日本トレンドリサーチ・注文住宅に関する調査
日本トレンドリサーチ(運営会社:株式会社NEXER)は、株式会社ハウジング建都と共同で「注文住宅」に関するアンケートを実施し、結果をサイト内にて公開したので紹介します。
■理想に対する完成度、80%が最多
一生で最も高価な買い物だと言われるマイホーム。
特に注文住宅では、自身の希望や理想を思い切り詰め込んだ最高の家を作りたいという方も、多いと思います。
では、実際に注文住宅を建てたという方は、建てる前の理想どおりの家が建てられたのでしょうか。
今回は株式会社ハウジング建都と共同で、注文住宅を建てたという全国の男女636名を対象に、「注文住宅」についてアンケートをおこないました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「日本トレンドリサーチと株式会社ハウジング建都による調査」である旨の記載
・「日本トレンドリサーチ」の該当記事(
https://trend-research.jp/8971/)へのリンク設置
・株式会社ハウジング建都(
https://kirakuhouse.com/)へのリンク設置
「注文住宅に関するアンケート」調査概要
調査期間:2021年7月7日~7月12日
質問内容:
質問1:建てた家(注文住宅)は、建てる前に描いていた“理想の家”に対して、どれくらいの家が建てられましたか?
質問2:どのような点が理想以上となったか、教えてください。
質問3:どのような点が理想に届かなかったか、教えてください。
質問4:注文住宅を建てたことに、後悔はありますか?
質問5:後悔している理由を教えてください。
集計対象人数:636人
集計対象:事前調査で、「自身の希望・理想の注文住宅を建て、住んだことがある」と回答した男女
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■夢のマイホームは、“夢のとおり”にできましたか?
まずは、建てる前に描いていた“理想の家”に対して、どれくらいの家が建てられたかを聞きました。
思い描いた家のとおりにできたのならば「100%」。
それを超える家ができたなら「110%」。
反対に、イメージとまったくかけ離れた家は「0%」として、どれくらいの完成度の家ができたのか回答してもらいました。
最も多かったのは「80%」で、25.9%の方が回答しました。
少数ながら、「110%以上」と理想を超える家ができたという方もいました。
全体の1割ほどの方が、理想どおり、またはそれを超える家ができたようです。また、およそ半数の方は、比較的理想に近い家が建てられたようです。
一方で、1割ほどの人が、理想の半分、またはそれにも満たない完成度の家を建てている、という結果となりました。
どのような点が理想以上、または理想以下になったのか聞いているので、一部を紹介します。
どのような点が理想以上でしたか?(家の完成度「110%以上」と回答した方)
図面上より実物大で実感すると理想以上。(60代・男性)
安心安全で広々とした家ができた。(70代・男性)
フィンランド製のログハウスを、設計の段階からいろいろなリクエストを聞いてもらい建てたのですが、実際に住んでみると日本の在来工法の家と違い、ライフスタイルなどが良い意味で変わった点。(60代・男性)
建築士が気を利かせてくれて、玄関扉・駐車場のサイズやリビングの間取りなど、こちらがあとで「しまった」と思うようなことをすべて手配してくれ、非常に使い勝手がよい家になった。(50代・男性)
部屋の雰囲気全体。(40代・女性)
どのような点が理想に届きませんでしたか?(家の完成度「90%」以下の回答をした方)
2階が思ったより暑かった。(50代・女性・完成度「90%」)
屋根。もう少しお金をかけて丈夫にしておく方がよかったかなと。わりと消耗するところです。(60代・女性・完成度「90%」)
家事導線が考えていたほど納得のいくものではなかった。(60代・男性・完成度「90%」)
家の形を工夫したかったが、予算不足でできなかった。(50代・男性・完成度「80%」)
夏に建てたので、冬の季節をイメージしていなかった。(40代・女性・完成度「80%」)
キッチンの広さ、使い勝手が思ったより悪かった(60代・男性・完成度「80%」)
いざ住んでみると細かいところに気になるところがあった。コンセントの位置など。(50代・男性・完成度「70%」)
材質。希望のものにするとコストがかかりすぎて、諦めた。(40代・女性・完成度「70%」)
キッチンの収納が足りなかった。(40代・女性・完成度「60%」)
住んでみてから、考えが足りなかったことが色々分かった。(70代・女性・完成度「50%」)
立体的になると、湧いていたイメージと食い違った。(60代・男性・完成度「40%」)
外観が思い通りにならなかった。狭い土地なので、間取りが希望通りにならなかった。(30代・女性・完成度「40%」)
風水的に良くなかった。(60代・女性・完成度「40%」)
■およそ1割が、注文住宅を建てたことを後悔
注文住宅を建てた方にはそれぞれの感想があるようですが、一生で最も高価な買い物である家を、建ててしまった後で買い直すことは、なかなか簡単にはできません。
注文住宅を建てたことに後悔があるか、聞いてみました。
11.3%と、およそ一割の方が後悔が「ある」と回答しました。
裏を返せば、前問で“完成度が100%以上でなかった”という方も含め、多くの方が後悔は「ない」ようです。
後悔が「ある」方に、どのようなことで後悔をしているか聞いているので、一部を紹介します。
後悔している理由を教えてください。
維持費がけっこうかかる。(60代・女性)
もっと安くできたはずなのに、知らない間に高くなってしまった。業者の口車に乗ってしまった。(60代・男性)
もっと収納を作ればよかった。子どもが育つにつれ、部屋が手狭になってきた。モデルルームなどを見て、情報を集めればよかった。(30代・女性)
二世帯住宅を建てたが、一人住まいになった。(40代・男性)
マンションの方が良かったかなと思っているので。(30代・女性)
この場所が嫌い。(60代・男性)
定年退職まで借金を抱えてまでも建てるほどの意味があったのかと思う。(60代・男性)
もう少し勉強してからにしたかったです。(50代・女性)
若い時には気にならなかったが、歳をとって保守しにくいところがあった。(60代・男性)
自分達の生活をもっと深く想像してから建てるべきであった。(40代・男性)
■まとめ
夢のマイホーム、夢が膨らみ過ぎて現実に反映しきれなかったという方は、少なからずいるようです。
しかし、それでも「住めば都」。後悔している人は少ないという結果となりました。
何を求め、何を妥協するか、注文住宅の購入時に悩むことは多いでしょうが、その結果建った家はどれも“夢のマイホーム”ということかもしれません。
これから注文住宅を購入するという方は、経験者の声も情報の一つとして、ぜひ参考にしてみてください。
本プレスリリースの内容は、弊社運営サイト「日本トレンドリサーチ」にて公開しております。
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代表取締役社長:保坂 真弘
Tel:0556-20-1187
URL:
https://kirakuhouse.com/事業内容:注文住宅事業
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