在宅避難に特化した総合ガイドブック『在宅避難生活のススメ』が7月1日・国民安全の日より販売開始!激変したライフスタイルだからこそ、今、大切な命を守る為に必要な一冊
一般社団法人防災事業経済協議会 住宅防災部会長 兼 株式会社プラネックス(本社:東京都墨田区/代表取締役社長:川内一毅、以下、プラネックス)は2021年7月1日、国民安全の日より『「在宅避難生活のススメ」家族を守る・・・さとう家の場合』の販売を開始致します。
商品紹介URL:
https://www.planex00.com/product/?p=1&id=1598507372-657871「起きてからでは遅い!」何度も繰り返されてきた災害大国・日本の人々へ贈る、”もしも”の時に”いつも”の生活が送れる=フェーズフリー導入冊子。コロナ禍の今だからこそやれること。東京大学教授監修により完成したこの一冊で、1人でも多くの命を守る。
プラネックスは創業から30年以上にわたり、住宅建築現場の労働災害防止をメインに安全教育教材の制作・販売に携わってきました。しかし、住宅企業が努力をして耐震性の高い「安全な」家を建てていても、居住者の「住まい方」ひとつで大規模災害時には家具の転倒や火災などで生死を分けてしまう現状を目の当たりにし、今後は居住者の安全もサポートしていきたいと考えました。そこでプラネックスは、普段の生活から災害に強いライフスタイルにする=フェーズフリーの考え方を啓蒙していくことに決め、同時に来たる災害時に想定される避難所崩壊問題も鑑み、非常時でも自宅を避難所として機能させる=「在宅避難」を提唱するガイドブックを、都市防災の権威である東京大学の目黒公郎教授の監修のもとで制作しました。「たとえ、電気・ガス・水道が止まっても、1週間安全に生きられる」をコンセプトにし、防災関連誌では珍しいQRコード/映像連携型での解説を採用。紙面のみでなく、現代社会にマッチした分かりやすい書籍として、2020年10月から販売を開始しました。そしてこの度、2021年5月20日に施行された災害対策基本法の一部改正に伴う「避難情報に関するガイドラインの改定」に伴い、本冊子も文言改定すると共に、デザインのリニューアルも実施し、新たに販売を開始いたします。(7月中旬発送開始)(※1.) 本冊子をキッカケに現代社会に必要とされている「フェーズフリー」を、ライフスタイルへ導入していく方々が増えることを期待しています。(※2.)
※1. 前冊子からの変更点:「避難情報に関するガイドラインの改定」により警戒レベル一覧表変更に伴い、 “避難勧告”から“避難指示”という言葉へ変更・メインビジュアル/コピー文言変更 (参考)
http://www.bousai.go.jp/oukyu/hinanjouhou/r3_hinanjouhou_guideline/※2. フェーズフリー:平常時と災害時という社会のフェーズを取り払い、普段利用している商品やサービスが災害時に適切に使えるようにする価値を表した新しい言葉で、2014年に提唱された。
新型コロナウイルスの猛威が続く昨今、そしてこれからも続くwithコロナの世界は、人々のライフスタイルを大きく変えました。リモートワークが当たり前になり、自宅にいる時間が大幅に増加。さらに様々な業界でフリーランスとして仕事がしやすくなった現代の流れは、更なるお家時間の増加が予想されます。
そしてきたる様々な災害は、日本人にとって特に身近に考えていかなければいけない。「フェーズフリー」という考え方をライフスタイルへ導入し、平時から災害に強い生活環境を実現しておけば、尊い命を守れる。
そんな想いから、生活時間が伸びたお家で家族・社員を守るべく、是非幅広い方々に本冊子を手にとっていただき、少しでも多くの安心とかけがえのない命を守れるお手伝いができたら幸いです。
【新たな選択肢としての「在宅避難」】
■避難所の現状
迫りくる巨大台風。いつ来るかわからない地震。見えない侵入者新型コロナウイルス。災害が発生したら、とにかく避難所へ…とお考えではないでしょうか?
想像してみてください、避難所に大勢の人が一気に集まったら…まず直面するのが3密とトイレ、そしてプライバシーの確保や食事・睡眠の不自由さに加え、夏の酷暑、冬の底冷えなどの問題に悩まされます。特に都市部で大規模災害が発生した際に、多くの人が避難所に殺到すれば、収容能力をはるかに超える事態となり、避難所崩壊が免れない。その上、新型コロナウイルス問題で、ますます状況は厳しくなっています。
指定避難所数 (平成30年10月1日内閣府より)
※人口/全国:約1億2500万人・東京近郊:約3600万人・大阪近郊:1800万人
非常時に贅沢なことを言ってはいられませんが、避難所では思いもしなかった試練が沢山あります。
▼トイレの試練 / 食事の試練 / 水確保の試練
▼清潔維持の試練 / プライバシーの試練 / 睡眠の試練
出典:(一財) 消防防災科学センター「災害写真データベース」
一旦は避難所に避難するにしても、集団での避難生活はやはりある程度の過酷さを覚悟しなければなりません。 このような状況を少しでも防ぐためにも住み慣れた我が家での避難=「在宅避難」を推奨しております。
■「在宅避難」
日本では自然災害が頻発する為、建築・耐震技術は世界からみても評価が高い。しかし、実は自然災害での被災者は「家具の転倒をはじめとする自宅の中での被災が少なくない」のです。その原因は「住まい方」にあります。安全な家なのに、適切に住めていないが為に起こる被害を日々の少しの心がけで防止する。
在宅避難ができる環境を作ることによって「災害時の家庭内被災防止」と「避難所崩壊防止」が期待できるのです。
【命を守る為に必要な一冊!『在宅避難生活のススメ』】
本冊子は、在宅避難生活を送る上で必要な情報をわかりやすくまとめた、在宅避難の総合ガイドブックです。家庭内の安全性を向上させる方法や普段の生活の中で必要不可欠な「電気」「ガス」「水道」のライフラインが止まっても在宅避難を可能とする在宅避難生活に必要な知識が網羅されています。例えば、災害時に家具類の転倒による被災を防ぐ家具の配置方法や、トイレが使えなくなった時の対策方法などを、夫婦と一人の子供からなる三人家族をモデルとしてストーリー展開しています。また、本冊子ページ内に記載されているQRコードを読み取ると、文章に関連したウェブサイトや参考映像のYouTubeなどからさらに詳しい説明が入手可能です。各家庭に一冊備えておいてほしいと考えております。
※イメージ、冊子内抜粋
■本冊子の主な特徴
在宅避難というキーワードで総合的に情報を網羅しているのは、本冊子だけ!電気、ガス、水道が止まった時でも自宅で避難生活を送られるガイドブック(在宅避難開始から1週間は生き抜くための情報を総集)
災害時にも安心して生活する為に必要な「普段の生活様式」を案内するフェーズフリー導入冊子
災害時に自宅が在宅避難できる家か、できない家かが分かる
各家庭に 1 冊、特に主婦の方々は必携!
耐震性の高い建物に住んでいる方々は必読!いくら耐震性が高くても家具の下敷きになっては意味がない
また、本冊子の普及はSDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」の一役も担っております。
【目黒公郎 東京大学教授コメント】
東京大学 目黒公郎教授
大学院情報学環総合防災情報研究センター長
近年、大地震の発生危険度の増大、激甚化・頻発化する台風や集中豪雨など、直面するハザードの規模と頻度が増大する一方で、それを受ける社会は、財政的な制約や少子高齢人口減少などの問題を抱えています。このような状況下では、従来型の「公助」を主体とする防災対策の継続は難しく、今後は、その不足分を補う「自助」と「公助」がより重要になります。またこの実現には、担い手である個人や法人の「良心」に訴えかける防災だけでは無理があり、精神的・物的な利益をもたらせる環境整備が不可欠です。
そのためには、防災に対する意識改革は、今、「コスト(費用)からバリュー(価値)へ」と「フェーズフリー」が求められます。コストとみなす防災対策では、継続が難しいだけでなく、その価値は「災害が発生しないとわからない」ものでしたが、バリュー型の防災対策は「災害の有無にかかわらず、平時から組織や地域に価値やブランド力をもたらし、これが継続性される」ものになります。平時と有事を分けない「フェーズフリー」な防災対策は、平時の生活の質の向上が主目的で、それがそのまま災害時も有効活用できるものです。
この様な防災を取り巻く状況を背景に、私たちは当協議会(一般社団法人 防災事業経済協議会)を創設しました。多様な企業が集うことで、優れた商品、サービス、開発力、ネットワーク等を融合し、個々の企業では成しえなかった防災事業の可能性を広げ、新たな防災事業形態の確立を目指します。また、企業における社会貢献活動と経済活動が共存する仕組みを創造し、会員の発展と社会の防災力の向上に貢献できる有益な団体となるよう活動して参ります。
【商品概要】
商品名:『「在宅避難生活のススメ」家族を守る・・・さとう家の場合』
監 修:東京大学 目黒公郎教授 / 大学院情報学環総合防災情報研究センター長
推 奨:一般社団法人 防災事業経済協議会(BOCO)
判 型:A4サイズ
仕 様:フルカラー56ページ(表紙込)
価 格:1冊~の場合 1冊 / 955円(税込・送料込) / 100冊~の場合 1冊 / 550円(税込・送料別)
販 売:自社HP
https://www.planex00.com/product/?p=1&id=1598507372-657871Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/4600007972?ref=myi_title_dpBASE
https://planex00.thebase.in/items/34614845内 容:在宅避難までの判断基準 / 在宅避難生活のススメ / 避難するべき家と状況 / 避難情報の警戒レベルを知っておこう / マイホーム防災、最初にやることは建物の耐震性の確認、次が家具の固定 / 家具類の固定は寝室から / 使えるキッチンを確保する / 日頃から火災に備えた生活 / リビングダイニングは在宅避難生活の拠点 / マンションの高層階、室内の危機 / 我慢できないのはトイレ / 自宅でできる電源の確保 / 暑さ対策・寒さ対策 / 断水に備える / 電気、ガス、水道が止まっても、調理はできる / 「我が家で食事」が健康の源 / 災害発生時のコロナ感染防止・・・外出自粛は在宅避難と考えよう! / 生き残る!だからこそ知っておこう …等
発行/著作:株式会社プラネックス
【川内社長 コメント】
一般社団法人防災事業経済協議会 住宅防災部会長
株式会社プラネックス 代表取締役社長 川内一毅
阪神・淡路大震災、東日本大震災、熊本地震の避難所の現地視察を通して、被災者の皆さんの避難所における厳しい生活環境を目の当たりにしました。そして現在は新型コロナウイルス感染症防止の観点で、収容人数も大幅に下方修正され…、より在宅避難が必要になってくると感じます。人はその時にならないと分からない生き物です。
「忌まわしい忘れ去られる過去~目の前に起こらないとわからない現実~あとで後悔する」
この流れを少しでも減らすべく、まずはできるところからやってみる、その方法をこの冊子がご案内します。フェーズフリーが“新たな当たり前”として多くの方々のキッカケ作りに本冊子がなれれば光栄です。
プラネックスでは、次なるステップとして、家庭内で発生する事故の防止対策(お風呂場での転倒、階段からの転落など)や高層マンションの住民に向けた災害時の安全確保などについても提唱していけるように考えています。
【会社情報】
会社名:株式会社プラネックス
住所:東京都墨田区江東橋2-14-7 錦糸町サンライズビル5F
代表:代表取締役社長 川内 一毅
企業HP:
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