京の伝統住宅とデジタルテクノロジーの融合

mui Lab株式会社

2021年9月2日 16時49分

自然素材でできた、家族のつながりを深める新しいスマートホーム京町家「人生を紡ぐ家」の完成!

mui Lab, Inc. (本社・京都市、代表取締役・大木和典、以下、当社)は、京町家の再生販売などを手掛ける不動産会社、株式会社八清(本社:京都市下京区 代表取締役社長:西村直己 以下、八清)と共に、伝統住宅をスマート化した京町家 「人生を紡ぐ家」を発表します。「人生を紡ぐ家」は八清より販売されます。

[動画: https://www.youtube.com/watch?v=qfG0bEENT4c ]



「人生を紡ぐ家」では、インテリアに馴染む木製「muiボード」による手書きメッセージ機能が家族とのつながりを促進する他、スマートホーム機能としてエアコンの制御や運転状況の確認、照明の制御、さらにスマートメーターによって使用電力が可視化され、環境配慮の意識を醸成することに寄与します。


mui Lab及び八清は、「人生を紡ぐ家」のリリースによって以下の点に貢献します。
・京町家の保存・再生 / 地域資源の活用
・地域景観・歴史文脈保存
・スマートメーターを活用し、消費電力の可視化によって環境を配慮した生活を促進
・木製で町家空間に馴染むしつらえの「muiボード」が快適な暮らしを創出
・「muiボード」の手書きや音声の伝言板機能などが家族との温かいつながりを醸成


「muiボード」を取り入れた京町家「人生を紡ぐ家」の特徴


「muiボード」を設置した「人生を紡ぐ家」は織物のまちとして知られる京都・西陣の一角にあり、かつて織機が置かれた天井の高い空間が特徴の「織屋建(おりやだて)」と言われる造りの京町家です。職人の巧みな技が襖や窓のディテールに残り、日本が長く培ってきた美意識に感化されるしつらえです。木や土などの自然素材を使い伝統的手法で建てられる京町家と、冷たく無機質なイメージが強いデジタルテクノロジーをより身近であたたかみのある木素材で開発した「muiボード」は好相性で、これまで500棟の京町家のリノベーションを手掛けてきた八清の考えとも合致したことからコラボレーションが実現しました。





「人生を紡ぐ家」に込められた想い

「muiボード」は手書きや音声での伝言板の機能を備えることから、核家族化が進む現代の家族間コミュニケーションツールとしての役割も果たします。温かみのあるmuiボードから映し出されるメッセージが、より深く家族をつないでくれることが期待されます。「mui ボード」を設置することで、建物の質感の良さを壊さず、機能性だけでなく人間的な感性にも寄り添うスマート京町家を実現しました。断熱性などの物理的要素の「快適さ」だけではなく、ワクワク感や居心地、情緒といった心理的要素の「快適さ」をも満たし、家族とのつながりや心の豊かさをはぐくむ暮らしを提案しています。






京町家の現状


使い手の不在や維持管理の難しさから、京都では現在年間800棟の京町家が取り壊されているとされ、平成22年~29年の7年間で5,000軒もの町家が消失しているという京都市による調査報告があります。また、減少する京町家に対して⻭止めをかけるための条例も打ち出されていますが、取り壊されていく町家は後を絶たず京都の伝統的なまち並みは失われる一方です。そのような社会状況において、京都の町並みをつくる伝統住宅がデジタルテクノロジーと融合することで社会課題を解決する新たな一手となることを願います。




【リノベーションスマート京町家「人生を紡ぐ家」】
▶︎ 所在地:京都市北区
▶︎ 物件詳細:https://www.hachise.jp/buy/66011/index.html 
※物件販売終了後はWebページは削除されます。

【muiボードの機能と特徴】


家族とのコミュニケーション
メッセージ機能 (手書き & ボイスレコグニション)

ウェルネスツール
・穏やかなお知らせ機能とスケジュール・リマインダー (紙飛行機とスマイルアイコン)
・深呼吸促進機能
・ナイトモード
・タイマー (線描画 & キャンドル)
・アラーム
・24節気の詩の自動表示 *今秋にリリース(機能アップデート)予定

スマートホーム連携可能機器・機能
・エアコン(シャープ製 AIoT対応 無線LAN搭載機種)*1
・スマートメーター *2
・照明(Philips Hueライト Hueブリッジ経由接続) *3
・音楽(Sonosスピーカー連携)  *本物件にはSonosスピーカーは付属しておりません
・ラジオ (radiko連携)

*1: シャープのグループ企業である株式会社AIoTクラウドが提供するAIoTプラットフォームWebAPIサービスを活用しmuiボードとの連携を実現。「AIoT」はシャープ株式会社の登録商標です
*2: 「人生を紡ぐ家」に搭載されるmuiボードには、Wi-SUN通信機能が内蔵されており、スマートメーター(電力計)のBルート経由でのリアルタイムの消費電力データ取得が可能です
*3:Philips Hue はKoninklijke Philips N.V. の登録商標です

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スマートフォン・アプリ
muiモバイルアプリ

※ 「人生を紡ぐ家」では、株式会社オプテージの光回線「eo光ネットホームタイプ 10ギガコース」を導入しております。


インタビュー記事のご紹介

・八清 代表取締役 西村氏に、町家保存、将来へのビジョン、スマートホームなどのテクノロジーとの掛け合わせについてについてお聞きしました。記事:https://muilab.com/journal/interviewwithachise/

・京都市都市計画局 住宅企画担当課長 関岡 氏に、景観保存、町家の価値、テクノロジーとの調和などについてお聞きしました。
記事前半:https://muilab.com/journal/interviewwithkyotocity-1/
記事後半:https://muilab.com/journal/interviewwithkyotocity2/


【mui Labとは】
mui Labはテクノロジーを活用し、人と自然を中心にテクノロジーと共生する心地良い空間体験を実現するための製品やサービスを開発しています。mui Labのコンセプトである [Calm Technology & Design (生活に溶け込む情報技術の設計)] は、京の地に古くから紡がれる日本人の美意識に啓発され、それらをUI/UXデザインに応用し人類のウェルビーイングに寄与する暮らしのかたちを提案しています。 https://muilab.com

■ muiのSNSでは様々な情報を発信中
https://muilab.com
https://www.instagram.com/muilab/
https://www.facebook.com/muilab/
https://twitter.com/mui_labo
https://medium.com/@muilab

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社八清(ハチセ)
所在地:京都市下京区東洞院通高辻上る高橋町619番地
設立:1956年
代表取締役社長:西村直己
担当: メディアデザイン部 広瀬
電話:075-341-6321
URL:https://www.hachise.jp
問い合わせ:https://www.hachise.jp/inquiry/other/

mui Lab株式会社
所在地:604-0966 京都府京都市中京区夷川通柳馬場東入俵屋町295-1
設立:2017年
代表取締役:大木和典
担当:広報 森口
電話:075-708-8660
Mail:press@muilab.com
URL:http://muilab.com/

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