三井不動産レジデンシャル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:嘉村 徹)は、NPO法人studioFLAT(本店:神奈川県川崎市幸区、理事長:大平 暁)の協力のもと、パラアートサブスクリプションサービス「PARA ARTサブスクby studio FLAT」を分譲マンション「コスギサードアベニューザレジデンス(総戸数519戸、竣工2020年)」の居住者様に向けて、2021年7月より開始いたします。
「PARA ARTサブスクby studio FLAT」は、マンション居住者様を対象とした月額3,000円のアートレンタルサービスであり、くらしに彩りを添えるアート作品と出会う機会を居住者様へ日常的に提供いたします。また、サービスの特徴として、パラアーティストの方々が作品の制作から梱包、マンションへの配送業務を担います。このようにマンション居住者向けにパラアーティストが配送業務まで担うサービスは珍しく、このサービスを通じてパラアーティストの方々の安定した経済的自立支援に貢献をしていきます。今後、パートナー先を拡大し、さらなる展開を目指してまいります。
三井不動産レジデンシャルは住宅事業のブランドコンセプト「Life-styling×経年優化」のもと、多様化するライフスタイルに応える商品・サービスを提供するとともに、多様な方々が安心して、快適にくらせる街づくりを推進し、持続可能な社会の実現・SDGsへ貢献してまいります。
※1:障がいのあるアーティスト(パラアーティスト)が描いたアート作品をサブスクリプション形式で提供するサービス
■サービス概要
・月額定額3,000円で、おすすめのアートをランダムにお届けします。
・季節や気分に応じて毎月最大1回交換を行うことができ、気に入った作品は購入することも可能です。
・お申込み・お支払いはマンション居住者様専用アプリを通じて行えます。
・配送負荷を抑えるため、マンション単位でのサービス展開とし、不在時には置き配を行います。
■「studioFLAT」概要
2019年5月に設立し、川崎市幸区の生活介護事業所を拠点に、障がいのある作家の経済的な自立を目指すほか、新たな才能の発掘と育成を推進しています。2021年5月に第一回「かわさきSDGsゴールドパートナー」※に認証されています。
※「かわさきSDGsパートナー」は、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けて取り組む企業・団体の皆様を川崎市が認証する制度
■「studioFLAT」大平暁理事長のコメント
障がいのある人たちのアートによる共生、経済的な自立を支援しながら、特別な呼称をされない社会、SDGsのゴールを目指し推進しています。
本サービスを通じて、アートが人をつなぎ、実践的なソーシャルインクルージョンの形を示していくこと、そして街に住む多様な人びとに対する考え・見方の変化を所属するアーティスト達が体験・実感できる活動にしていきたいと思います。この活動によって、地域社会とのより密接な関係性を築いていければと思っています。
■サービスの背景
コロナ禍によって"家ナカ時間"は増えており、くらしの中に彩りを添える「アート」に関するサービスの検討を進めてきました。居住者様に行ったアンケート※では、「好きなアーティストの絵画作品を自宅に飾りたい」一方で「好きなアーティストと出会う機会がない」「部屋に合うアートのイメージが沸かない」「どこで購入できるか分からない」という回答が多く、お気に入りのアートと出会える機会をご提供し、アートをもっと身近に・気軽に楽しんでいただきたいという想いのもと、アートサブスクリプションサービスの開発を行いました。
作品の提供元を検討する中で、アート活動を通じて地域連携とパラアーティストの経済的自立を目指すというstudioFLATの理念に共感し、この度のアート作品の制作から配送までを包括したサービス形態に至りました。
アートを楽しんでいただくとともに、パラアーティストと地域とのつながり・支援が生まれる関係を構築したいと考えています。
※三井不動産レジデンシャルが分譲したマンション居住者様に実施した「すまいのアート」に対する意識調査
調査方法:インターネット調査 サンプル数:206組 実施期間:2021年3月1日~3月14日
【三井不動産グループの SDGsへの貢献について】
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/esg_csr/三井不動産グループは、「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、人と地球がともに豊かになる社会を目指し、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)を意識した事業推進、すなわち ESG 経営を推進しております。三井不動産グループの ESG 経営をさらに加速させていくことで、日本政府が提唱する「Society 5.0」の実現や、「SDGs」の達成に大きく貢献できるものと考えています。
※なお、本リリースの取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)における2つの目標に貢献しています。
目標8 働きがいも経済成長も
目標10 住み続けられるまちづくりを
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