コロナ下で注目される“地方移住”や“二拠点生活”を「空き家」で実現 業界初の空き家プラットフォーム「FANTAS repro」提供開始

FANTAS technology株式会社

2021年4月21日 19時18分

~要修繕やリフォームに必要な費用を可視化し流通促進、今後は金融機関との連携も視野に~

テクノロジーの力で不動産マーケットに新たな顧客体験を足すFANTAS technology株式会社 (本社:東京都渋谷区、代表取締役:國師 康平、以下「当社」)は、業界初の空き家プラットフォーム「FANTAS repro(ファンタス リプロ)」の提供を開始します。
本サービスの提供で、「地方移住」や「二拠点生活」の需要の高まりに応え、社会問題となっている空き家問題の解決を目指します。




■ サービス提供の背景
コロナ下によるテレワーク普及などの影響からか、地方移住や二拠点生活への需要が高まっています。それに伴い、比較的広い居住空間を安価で取得できる空き家や中古戸建てを購入する人が増加しており、2020年の首都圏中古戸建ての成約件数は過去最多の13,348件(※1)でした。

一方で、日本の空き家数は年々増加傾向にあり、2018年では約849万戸、中でも問題となっている「その他の空き家」は約349万戸(※2)でした。



空き家の放置が続くと、景観悪化だけでなく、放火などの治安の悪化を招く恐れがあります。空き家の有効活用の促進を目的に、各市町村が空き家の所有者と利用希望者を仲介する制度「空き家バンク」への参加自治体数や成約累計件数は増加傾向にありますが、空き家の増加スピードを鑑れば、対策が必要であると考えられます。

当社は、他社に先駆けて2015年より空き家再生事業を開始し、これまでに150戸以上の空き家再生に取り組んできました。また、買取りのほか、自社運営するクラウドファンディング「FANTAS funding」(https://www.fantas-funding.com)で出資者を募り事業を展開してきました。

本サービスの提供で、空き家問題解決やコロナ下における住まいの変化に応えることを目的に、これまでの実績や蓄積した物件情報や修繕データを活用し、空き家や中古戸建てのDXを推進します。

■「FANTAS repro(ファンタスリプロ)」とは



空き家・中古戸建て物件の紹介や、入居にあたって必要となるリフォーム費用をシミュレーションできる業界初のサービスです。物件ごとの修繕箇所やリフォーム費用などを即時算出し、住まいとして利用するための総費用を見える化します。

空き家や築年数が経過した中古戸建ては、修繕箇所や安全性、入居するまでの期間や総費用が不透明である点が売買を難しくしていました。また、購入後に想定外の修繕費用が発生するトラブルも見られます。

本サービスは、購入したい空き家を住まいとして利用するにあたり、必要な修繕箇所を物件情報と合わせ明記します。また、理想の暮らしを実現するためのリフォームプランも選択することができ、これらの費用は物件ごとに即時に可視化されます。







空き家等の中古でも安心して理想の住まいを探したい購入者と、要修繕リスクを低減し、収益性を高めたい空き家・中古戸建て取扱いの不動産会社の双方をサポートします。また、今後は金融機関やリフォーム事業者と連携し、物件探しから購入、リフォームまでを一気通貫で支援する、空き家購入と心豊かな生活実現のためのマッチングプラットフォームとなることを見据えています。

当社は空き家再生事業の展開で、空き家や中古戸建ての価値を高め「空き家をおもしろく」し、流通を促進します。これにより、ライフスタイルの変化に合わせて、気軽に住み替えできる住宅エコシステムの実現を目指します。



■ FANTAS repro サービス概要
・サービス名 :FANTAS repro(ファンタスリプロ)
・提供開始日 :2021年4月21日
・提供エリア :東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県
・サービス概要:空き家・中古戸建て情報プラットフォーム
・機能    :要修繕ポイント確認機能、リフォーム費用シミュレーション機能
・利用料   :無料
・物件掲載料 :無料(2021年9月までの予定)
・URL    :https://fantas-repro.com
・利用の流れ




■ 展開・実装予定の機能
●2021年末より全国展開予定
●リノベーション会社や金融機関への依頼までをワンストップで実現するための機能
●リモートワークに合わせた郊外への移住や二拠点生活に合わせた物件検索機能


(※1)出典:公益財団法人東日本不動産流通機構「首都圏不動産流通市場の動向(2020年)」
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/sf/sf_2020.pdf
(※2)出典:総務省統計局「平成30年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計」
http://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2018/pdf/kihon_gaiyou.pdf

■ FANTAS technology株式会社 代表取締役 國師 康平(くにしこうへい)




1982年岡山県生まれ。近畿大学卒業後、大手不動産会社に就職し5年間実務や管理職を経験。業界のアナログで非効率な部分や、中古不動産における取引価格の不透明性、電話営業主体のビジネスモデルなど、業界課題を目の当たりにしたことをきっかけに、これらの解決を目指し、2010年2月、現 FANTAS technology株式会社を創業。「テクノロジー」と「人」の力を合わせ、業界にイノベーションを起こすことで、不動産を通じた新しい顧客体験の提供に取り組む。


【会社概要】
社名 :FANTAS technology株式会社
本社 :〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4-3-8 KDX恵比寿ビル5F
代表者 :代表取締役 國師康平
設立:2010年2月22日
資本金 :1億円
事業概要 :オンラインとオフラインを融合する※「FANTAS platform」事業
・AIを活用した不動産/金融領域におけるマッチングサービス
・カスタマーサクセスを重視したクラウド型資産管理アプリの提供
・クラウドファンディングを通じた空き家の再生
※Online Merges with Offline(OMO)
URL   :https://fantas-tech.co.jp

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