フリエ住まい総研Vol.7「自宅の害虫対策」に関する実態調査! 対策済みの方は約8割、中でも本当に効果を実感している対策を公開

株式会社FLIE

2021年6月24日 19時18分

「高層階」や「寒い地域」では害虫対策をしていない方が多い傾向も

< 調査結果サマリー >*****
1) 自宅で害虫対策を実施している方の割合は78.3%。対策実施率を属性ごとに細かく見ていくと、地域別では「北海道」「北陸」「沖縄」が低く、住宅カテゴリ別では「6階以上」に位置する高層階が低い結果となりました。

2) 実施している対策内容は、1位「防虫グッズの使用(スプレー)」2位「ゴミの処理を徹底」3位「防虫グッズの使用(吊り下げ型)」となり、市販の手軽な防虫グッズの回答率が高い傾向となりました。

3) 実際に効果を感じた対策は、1位「防虫グッズの使用(燻煙・液体揮散型)」2位「防虫グッズの使用(スプレー)」3位「通気口・換気扇からの侵入経路を塞ぐ」となりました。“侵入経路を塞ぐ”については実施率こそ低かったものの、実は効果を感じている方が多い対策であることが分かりました。また「防虫グッズの使用(吊り下げ型)」については実施率の高さに対し、効果を実感している方の割合は低い結果となりました。
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不動産直販サイト「FLIE(フリエ)」を運営している株式会社FLIE(本社:東京都渋谷区)は、住まいや暮らしに関する様々な“気になるコト”を調査する「フリエ住まい総研」を立ち上げ、Webマガジン「FLIE magazine」上に調査結果を公表しております。今回は夏本番を前に「自宅の害虫対策」について、日本在住で20歳以上の方984名を対象に調査いたしました。




梅雨が過ぎ去ると暑さもピークに近づき、いよいよ嫌われ者の害虫たちが最も活発に活動するシーズンが始まります。外で遭遇する時は大丈夫なのに、自分のテリトリーである自宅の中に虫が出ると気になって仕方がない方も多いのではないでしょうか。

突如目の前に現れる虫たちに対し、皆さんは自宅でどのような対策に取り組んでいるのでしょうか。また、さまざまな対策の方法がある中で、本当に効果を感じている手段とはどのようなものなのでしょうか。気になる自宅内での害虫対策について実態をレポートいたします。


「自宅の害虫対策」 についての調査結果内訳

まずは、害虫に対する印象として、自宅に現れた時にどう感じるか聞いてみました。



<Q1. 害虫が自宅の中に現れた時、どのように感じますか?>
A.非常に不快 66.6%
A.不快 25.9%
A. 少し不快 6.9%
A. 気にならない 0.6%

やはり害虫の存在を「気にならない」と答えた方は圧倒的少数派の0.6%にとどまりました。
「非常に不快」と答えた方が過半数66.6%ということからも、害虫にはとても敏感な方が多いということが改めて分かりました。

続いて、自宅で害虫対策をしている方の割合についてお伺いしました。



<Q2. 自宅で何かしらの害虫対策をしていますか?>
A.はい 78.3%
A.いいえ 21.7%

およそ8割の方が自宅で対策を行っている結果となりました。この設問に対する回答を地域別、住宅別に分けて見てみると対策の実施率に差が出ていることが分かりました。

<Q2. 自宅で何かしらの害虫対策をしていますか? (地域別に抜粋)>







自宅における害虫対策の有無を地域別に算出してみると、気温が低く虫の数が比較的少ないと考えられる「北海道」「北陸」と、年間を通して気温が高い「沖縄」という両極端なエリアでは全体の平均値と比べて対策をしていない方が多い結果となりました。

<Q2. 自宅で何かしらの害虫対策をしていますか? (住宅階層別:6階以上)>



また、住宅のカテゴリを「戸建て」「集合住宅(1~5階)」「集合住宅(6階以上)」に分けたところ、6階以上の高層階に限っては全体の平均値と比べて対策をしていない方が多いことが分かりました。“階数が高いと虫は少なくなる”という定説がありますが、今回の設問でもそれを裏付ける数値がみられました。

次は実際に対策を講じている方へ、具体的にどのようなことを実施しているのかお伺いしました。



<Q3. 自宅でどのような害虫対策をしていますか?(複数回答可)> ※Q2で「はい」と答えた方のみ回答
1位 防虫グッズの使用(スプレー) 73.2%
2位 ゴミの処理を徹底する 48.2%
3位 防虫グッズの使用(吊り下げ型) 38.1%
4位 掃除を徹底する 35.6%
5位 防虫グッズの使用(燻煙・液体揮散型) 23.8%
6位 エアコンからの侵入経路を塞ぐ 14.2%
7位 網戸の交換・補強 13.4%
8位 通気口・換気扇からの侵入経路を塞ぐ 11.9%
9位 その他 10.3%
10位 虫が苦手とする植物を育てる 4.9%

定番の害虫対策アイテムであるスプレーがトップで73.2%となりました。全体的にはドラッグストアなどで購入して手軽に使える“防虫グッズ”の回答率が高くなっているようです。
「その他」のフリーアンサーでは「設置型の防虫グッズ(毒餌/捕獲タイプ)」「シンク下排水管の隙間を埋める」「超音波害虫駆除器」といったお答えのほか「猫を飼う(退治してくれる)」といったユニークな回答もみられました。

次に、実際にどの害虫対策に効果を感じたかについて回答いただきました。


<Q4. 実際に取り組んだ中で、どの害虫対策に効果を感じますか?(複数回答可)>※Q2で「はい」と答えた方のみ回答
1位 防虫グッズの使用(燻煙・液体揮散型) 71.0%
2位 防虫グッズの使用(スプレー) 70.4%
3位 通気口・換気扇からの侵入経路を塞ぐ 55.4%
4位 ゴミの処理を徹底する 52.0%
5位 エアコンからの侵入経路を塞ぐ 48.6%
6位 掃除を徹底する 42.3%
7位 防虫グッズの使用(吊り下げ型) 39.6%
8位 網戸の交換・補強 35.9%
9位 虫が苦手とする植物を育てる 18.4%

「防虫グッズの使用(スプレー)」と「防虫グッズの使用(吊り下げ型)」という定番グッズがトップ2を獲得。
3位となった「通気口・換気扇からの侵入経路を塞ぐ」については、先ほどの設問で実際にこの対策を行っている方は約10人に1人にとどまったが、実施した方は高確率で効果を感じている事が分かりました。
さらに、5位にも48.6%で「エアコンからの侵入経路を塞ぐ」が入っていることから“侵入経路を塞ぐ”ことで効果を感じている方が一定数いらっしゃるようです。

一方で「防虫グッズの使用(吊り下げ型)」については実施している方の割合が高かったものの、効果を実感している方は4割以下という低い水準になりました。

続いて、不快に思う害虫の種類と害虫に遭遇した場所についてお伺いいたしました。



<Q5. どの種類の害虫が一番不快だと感じますか?>※Q1で「気にならない」以外の回答された方が回答
1位 ゴキブリ 57.5%
2位 ムカデ・ヤスデ 17.8%
3位 蚊 7.6%
4位 ダニ・ノミ 4.4%
5位 クモ 4.2%
6位 ハエ 4.1%
7位 カメムシ 2.7%
8位 アリ 1.8%
9位 その他 0.0%

やはり害虫の代表格として有名な「G」が過半数の57.5%を獲得しました。
続いて「ムカデ・ヤスデ」が17.8%で高い割合となっており、多足類の見た目を不快に思う方の多さが表れています。
あとは一桁台のパーセンテージで大きな差は見られず、人それぞれ苦手な虫の種類があることが分かりました。



<Q6. これまでに、自宅内のどこで害虫と遭遇しましたか?(複数回答可)>
1位 キッチン53.3%
2位 リビング 51.2%
3位 玄関 41.9%
4位 寝室 34.9%
5位 お風呂 29.5%
6位 ベランダ・バルコニー 29.3%
7位 トイレ 22.2%
8位 遭遇したことが無い 4.4%
9位 その他 2.3%

トップとなったのは53.3%の票を集めた「キッチン」。虫が寄り付きやすい水回りであることや、食材などのゴミがたまりやすいことから、要チェックの場所であることが分かります。
続いて滞在期間が長い「リビング」、虫の侵入先である「玄関」と続きました。「その他」のフリーアンサーでは「洗面所」「押し入れの中」「階段」「廊下」といった回答がみられました。

上記の通り、家のどこに潜んでいるか分かりづらいのが害虫の厄介なところ。
自宅の中で現れると居心地が大きく変わってしまう「害虫」と決別するべく、本調査を参考に対策をうってみてはいかがでしょうか。

【調査概要】
調査方法: インターネット調査
調査対象: 日本在住で20歳以上の方 984名
調査期間: 2021年6月10日~2021年6月15日
当記事およびイラストの著作権は株式会社FLIEに帰属しますが、以下の利用条件を満たす方はご自由にデータを活用いただけます。

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企業概要

会社名: 株式会社FLIE
代表取締役: 榎本 亮太
本社所在地: 東京都渋谷区渋谷2-2-2 青山ルカビル 6F
設立: 2019年11月
事業内容: 不動産情報マッチング事業

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