中古・リノベーション住宅専門。リノベ済みはもちろん、自分でリノベできる中古マンションだからこそ欲しいという買い手候補が年間150万人も集まっています。「わかってくれる買い手に出会える」のがカウカモの強みです。
<個性を見立てる査定>
カウカモでは、築年数や広さなど数字で表せる価値だけでなく、立地や眺望、リノベ済みなら内装も含めて多角的に評価して査定。リノベーションの有無を問わず、住まいの価値を余すところなく引き出します。
<独自のアピール手法>
カウカモでは、取材記事やCGイメージなど、カウカモならではの手法で物件情報を掲載。数字では表せない住まいの価値やストーリーを表現し、魅力的にアピールします。愛着ある住まいの価値を理解して頂ける方にご購入いただき、大切に住み継がれています。
■カウカモについて
cowcamo(カウカモ)は、中古・リノベーション住宅の流通プラットフォームです。中古・リノベーション住宅の流通市場において、ユーザー目線に立った住まいの購入・売却サービス、および、ユーザーが求める物件供給を実現する再販事業支援サービスを展開しています。デザイン、テクノロジー、オペレーションの統合により、消費者主導の流通構造に転換していくことで、一人一人が欲しい暮らしを実現できる社会を目指しています。
https://cowcamo.jp/■株式会社ツクルバの概要
やがて文化になる事業をつくり続ける場の発明カンパニー。「『場の発明』を通じて欲しい未来をつくる」というミッションのもと、デザイン・ビジネス・テクノロジーをかけあわせた場の発明を行っています。
https://tsukuruba.com/会社名:株式会社ツクルバ(東証マザーズ 証券コード:2978)
所在地:東京都目黒区上目黒1丁目1−5 第二育良ビル2F
設立:2011年8月
代表者:代表取締役ファウンダー 中村 真広 / 代表取締役CEO 村上 浩輝
事業内容:中古・リノベーション住宅の流通プラットフォーム「cowcamo(カウカモ)」(
https://cowcamo.jp/)の企画・開発・運営、シェアードワークプレイス「co-ba(コーバ)」(
https://co-ba.net/)や空間プロデュースを含む不動産企画デザイン事業
【報道関係者様からのお問い合わせ先】
株式会社ツクルバ (広報:畠山)
TEL: 03-4500-8940 MAIL: press@tsukuruba.com
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