-充実した共用空間、人とのつながりを生む仕掛け、最新デジタルの実装で「働く」を豊かに-
三菱地所株式会社は、東京駅日本橋口前で関係権利者と共に開発を進めております「TOKYO TORCH」の第一弾プロジェクト「常盤橋タワー」が本年6月30日に竣工しましたのでお知らせ致します。街区中央に位置する大規模広場「TOKYO TORCH Park」は7月21日よりグランドオープン、商業ゾーン「TOKYO TORCH Terrace」は7月21日より順次開業致します。
<常盤橋タワーの特徴>
これからの「働く」を豊かにするシンボルタワー
(1)東京駅前のオフィスタワー、9割の入居テナントが決定済
(2)オフィスフロアのうち2フロアを就業者向けの共用空間として整備
※3F:カフェテリア「MY Shokudo(まいしょくどう)」、8F:オフィスサポートフロア
(3)就業者向けチームビルディング・マインドリッチプログラムの実施
※共用空間で人との出会いやつながりを生み出す場を提供
「働く」を後押しする最新デジタル技術の実装
(1)就業者専用アプリ「TOKYO TORCH App for 常盤橋タワー」の導入
※館内共用スペースの予約/カフェテリアでの注文・決済/非接触セキュリティ
(2)ロボット実装による施設管理の高度化、就業者サービスの展開
(3)Torch Towerへの実装を見据えた「先進的なオフィストイレ」導入
TOKYO TORCH Terrace & Parkから「日本を明るく元気に」
(1)TOKYO TORCH Terraceが7/21より順次開業
(2)TOKYO TORCH Parkでは地方の魅力を発信する取り組みを展開
・「錦鯉が泳ぐ池」に錦鯉を放流し、「錦鯉アート遊具」も新たに設置
・9月からはTOKYO TORCH Marketがスタート
(3)キュレーター:コダマシーン(金澤韻+増井辰一郎)によるアート展開
これからの「働く」を豊かにするシンボルタワー
(1)東京駅前のオフィスタワー、9割の入居テナントが決定済
常盤橋タワーは地上38階、高さ212mと本建物竣工時点において東京駅周辺で最も高いオフィスタワーとなります。また、JR東京駅徒歩1分、東京メトロ東西線「大手町駅」コンコースと直結予定(2022年1月供用開始予定)です。株式会社クライム、株式会社クラレ、東京海上ホールディングス株式会社、東京海上日動火災保険株式会社、東京海上日動あんしん生命保険株式会社、古河機械金属株式会社、古河電気工業株式会社、古河林業株式会社、医療法人財団医親会 海上ビル診療所をはじめ、9割のオフィス入居テナントが決定し、高稼働で竣工を迎えております。
環境配慮については、常盤橋タワーとTOKYO TORCH Parkにおける環境負荷低減に係る各種取組により、以下の環境関連の認証を取得しております。また、常盤橋タワーの開発資金調達においては、総合不動産会社初となる「グリーンボンド」を発行しております。
・SITES(R)※予備認証(国内の都心複合ビル開発プロジェクト初のゴールド認証)
・DBJグリーンビルディング認証 新規認証申請中
〔プラン認証で5つ星評価(国内トップクラスの卓越した「環境・社会への配慮」をしたビル)取得済み〕
・SEGES(社会・環境貢献緑地評価システム認証)
・ABINC認証(いきもの共生事業所(R)認証)
※:敷地内のランドスケープに対して、設計デザイン(水資源・土壌・植栽の保全、人の健康とウェルビーイング)、建設(資材の再利用、施工時の空気環境保護)、運用(管理計画、利用者への説明)の3つの観点から環境負荷低減の取組をGreen Business Certification Inc.TM(GBCI(R))(米国)が評価・認証する制度。
(2)オフィスフロアのうち2フロアを就業者向けの共用空間として整備
◆3階カフェテリア「MY Shokudo(まいしょくどう)」
就業者の共用サービススペース(面積:約1,490平方メートル )として、カフェテリアラウンジ「MY Shokudo」を2021年8月中旬以降順次開業致します。キッチン付きのホールスペース「MY Shokudo Hall & Kitchen」は終日一般向けに開放し、その他のエリアは、昼は就業者専用のカフェテリアラウンジ、夜はまちに開放するカフェテリアとして、利用される方々の健康をサポートしながら、コミュニケーションを促進するための様々なプログラム、サービスを提供します。
◆8階オフィスサポートフロア ※「The Premier Floor 常盤橋タワー」は9階
1. 就業者専用ラウンジ
ビジネス利用はもちろん、ブレイクタイムなどにも使える落ち着いた空間には、WEB会議向けのゆとりある個室
ブースも備えられており、様々なシーンでご活用いただけます。フロア内にはカフェ(2021年9月開業予定)も併設されており、テナント様のご希望に応じて執務フロアまでのデリバリーサービスも用意しております。
2. コンファレンスルーム
8名~最大100名まで収容できる全7室の貸会議室を用意。社内では場所の確保が難しい大人数の会議に対応するなど、効率的なビジネス活動を支援します。昨今のオンライン配信ニーズの高まりを受け、カメラ・マイクなどの貸出備品も用意しております。
3. xLINK(クロスリンク)常盤橋タワー
当社が展開する什器付サービスオフィスです。有期のプロジェクトチームの執務場所や本社以外の拠点整備として数か月単位から利用が可能です。新大手町ビル、丸の内二丁目ビルに続く3施設目の展開となります。
4. The Premier Floor 常盤橋タワー(9階)
極上のサービスが揃った付加価値の高い空間をご用意しています。丸ビル、大手町パークビル、丸の内二重橋ビルに次ぐ4施設目の展開となります。内部階段で8階の就業者ラウンジやコンファレンスルームと接続しております。
(3) 就業者向けチームビルディング・マインドリッチプログラムの実施
◆チームビルディングプログラム
3階「MY Shokudo Hall & Kitchen」では、おいしい食の体感型プログラムを展開していきます。仕事を少し早めに切り上げてチームみんなでキッチンに立ち、旬の食材を使って食事をワイワイとつくることや、みんなで一つのテーブルを囲み、同じメニューを食べ、感覚を共有していくことにより、他者への気遣い力を高め、チーム力を高める機会を提供します。
また、「EAT&LEAD(イート アンド リード)」の拠点として、食従事
者と消費者が垣根を越え、対話を通して食に向き合うことで、ひとりひとりが「幸せの価値基準」を構築するきっかけづくりを行う様々なワークショップやプログラムを展開します。
【参考】EAT&LEAD 詳細:
https://shokumaru.jp/eat-and-lead /
◆マインドリッチプログラム
8階就業者ラウンジ等において、就業者向けにネイル×メディテーション、ヨガ×メディテー
ション等ウェルネス・ビューティー関連のサービスを提供し、ワーカーに心も体もキレイになるコンテンツを展開していきます。
【協業先】
Medicha:メディテーションスタジオ事業を展開
(当社新規事業提案制度を通じて誕生)
https://medicha-jp.com/Zehitomo:プロと一般の方を繋ぐプラットフォームを展開
https://www.zehitomo.com/「働く」を後押しする最新デジタル技術の実装
(1) 就業者専用アプリ「TOKYO TORCH App for 常盤橋タワー」の導入
フェンリル株式会社と共同開発し、快適な働き方をサポートする就業者専用アプリ「TOKYO TORCH App for 常盤橋タワー」を当社で初めて導入します。本アプリでは以下の機能が実装されます。
・スマートフォン・手かざしによる非接触セキュリティ認証
・3階「MY Shokudo」における席予約、注文、決済
・8階コンファレンスルームの予約、決済
・8階就業者ラウンジ内のカフェから執務フロアへのカフェデリバリー、決済
・TOKYO TORCHのイベント情報の受信等
【TOKYO TORCH App for 常盤橋タワー機能紹介ムービー】
https://www.youtube.com/watch?v=4GdoMM7ZW5g(2)ロボット実装による施設管理の高度化、就業者サービスの展開
常盤橋タワーでは「警備・清掃・配送(※)」分野においてロボットを実装し、施設管理の高度化に加え、カフェデリバリー等の就業者サービスを実現してまいります。 ※「配送」分野は実装に向け検討中
(3)Torch Towerへの実装を見据えた「先進的なオフィストイレ」導入
TOTO株式会社と協業し、3階「MY Shokudo」エリア内に「誰もが使いやすく、リフレッシュできるトイレ」 “nagomuma restroom(ナゴムマ レストルーム)”を設置します。各動作が個室内完結可能な六角形ブースとなっており、空き状況表示サービスの導入の他、空間の内装・照明・音響演出、IoTを用いた設備機器の効率的な管理(機器の利用状況や石鹸残量の把握等)が可能で、先進的なオフィストイレとしてTorch Towerへの実装を目指して利用者の声を集めながら運用してまいります。
TOKYO TORCH Terrace & Parkから「日本を明るく元気に」
(1)TOKYO TORCH Terraceが7/21より順次開業
地方の名店を中心に、日本初出店1店舗/東京初出店4店舗/新業態5店舗を含む、多様なグルメが楽しめる個性的な13店舗とカフェテリア「MY Shokudo」が出店します。1~3階の飲食店舗が大規模広場「TOKYO TORCH Park」を望むテラス席を備えており、ポストコロナ時代のニューノーマルとして屋外で飲食が楽しめる空間を広く用意しております。
<TOKYO TORCH Terrace店舗一覧>
(2)TOKYO TORCH Parkでは地方の魅力を発信する取り組みを展開
先行して整備した約7,000平方メートル の東京駅前広場「TOKYO TORCH Park」では、日本全国の地域と連携し、共に地域の魅力を世界に発信してまいります。また、日本橋川沿いに広がる親水空間では、風を感じるデッキスペースが広がり、錦鯉の泳ぐ池、江戸桜通りから続く桜並木、既存樹のケヤキの木漏れ日など、緑豊かな空間が憩う人々を包み込みます。
◆地方自治体との協業
全国の自治体と協業し、東京駅前から日本の文化・魅力を発信する取り組みを行っております。
◆「錦鯉が泳ぐ池」の更なる展開
新潟県小千谷市との協業による「錦鯉が泳ぐ池」にはTOKYO TORCH Parkオープン時より錦鯉を約50匹放流しま
す。当該空間においては、株式会社ニッポン放送との協業により、小千谷市の環境音が流れるパイプスピーカーを池周辺に設置し、居心地のよい広場を演出します。更に、デンマークを拠点に活動する遊具製作会社「MONSTRUM(モンストラム)」と協業し、広場中央に鯉池アート遊具を設置します。天然木を使用したオリジナルの遊具は、ダイナミックな造形で、子供が遊ぶだけでなく、大人の想像力も
高め、まちに訪れる方の新たな気付きに繋がります。
◆TOKYO TORCH Market
日本全国の地域と連携し、共に地域の魅力を世界に発信すべく2021年9月よりTOKYO TORCH Marketを開催します。2027年度の街区完成へ向けて、コミュニティ形成の場として定期的に開催し、地方の名産品の販売に留まらず、体験や学びに資するマーケットの開催を目指してまいります。
※協業先:株式会社Agri Innovation Design
◆TOKYO TORCH Park
・TOKYO TORCH Park内のイベントスペースにおいて、様々なイベント/展示会を実施して参ります。
<今後開催予定のイベント>
2021年8月20日(金)~9月5日(日):東京ビエンナーレ2020/2021「涼しい彫刻」「タイニーハウス」
2021年10月15日(金)~16日(土) :Onland Craft Market「日本のものづくり産地が集うクラフト&ツーリズムマーケット」
2021年10月21日(木)~23日(土) :TOKYO TORCH Park 縁日(仮称)
(3)キュレーター:コダマシーン(金澤韻+増井辰一郎)によるアート展開
常盤橋タワー及びTOKYO TORCH Parkの随所にアートを設置しております。アートキュレーションは
上海を中心に活動している現代美術・デザインの企画ユニット「コダマシーン(金澤韻+増井辰一郎)」にディレクションしていただき、日本の伝統と現代の感性を組み込んで表現された18点のアートは、まちに訪れる方の感性を刺激し、「TOKYO TORCH」に彩りを加えています。
◆キュレーションコンセプト:「伝統の中に光る奇想の系譜」
常盤橋タワーに視点のポイントを作るために、日本文化の中でも特に歌舞伎や祭りなどに見られる華やかで奇想的なエレメントにインスピレーションを得、作家ラインナップを構成しております。赤、マゼンタ、イエロー、浅葱、若緑などの作品に表れるビタミンカラーは、人を元気に明るくします。そして金や銀といった色使いが、異世界、異次元への想像力を高めます。
<アーティスト一覧>荒牧悠、大庭大介、KIGI、桑田卓郎、品川亮、ジェイコブ・ハシモト、ジョン・へリョン、鈴木啓太、タン・ジエ(湯傑)、スキーマ建築計画、NEW LIGHT POTTERY、宮田彩加、森山茜、横山修、横山裕一、ワン・イー(王一)、吉野もも、ラファエル・ローゼンダール (五十音順・敬称略)
TOKYO TORCHの街区全体完成に向けて
Torch Towerの完成に向けては、引き続きプロジェクトビジョン「日本を明るく、元気にする」を重ね合わせ、常盤橋街区が、日本を明るく照らす希望の灯りのような存在でありたいという想いを込めてまちづくりを進めてまいります。
かつて江戸城へ向かう表玄関である常盤橋御門があったTOKYO TORCH街区は、常に社会の要請に応えるまちとしての役割を果たしてきました。現在の常盤橋街区は、1960年代に、下水ポンプ所・変電所等のインフラ施設との複合開発が進められ、当時、東洋一の規模を誇るといわれた日本ビルをはじめとしたオフィスビルが建設されたことで、日本の経済成長を支える街としての地位を築きました。現在進めております10年超の期間にわたる再整備においても、その思想を受け継ぎ、「日本を明るく、元気にする」をプロジェクトビジョンとし、日本を明るく照らす希望の灯りのような存在でありたいという想いを持ち、事業を推進しております。プロジェクトビジョンの実現に向けて新たに生まれ変わるTOKYO TORCHが果たすべき役割については、以下の3つと捉えています。
1.東京・日本の魅力を発信
― 再び世界からたくさんの人々が訪れる東京・日本の玄関口となるべく、この場所でしか体験できない東京・日本の魅力を発信
2.ワーク・ライフ・インテグレーションを推進
― ポストコロナ時代で、より一層重要視されるワーク・ライフ・インテグレーションを後押しし、都市で過ごす人々の人生100年を豊かにするコンテンツ・サービスを提供
3.ONE TEAMで東京・日本をリードするまちづくりを体現
― 開発段階から、本プロジェクトに共感する企業、地方自治体、個人の輪を広げ、ONE TEAMでこれからの東京・日本をリードするまちづくりを体現
<事業概要>
<プロジェクトウェブサイト>
URL:
https://tokyotorch.mec.co.jp/<TOKYO TORCH PARK公式インスタグラム>
URL:
https://www.instagram.com/tokyotorchpark/※本リリース記載内容は、今後の検討・協議等により、変更となる場合があります。
※TOKYO TORCH 常盤橋タワー協業先の企業・団体からのリリース一覧
1. フェンリル株式会社(就業者専用アプリ)/
https://www.fenrir-inc.com/jp/news/2021/07/19/tokyotorch-app/2. TOTO株式会社(nagomuma restroom)/
https://jp.toto.com/company/press/2021/07/19_011477.htm3. 株式会社ニッポン放送(パイプスピーカー)/
https://www.1242.com/project/tokyo_torch/release.pdf4. 株式会社Agri Innovation Design(マルシェ)/
https://newscast.jp/news/19962135. 株式会社Culture Generation Japan(Onland Craft Market)/
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000045902.html6. コダマシーン(アート)/
http://www.how-pr.co.jp/pressrelease/tokiwabashi_project.pdf企業プレスリリース詳細へPR TIMESトップへ