サンフロンティア不動産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:齋藤清一、東証一部:8934)は、2021年5月12日(水)、2021年3月期決算を発表いたしました。
2021年3月期業績サマリー
当期の業績は、売上高59,632百万円(前年同期比18.6%減)、営業利益7,912百万円(同52.3%減)、経常利益7,524百万円(同53.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益4,274百万円(同59.9%減)となり、2021年3月29日に発表させていただいた修正の業績予想を上回ることが出来ました。
業績ハイライト
1)リプランニング事業の業績は底堅く、全社業績を牽引
•RP事業の販売棟数は23件、セグメント利益率は底堅い水準を維持(24.3% 前年同期比▲7.0%pt)、コロナ禍においても業績は底堅く推移し、全社業績を牽引。しかしながら、前年からの反動もあり、売上高・利益は前年同期比大幅減少
•商品化において、街やオフィス、働き方の変化をしっかり捉え、新しい価値観に基づいた新常態でも選ばれるオフィスづくりを推進
2)ホテル開発事業・海外事業の増益が業績を下支え
•ホテル開発事業では、昨年末に竣工した「HIYORIオーシャンリゾート沖縄」の引き渡しを159区画で完了。加えて日和ホテル舞浜の売却も3月に完了し、キャッシュフロー改善を図りつつ、約21億円のセグメント利益を計上。ホテル事業におけるオペレーション部門のマイナスをカバー
•海外事業においては、ベトナムダナン市で展開する分譲マンション 『HIYORI Garden Tower』 の引き渡しが全戸完了。前年同期比で増益となり、全社業績に寄与
損益計算書
<不動産再生事業>
リプランニング事業では、前年同期比で減少したもののコロナ禍においても販売は順調に進捗。ホテル開発事業は、HIYORIオーシャンリゾート沖縄(159戸)・日和ホテル舞浜の売却が完了。結果、不動産再生事業としては、売上高は483億円(前年比19%減)、売上総利益は126億円(同38%減)で、売上総利益率は26.1%と通期予想利益率(19.1%)を超えた水準で推移
<オペレーション事業>
ホテル運営事業は業績が悪化。第4Qは緊急事態宣言が再発出された影響で低迷。一方、貸会議室事業では、コロナ禍に対応した新サービスの開発を進める中で限られた需要を掴み黒字を確保したものの、オペレーション事業全体としては、当期売上高は30億円(同43%減)、12億円の損失を計上
<その他事業>
海外事業において分譲マンションPJの全戸引渡しが完了。結果、その他事業全体では、売上高は52億円(同6%減)、売上総利益は15億円(同5%減)。利益率は29%と高水準を確保
連結貸借対照表 -資産ー
<たな卸資産>
物件の売却等により56億円減少。うちRP案件は販売が進捗した一方で仕入れや工事が進捗し、ほぼ横ばい。ホテル案件は沖縄の分譲ホテル引き渡しと舞浜ホテルの売却により、31億円減少。海外案件はダナンの分譲マンション引き渡し完了により、25億円減少
<現預金>
RP物件やホテル案件、海外案件において売却が進捗したことにより、28億円増加
連結貸借対照表 –負債・純資産-
<有利子負債残高>
物件売却等で借入金が前期末から約18億円減少し、475億円
<純資産>
前期配当金支払い(▲20億円)があったものの、当期純利益(42億円)と子会社の優先株発行(30億円)により約50億円増加
※詳細は、当社コーポレートサイト「株主・投資家情報」(
https://www.sunfrt.co.jp/ir_info/)より「最新決算資料」をご覧ください。
サンフロンティア不動産株式会社とは
サンフロンティア不動産株式会社は、東京都心部における中小型オフィスビルの再生と活用を中核とした事業を展開しております。「利を求むるに非ず、信任を求むるにあり」「お客様視点を貫き、お困りごとを解決する、期待以上で応える!」という事業方針のもと、ビルの仕入から企画・開発、テナント入居、そして販売とその後のサポートに至るまで一貫した不動産サービスを通じ、“世界一お客様に愛され、選んでいただける不動産会社”を目指しております。
【会社概要】
会社名:サンフロンティア不動産株式会社
代表取締役社長:齋藤 清一
設立:1999年4月
URL:
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