不動産のプロフェッショナルである事業者と、士業等の各種専門家で一定の入会基準を満たした者を「登録専門家」として擁する一般社団法人不動産ビジネス専門家協会は、家主・地主の方を対象として新講座「家主・地主のための経営承継塾」を、2021年6月に開講致します。
従来の不動産関連セミナーでは、代表的なものでハウスメーカー主催の土地活用セミナーや不動産投資セミナーが代表的なものでした。
しかし、建築営業や不動産の購入営業が主な目的であり、家主・地主が本当に知りたい内容とは異なるものが多く、「根本的な解決になかなか結びつかない。むしろ、受講後の営業が煩わしくすら感じたりもする。」という声をよく耳にします。
「いったい、どこにいけば、問題解決できるのだろう・・・」その様に感じている方のために、営業目的ではない、本当に家主・地主が必要な知識を学べる場を作るべく、家主・地主特化型の講座を開講することになりました!
主催する一般社団法人不動産ビジネス専門家協会は、これまで6年間、70回を超える勉強会の開催実績を積んでいます。
また、当協会での勉強会講師に留まらず、毎年東京ビッグサイトで開催される「賃貸住宅フェア」「不動産ソリューションフェア」でのセミナー講師や、「家主と地主」「週刊ビル経営」などの不動産専門誌への掲載歴がある登録専門家も多数在籍している団体です。
本講座では、大型イベントで講師経験のある専門家やメディアでも紹介される専門家が講師を務め、従来のテキストに記されたことをインプットしていく一方通行の講座とは異なり、ワークやディスカッション、ケーススタディの検証などを通じて、より実践的な力を身に付けていただくことに軸を置いています。
そして、家主・地主の皆様のお悩み、課題解決に繋がるような
「体系的な知識の取得」
「実践的なノウハウ習得」
「多種多様な専門家とのネットワーク育成」
「同じ立場の仲間とのコミュニケーション作り」
となる機会を設けたいと考えています。
◆受講者のイメージ
親の家主・地主業を継ぐ方
賃貸経営の勉強がしたい方
専門家に相談したい方
知識を体系的に学びたい方
実践的なノウハウを身に付けたい方
同じ立場の仲間が欲しい方
◆講座概要
第1回 「ここから始めよう!賃貸経営の基礎知識」
何事も、勉強の第一歩は言葉を学ぶこと。ここでは、押さえておくべき専門用語から契約書の読み方、賃貸経営の全体像まで、賃貸経営におけるアウトラインを指し示します。
第2回 「これは使える!充実の賃貸経営実現ノウハウ」
空室対策と収支改善、火災保険、修繕など、少子高齢化に伴う空室率の上昇という外部環境下でも使える賃貸経営のノウハウをお伝えします。
第3回 「不動産に関する法務1.~賃貸借を中心として~」
賃貸経営に法律の知識は不可欠。ここでは、普通借家と定期借家、家賃の滞納、立退きなど借家に関する法務を中心に解説します。
第4回 「不動産に関する法務2.~民法を中心として~」
借地契約、駐車場、倉庫など借家以外の貸借に関する法務に、売買、相続などの基礎知識を解説します。近年改正された民法改正の諸論点についても触れていきます。
第5回 「理解してますか?不動産とファイナンスの基礎」
あなたはハウスメーカー提案の計画を読み取れていますか?ここではROI、キャッシュフロー、ローン、利回り計算、事業収支計画などファイナンスの基礎を解説します。
第6回 「不動産の取得、売却、運用と見極め方」
不動産を実際に購入や売却する場合、どこにポイント置くべきか?建ぺい率や容積率などの基礎知識から実践的な見極め方まで、現役不動産プレーヤーが伝授します。
第7回 「知っておきたい不動産に関する税務」
家主・地主の頭を悩ませる税金。ここでは所得税、法人税、消費税、固定資産税など不動産に関係する税務、確定申告、法人化などの各種節税対策を解説します。
第8回 「これで安心!相続対策の進め方」
相続対策は家主・地主の関心が高いテーマ。相続対策の基礎知識、遺産分割対策、納税資金対策、相続税対策などケーススタディも含め解説します。
第9回 「最新の相続対策~信託を中心として~」
最新の相続対策として注目されている信託。具体的な活用例も交えて解説。あわせて、後見制度や登記などの周辺知識も説明します。
第10回 「未来に向けての実践計画~研究発表会~」
事前に提示した課題に対し、これまでの講義を生かし、各自が考えた対策を発表、検討します。知識を知恵に昇華し、実践的なノウハウ定着を図ります。
◆講師
植松 勉(弁護士)
弁護士としてのみならず、過去に務めた非常勤裁判官としても不動産案件に関わる。事例を多く取り上げて、不動産に係る法律をわかりやすく解説する。
<役職>
東京弁護士会法制委員会商事法制部会部会長
<講師歴>
事例から学ぶ事業承継(東京商工会議所)
不動産鑑定と民事訴訟(東京法曹会)
尾原 央典(弁護士)
1997年3月京都大学法学部卒業、2002年10月弁護士登録(第二東京弁護士会所属)
不動産、相続、一般企業法務、紛争解決等を主に扱う。
不動産賃貸借関係では、弁護士が扱うことの多い建物明渡しや賃料増減額などだけでなく、オフィスや店舗などの事業用物件に関わる複雑で難しい紛争案件を多く扱う。
皆藤 一郎(宅地建物取引士、公認不動産コンサルティングマスター)
早稲田大学政治経済学部経済学科 平成2年卒業
平成2年 住友不動産入社。複合再開発、分譲マンション開発・販売、戸建リフォーム等の業務に10年従事。
その後ドラッグストアの店舗開発、オフィスビルデベロッパーでのテナント営業・開発を経て独立開業。最近では全国の空き家問題解決も手掛ける。
千葉 健一(不動産鑑定士、宅地建物取引士)
三井不動産販売(現三井不動産リアルティ)での不動産評価業務からキャリアをスタート。不動産ファンドで物件取得や運用業務に携わたったのち独立し、現在は不動産鑑定を中心とした各種サービスを顧客に提供している。不動産の調査、評価分析業務を得意とする。
難波 誠(司法書士、土地家屋調査士、宅地建物取引士)
三井不動産リアルティ株式会社にて、20年以上に渡り不動産仲介営業及びそのこれに付随する物件調査・契約審査・社内研修業務を担当。現在は司法書士法人の代表として、また実務家として、不動産・相続等を中心に数多くの案件に取り組む。
花光 慶尚(税理士・1級ファイナンシャル・プランニング技能士)
税理士として不動産を中心とした資産税業務、法人顧問、金融機関からの相談窓口などに携わりノウハウを蓄積する一方で、宅建協会や全日不動産の各支部などのセミナー講師、「家主と地主」「全国賃貸住宅新聞」などの専門誌掲載歴も持つ。現在、東京税理士会中小企業対策部委員、日本税務会計学会国際部門委員
三好 貴大(宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士)
賃貸に特化した専門家として、空室対策や収支改善、大規模修繕、相続対策など、賃貸管理を通じて家主様・地主様の賃貸経営をサポート。
2年半の空室を1か月で満室、年間収支3,000万円改善、大手管理会社で3年間手付かずの問題を3か月で解消など様々な実績を持ち、その手法や案件は多数の業界紙で紹介される。
◆スケジュール
【本講座】
6月5日(土)開講(毎月2回、全10回)
参加申込:
https://seminars.jp/seminars/10059※なお、本講座の開催前には無料セミナーも下記日程で開催予定です。
【無料セミナー】
1.4月29日(木・祝)14:00~15:00
2.5月11日(火)18:30~19:30
3.5月15日(土)14:00~15:00
参加申込:
https://seminars.jp/seminars/10074◆講座紹介ページ
https://peraichi.com/landing_pages/view/keieishoukeijuku/◆団体概要
法人名:一般社団法人不動産ビジネス専門家協会
代表理事:中沢 誠
設立年:2014年10月
問い合わせ:info@fudosan-pro.biz
企業プレスリリース詳細へPR TIMESトップへ