株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村吉弘、以下リクルート)が運営する不動産・住宅サイト『SUUMO』は、住まいや暮らしに関するさまざまなテーマについてアンケート調査を実施し、結果をご紹介しています。今回は「夫婦の住まいと生活 じっくりレポート 2021」として、賃貸住宅に住む20代・30代夫婦の住まいと生活について、調査結果をお知らせします。また、こちらの調査の詳細に関しては、『SUUMO』(
https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/chintai/fr_data/huuhu2021/)内でご紹介しています。
■部屋探しで重視した条件は家賃、交通アクセス、間取り! 夫婦の暮らしは快適さを求める傾向に
賃貸住宅の部屋探しで重視した条件について伺うと、「家賃」との回答が75%で最も多い結果となりました。
ほかにも「通勤・通学時間」「最寄駅からの徒歩分数」「路線・駅やエリア」といった、交通アクセスの利便性を重要視する項目がすべて50%以上を獲得し上位を占めています。
そんななか、「間取り」が3位にランクイン。シングル男女の調査では「間取り」が48.5%のところ、夫婦では56.3%という結果になりました。また「日当たり」も、一人暮らしでは32.0%のところ、夫婦では43.9%となり、夫婦で暮らすとなると、一人暮らしよりも家での快適性を重視する傾向にあるようです。
■間取りは3割以上が「2LDK」をセレクト。リビングを重要視する夫婦が増加!
夫婦が実際に選んだ間取りは「2LDK」が全体の33.7%で最も多いという結果になりました。また、「2DK」(13.3%)より「1LDK」(24.3%)を選んだ方の方が多く、リビングの広さにこだわる夫婦が多いようです。2010年の調査では、「2LDK」(31.6%)の次に「2DK」(17.5%)、「1LDK」(11.5%)と続いていましたが、2017年の前回調査から逆転し「1LDK」(20.1%)「2DK」(19.9%)の順となりました。「2DK」と「1LDK」は部屋数が違っても面積は同じくらいのケースが多いが、部屋数の多さより、ゆったりとしたリビングのある間取りが好まれる傾向が出てきたことがうかがえます。
■生活リズムの違いがあっても便利な住宅設備が重宝。家中需要で人気急上昇のキッチン家電はホットプレート!
現在使っていて便利に感じている仕様・住宅設備を聞いたところ、「バス・トイレ別」(41.7%)がトップ。また「追い焚き機能」が3位、「独立洗面台」が5位にランクインしており、スムーズな生活動線を意識した水まわり住宅設備が上位を占める結果となりました。二人(以上)暮らしになると、例えば一人が入浴中にもう一人がトイレや洗面台を使いたい場合や、一人が入浴してからもう一人が入浴するまでに時間がかかる場合などがあります。このように二人になると変わる”生活スタイルに目を向け、部屋を選ぶことが大切といえそうです。
また、普段から使っているキッチン家電を聞いたところ「炊飯器」が85.0%でトップとなりました。また、「ホットプレート」が前回調査では圏外だったところ、6位に大躍進。一人暮らしのときは外食・中食が多かったが、結婚したこと、さらに外出自粛も加わり、自炊をして家で食べる機会が増えたことを裏付けるデータといえそうです。
■記事掲載先
『SUUMO』の「住まいのお役立ち記事」では本レターで掲載したトピックのほか「今住んでいる家の立地・周辺環境で重視したもの」「家賃」などの調査結果も掲載しています。是非ご覧ください。
・記事URL:
https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/chintai/fr_data/huuhu2021/■調査概要
「お住まいに関するアンケート」
[調査実施時期]2021年2月22日(月)~2021年2月24日(水)
[調査対象者]賃貸住宅に住んでいる20代・30代の男女の既婚者
[調査対象エリア]関東地方一都六県(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)
[調査方法]インターネット
[有効回収数]412
※調査データのパーセンテージは四捨五入により合計が100%にならないことがあります
▼リクルートについて
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