【単身世帯の中古住宅購入検討者への意識調査】コロナ禍で3人に1人は住宅購入が”よりポジティブ”になり、うち約9割が中古住宅への興味がさらに高まったと回答 購入延期は1割にとどまる

リノベる株式会社

2021年9月6日 18時18分

 中古住宅産購入の理由は費用や立地に続いて「リノベーションできる」が約4割、ランク外ながらも「環境負荷減」が1割という結果に

 国内No.1(※1)の中古マンション探しとリノベーションのワンストップサービス「リノベる。」を提供するリノべる株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:山下 智弘、以下 リノべる)は、東京、神奈川、埼玉、千葉にてお住まいで、コロナ禍において中古住宅を購入、もしくは中古住宅を含む住宅購入を検討中の未婚の日本で最も多い家族のカタチである単身世帯の方153名に対して、コロナ禍における中古住宅購入に関する意識調査を実施しました。

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【調査サマリ】
■コロナ禍前後による住宅検討状況の変化
4割超が住宅購入に対してよりポジティブに。また2割が実際に行動を起こし、購入のタイミングを延期した方は1割にとどまる。

■中古住宅に対する興味の変化
コロナ禍前後で、住宅購入意向に対しポジティブになった方のうち、約9割が中古住宅への興味が高まったと回答。

■住宅購入したい(した)理由
家賃がもったいないと答えた方は5割。住まいの快適性や仕事環境を整えたい方が多い傾向。

■中古住宅を購入したい(した)理由
リノベーションをきっかけに中古住宅を検討する方は約4割。1割が環境負荷を意識。

■コロナ禍前後における中古住宅購入で重視することの変化
増加率が高かったのは、リモートワーク(177%増)、コミュニティがしっかりしている(77%増)。
減少率が高かったのは、駅からの距離(35%減)、通勤・通学の利便性(35%減)、間取り(19%減)
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【実施背景】
 2015年の国勢調査(※2)によると、一般世帯のうち「単独世帯」(世帯人数が1人の世帯)は1841万7922世帯と、2010年に引き続き増加しました。また、一般世帯に占める割合は、34.6%となり、「夫婦と子供から成る世帯」(26.9%)「夫婦のみの世帯」(20.1%)と比べて、最も多い世帯形式であることがわかります。国立社会保障・人口問題研究所の推計(※3)によると、総世帯数に占める単身世帯の割合は、2040年には39.4%と推計され、東京都の発表(※4)では、東京都における単身世帯の割合は、2035年には50.4%と半数を超えると予測され、単身化は都市部ほど強い傾向があります。

 コロナ禍において、住まいに求められる機能は大きく変わりました。単身世帯の方にとっても、住まいは ”長時間滞在する場所” へと変化しています。当社のワンストップリノベーションサービス「リノベる。」でも単身者向けセミナーの参加を希望される方の増加や、単身者の成約者が全体の3割を占める月もあるなど、非常に関心が高まっています。そこで、現在中古住宅を購入、もしくは中古住宅を含む住宅購入を検討中の単身世帯の方153名に対して、中古住宅購入に関する意識調査を行いました。

【調査結果】



■コロナ禍前後による住宅検討状況の変化
4割超が住宅購入に対してよりポジティブに
また2割が実際に行動を起こしているという結果に
購入のタイミングを延期した方は1割にとどまる

「購入意向が高まった」(25.5%)
「購入を具体的に検討し始めた」(14.4%)
「コロナ禍以降に購入した」(3.3%)
「購入するタイミングを延期した」(10.5%)
「購入意向が弱まった」(7.2%)
「特にない」(39.2%)
※単一回答、n=153

 コロナ禍以後において中古住宅を購入、もしくは中古住宅を含む住宅購入を検討中の未婚の単身世帯の方に、コロナ禍前後での住宅検討状況の変化を聞いたところ、「購入意向が高まった」「購入を具体的に検討し始めた」「コロナ禍以後に購入した」を選択した方は43.2%となり、コロナ禍をきっかけとして住宅購入に対しポジティブになった方は4割超と、「特にない」(39.2%)を上回結果となりました。一方、「購入タイミングを延期した」と回答した方は1割に留まりました。

■中古住宅に対する興味の変化



コロナ禍前後で、住宅購入意向に対しポジティブになった方のうち約9割が中古住宅への興味が高まったと回答
「非常に高まった」(31.8%)
「高まった」(56.1%)
「変わらない」(12.1%)
「下がった、とても下がった」(0%)
※単一回答、n=66

 中古住宅に対する興味はどのように変化したでしょうか?

 コロナ禍前後での住宅検討状況がポジティブになった方へ中古住宅購入に対する興味の変化を聞いたところ、「非常に高まった」(31.8%)、「高まった」(56.1%)、「変わらない」(12.1%)、「下がった」(0%)、「とても下がった」(0%)という結果となり、9割超が中古中宅購入への興味が高まったことがわかりました。

■住宅購入したい(した)理由
家賃がもったいないと答えた方は5割
住まいの快適性や仕事環境を整えたい方が多い傾向
1位「家賃がもったいないため」(50.3%)
2位「広さや間取りなどの快適性を上げたいため」(40.5%)
3位「快適な仕事環境を整えたいため」(30.1%)
※複数回答、n=153

 続いて、住宅購入をしたい(した)理由について聞いてみたところ、1位は「家賃がもったいないため」(50.3%)という結果となりました。続く上位には「広さや間取りなどの快適性を上げたいため」や「快適な仕事環境を整えたいため」がランクインしました。コロナ感染防止対策の一環として在宅ワークや外出自粛など、出歩く機会が減少するとともに、住まいへの関心が高まり、住まいの快適性や仕事環境を整えたいと感じる方が多い結果となりました。





■中古住宅を購入したい(した)理由
リノベーションをきっかけに中古住宅を検討する方は約4割
1割が中古不動産購入を通じて環境負荷減を視野に入れるという結果に
1位「新築よりも費用を抑えられるから」(56.2%)
2位「同じ予算でも新築より条件(立地・間取りなど)の良い家に住めるから」(45.1%)
3位「リノベーションにより間取り・内装・デザインを自分好みにできるから」(39.2%)
※複数回答、n=153

 ”中古住宅”を購入したい(した)理由について質問したところ、1位「新築よりも費用を抑えられるから」(56.2%)、2位「同じ予算でも新築より条件(立地・間取りなど)の良い家に住めるから」(45.1%)と続き、3位には「リノベーションにより間取り・内装・デザインを自分好みにできるから」(39.2%)がランクインしました。リノベーションという手段が中古住宅購入を後押ししていることがわかりました。住宅購入の理由同様、住まいをより改善しようという傾向がこちらでも垣間見れました。

 また、1割超の方が「今ある建物を使うことで廃棄物や環境負荷を減らせるから」(12.4%)を選択。世界的にもSDGsの推進が叫ばれる中、中古住宅購入を通じた環境配慮への関心もみられました。



■コロナ禍前後における中古住宅購入で重視することの変化
増加率が高かったのは、リモートワーク(177%増)、コミュニティがしっかりしている(77%増)
減少率が高かったのは、駅からの距離(35%減)、通勤・通学の利便性(35%減)、間取り(19%減)
※複数回答、n=153

 コロナ禍前後において、中古住宅購入の際に重視する項目はどのように変化したでしょうか。

 増加率が高かった項目は、177%増加した「リモートワークが行いやすい環境」に続き、「コミュニティがしっかりしている」(77%増)という結果になりました。
中古マンションは管理組合などの運営状況やコミュニティを事前に確認できることがメリットの一つです。駐輪場が整備されているか、掲示板がしっかり運用されているかなど、管理状況からもコミュニティーが機能しているかを判断することができます。家にいる時間が長くなれば近隣住人とコミュニケーションをする機会も増えていきます。予めコミュニティが充実していることは住まいへの安心感や、快適性につながりますね。

 一方で減少率が高かったのは「駅からの距離」(35%減)、「通勤・通学の利便性」(35%減)、「間取り」(19%減)という結果となりました。コロナ感染防止対策の一環として在宅ワークや外出自粛など、出歩く機会が減少したことへの影響が垣間見られました。また「間取り」については、「Q:中古住宅を購入したい(した)理由」の上位に「リノベーションにより間取り・内装・デザインを自分好みにできるから」がランクインしたことを鑑みると、購入する時点の間取りは重視しない傾向にあるようです。




【総括】
 今回の調査では、コロナ禍以後において単身の方の住宅購入意向と中古住宅への関心が高まったことがわかりました。そして、引き続きコロナ禍の影響を受け、在宅ワークや外出自粛を行う中で、仕事環境を整えたい方や、住まいの快適性を求めている傾向がみられました。

 「リノベる。」の単身のお客様にも、食事も仕事もリラックスタイムも同じ部屋で過ごすことになり、オンオフの切り替えが難しいと感じて住宅購入を検討した、という方も多くいらっしゃいます。中古住宅を購入し自分のライフスタイルにあったリノベーションを行うことは、自分の生活の質を上げられるだけでなく、それらをより良い形で解決できることも多くあり、単身の方にとっても中古マンション購入+リノベーションは親和性が高いといえるのではないでしょうか。

 本調査を通して、自分らしく素敵に暮らすことを知るきっかけをご提供することで、ミッションである「日本の暮らしを、世界で一番、かしこく素敵に。」の実現を目指してまいります。

▼単身の方が参考にされているリノベーションに関連する記事
「結婚後マイホーム購入」はもう古い? 今を自分らしく生きる将来設計。(『リノベるJOURNAL』より)
https://www.renoveru.jp/journal/7746
今だから考えたい!働く女性の10年後の私の居場所(「リノベる。」サービスサイトより)
https://www.renoveru.jp/contents/joshi

【単身者の提案も多く行う「リノベる。」コーディネーター 小野寺 七海 より コメント】



 私たち「リノベる。」は、以前からお客様らしい豊かな暮らしを中古マンション購入+リノベーションという手段を通して届けてきましたが、その中で、単身のお客様も多くサポートしてきました。
 リノベる。へご来場される単身の方の多くは、ライフステージの変化が読めないため今購入すべきかも悩まれる方が多いです。もちろんそのあたりも含めた相談もお受けできます。多くの方に中古マンション購入+リノベーション事例を通して培ったナレッジにより、理想の暮らしを叶えるための提案とサポートが可能ですので、まずはお気軽にご相談ください。

▼調査概要



調査方法:webアンケート方式


調査対象:
20代~59代の東京、神奈川、埼玉、千葉の
コロナ禍以後において中古住宅を購入、もしくは
中古住宅を含む住宅購入を検討中の未婚の単身世帯の方
有効サンプル数:153名
調査実施日:2021年8月17日(火)~2021年8月20日(金)
調査主体:リノベる株式会社

※ 本リリース内容を掲載いただく際は、出典「リノベる調べ」と明記をお願いいたします。


リノベる株式会社 概要



 2010年より中古マンション探しとリノベーションのワンストップサービス「リノベる。」をスタート。リノベーション空間を備えたショールームを日本全国各地に展開し、物件探しから住宅ローン、リノベーションの設計・施工・インテリアまで、中古マンション探しとリノベーションの一連の流れをワンストップでサポートしています。また「都市創造事業」として、一棟リノベーション・コンバージョン、商業施設・オフィス設計など事業者向け不動産再生事業を行っています。人が集まる空間をデザインし、まちの魅力を高め、まちと人をつなぐ。企画、建築設計、施工をサポートし、未来に続く価値を生み出します。
 累計3,700戸超のリノベーション実績によって蓄積されたノウハウと、日本全国の不動産から工務店、金融機関まで網羅するネットワーク、積極的なテクノロジー活用で、中古マンション探しとリノベーションのワンストップサービスにおいて国内No.1の実績を有しています。さらに、そこから得られたデータ・知見をもとにリノベーション業界に特化したプロダクトを開発、業界に提供するプラットフォームサービスを展開しています。不動産、建築、金融の領域で、テクノロジーの活用とオープン化を推進しています。
会社名:リノべる株式会社

代 表:代表取締役 山下 智弘
資本金・資本剰余金:24億3,986万円
設 立:2010年4月
所在地:本社 東京都港区南青山5丁目4‐35 たつむら青山ビル
事業内容:テクノロジーを活用したリノベーション・プラットフォーム事業、マンション・戸建てのリノベーション、一棟リノベーション・店舗・オフィス・商業施設の設計施工及びコンサルティング

コーポレートサイトURL:https://renoveru.co.jp/
リノベる。URL:https://www.renoveru.jp/
都市創造事業URL: https://renoveru.co.jp/citycreate/

※1 ワンストップ型リノベーション件数(リフォーム産業新聞社刊『マンションリフォーム売上ランキング2020』にて、ワンストップサービスを手掛ける事業者として首位)
※2 総務省統計局「平成27年 国勢調査世帯構造等基本集計 結果の概要」(2015)
※3 国立社会保障・人口問題研究所『日本の世帯数の将来推計2018年推計』(2018)
※4 東京都『東京都世帯数の予測』(2019)

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