~不動産DXによるペーパレス・業務効率化への取り組みを推進~
不動産テック総合サービス「RENOSY(リノシー)」を運営する株式会社GA technologies[GAテクノロジーズ](本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO:樋口 龍、証券コード:3491、以下「当社」)は、2020年の1年間で、200万枚以上の紙の削減(※1)を達成したことをご報告します。
概要
当社は、「テクノロジー×イノベーションで、人々に感動を。」を理念に掲げ、デジタル技術の活用と経験豊富なエージェントのサポートを組み合わせた、PropTech(不動産テック)事業を展開しています。また、事業の成長や企業規模の拡大に伴い、「GA Sustainability Actions」と題した活動を通じ、サステナブルな事業成長と社会貢献にも取り組んでいます。
今回、不動産DXを通じたサステナブルな取り組みとして、昨年1年間のiBuyer事業(不動産の買取再販事業)における取引で、およそ2,074,880枚の紙の削減を達成いたしました(※1)。自社開発した「INSIGHT by RENOSY」や「SUPPLIER by RENOSY」といった営業活動支援ツールなど、様々な業務システムを通じた不動産取引のオンライン化の推進が、ペーパーレス化・業務の効率化に繋がっています。
この度、4月22日が世界各地で地球環境問題を考える「アースデイ(地球の日)」(URL:
https://www.earthday.org/earth-day-2021/)であることを受け、当社のペーパレス化に関する取り組みの発表にいたりました。
今後とも、テクノロジーとイノベーションの力で世の中の課題や「不」の解決にチャレンジし、より良い未来をつくる活動を行っていきます。そして、事業を通じて持続可能な社会や新しい社会の基盤をつくるべく、努めてまいります。
ペーパレス化による、地球環境資源への配慮
INSIGHT by RENOSY
INSIGHT by RENOSYは、RENOSYの不動産投資における顧客への投資コンサルティングの際に、当社のエージェント(販売担当者)が使用する自社開発の営業支援ツールです。社内の物件データベースと連携し、顧客ごとに希望条件にあった物件情報や事業計画書、収支シミレーションを瞬時に表示します。
本ツールにより、商談資料のぺーパレス化が可能となり、従来契約までに必要であった紙のおよそ50%を削減しています(※2)。
SUPPLIER by RENOSY
SUPPLIER by RENOSYは、当社のAI専門部署が中心となり自社開発した不動産仕入れ支援システムです。
データに基づく客観的な物件選定、図面入り不動産広告(マイソク)の自動読み取り、優良物件のレコメンド、契約書類の半自動生成など、不動産仕入れの際に必要な業務をワンストップでサポートする機能を搭載し、ペーパレス化・業務効率化を支援しています。
不動産仕入れからオーナーの契約サポートに至るまで、およそ30項目(※3)もある、契約書や必要書類の電子化に最大限努め、ペーパレス化に貢献しています。
不動産業界全体のDX化へ向けた取り組み
当社は、ペーパレス化や業務効率化といった不動産業界全体のDX促進にも取り組むべく、自社で蓄積した不動産DXのノウハウやツール・システムを、グループ会社で外販するSaaSビジネスとして展開しています。不動産取引の利便性と透明性の向上を図ってきた知見を活かし、不動産のメディア運営だけでなく、取引のリアルオペレーションまでテクノロジーを活用し一気通貫で構築しています。
RENOSY X
ITANDI
中古不動産の流通促進による、持続可能なまちづくりへの挑戦
不動産DXによる地球環境改善のための取り組みと共に、当社では、AIを活用した中古不動産の流通促進による、持続可能な街づくりへの貢献にも取り組んでいます。
RENOSYの不動産投資は、都市部の中古コンパクトマンションを主力としており、 2021年2月に東京商工リサーチが行った調査では、昨年から2年連続で中古マンション投資における販売実績全国No.1を獲得(※4)。新築も含めたマンション投資における販売実績(※5) でも、今年初めて全国No.1を獲得しました。
2019年4月に国土交通省が発表した「不動産業ビジョン2030」(※6)によると、日本の不動産業界の課題の一つに「空き家問題」があります。管理の行き届かない空き家が急増する一方、新築の物件も増え続けおり、供給過多が続くことで、さらなる空き家の増加が懸念されています。
RENOSYの不動産投資では、月間約1万件寄せられる物件情報の中から、過去の成約実績や類似マンションの相場情報などを学習したAIが物件を相対的にスコアリングした上で、当社の仕入れ担当者による選定が行なわれます。その結果、担当者の経験や勘に依存することなく、従来比1/3のコストでスピーディーに優良物件を仕入れています。なお、一物件当たりの平均在庫回 転期間は23日で、業界平均の約1/13 です(※7) 。今後とも、テクノロジーの活用により、中古マンションに適正な価値を見出すことで、空き家問題の解消に業界ナンバーワンの実績のもと、邁進していきます。
GA Sustainability Actionsについて
GA Sustainability Actionsは、サステナブルな事業成長と社会貢献を目的とし制定された、GAテクノロジーズグループのサステナビリティ方針で、「ガバナンス」、「環境」、「社会」の3つの観点で、それぞれ行動目標が定められています。
「地球環境資源への配慮」、「持続可能なまちづくりへの貢献」、「スポーツを通じた社会貢献」、「働きがいのある職場づくり」、「ガバナンス・リスク管理・コンプライアンスの強化」という5つのテーマを設け、それぞれに取り組んでいます。URL:
https://www.ga-tech.co.jp/sustainability/(※1)自社基準。ペーパレス化を可能にする自社開発のシステムを用いて、2020年の実際の面談の回数や契約数、物件の仕入れ回数と、各フェーズで必要となってくる書類の種類・枚数をもとに概算を算出。
(※2)自社基準。当社エージェントが顧客との商談の際に使用する各種資料や契約時に渡す書類を、項目ごとに枚数を下に、実際の面談数や契約数から概算を算出。
(※3)自社基準。不動産投資用物件の仕入れ時と、契約後にオーナーへ渡す必要書類や契約書などの各種項目。
(※4)東京商工リサーチ「2020年1月 投資用中古マンション販売に関する調査」(関連プレスリリース:
https://www.ga-tech.co.jp/news/4368/)
(※5)RENOSY 不動産投資の販売実績は、中古マンションのみです
(※6)『不動産業ビジョン2030』(
https://www.mlit.go.jp/common/001287089.pdf)
(※7)在庫回転期間とは、物件を仕入れてから販売するまでの期間のことを指す。当社の実績は2020年度の月平均数値。自社調べによる同業他社8社の平均は約313.3日。
GAテクノロジーズ会社概要
社名:株式会社GA technologies
代表者:代表取締役社長 CEO 樋口 龍
URL:
https://www.ga-tech.co.jp/本社:東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー40F
設立:2013年3月
資本金:72憶859万9831円(令和3年3月末日時点)
事業内容:
・PropTech(不動産テック)総合ブランド「RENOSY」の運営(不動産情報メディア、不動産売買仲介、不動産販売、設計施工、不動産管理)
・SaaS型のBtoB PropTechプロダクトの開発
・AIを活用した不動産ビッグデータの研究
・中国人投資家向けプラットフォーム「神居秒算」など海外PropTech事業の運営
主なグループ会社:イタンジ株式会社、株式会社Modern Standard、株式会社神居秒算など他4社
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